令和4年度の給食
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6月16日(木) 二色揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ワンタンスープ アメリカ料理の中で、最も家庭的なイメージのあるポーク・ビーンズは、日本の学校給食にも登場するほど馴染み深い料理です。 豚肉と豆をトマトなどで煮込んだこの料理は、タンパク質たっぷりで栄養的にも優れているので、みなさんのような育ち盛りの子供達にたくさん食べてほしい料理です。 日本では大豆を使いますが、本場アメリカでは白インゲン豆を使うことが多いそうです。 この料理のルーツは、家庭料理なので厳格な決まり事はないようです。豆の種類を変えたり、ベーコンを入れたり、スパイスで味を変えるなど、各家庭にレシピがある「お袋の味」と言っても良い料理です。 今日も給食調理員さんが、美味しく作ってくださいました。 残さずおいしくいただきましょう。
6月17日(金) ごはん、牛乳、ゼリーフライ、青菜とかんぴょうの和え物、高野豆腐の煮物 今日は、ゼリーフライについてお話します。 埼玉県の行田市の郷土料理です。 ゼリーフライとはひと言でいえば“おからコロッケ”のことです。おからに小麦粉を加え、そこに茹でてつぶしたジャガイモのほかタマネギなどの刻み野菜を混ぜあわせます。 これがゼリーフライのタネとなります。 このタネを小判の形に整えて揚げ、ウースターソースにくぐらせて完成です。 通常のコロッケと異なり小麦粉・卵・パン粉をつけないのが特長です。 ホクッとしたジャガイモの中に、これがおからだと分かるわずかなざらつき感があります。 おからとジャガイモの分量配分や、ソースの味などは店ごとにオリジナルで、微妙に味が異なるようです。 ゼリーフライという名前の“ゼリー”ですが、形が小判(銭)の形をしていることから銭フライがなまったとかいう説があります。 美味しいゼリーフライができました。 「ごちそうさまでした。」
6月20日(月) 黄金飯、牛乳、わらじかつ、小松菜のおかか和え、重忠汁 今日は、食育の日の献立で、「埼玉県の郷土料理」「黄金飯(こがねめし)」を紹介します。 埼玉県の秩父に伝わる黄金飯(こがねめし)とは、あわ、ひえ、きびが入ったご飯のことで、旅の途中に秩父に立ち寄った殿様がそれを見て、『黄金色に輝くご飯だ』と言ったことからその名がつきました。 現在では、お祭りごとやお祝いの時などのお膳に使われるようになっています。 また、わらじかつは履き物の草鞋(わらじ)みたいに、大きなとんかつです。 あっさりした衣の少ない、厚さが薄めのかつです。 また、「重忠汁」は現在の深谷市畠山で生れ、鎌倉幕府初期の御家人である「畠山重忠」にちなんでできた味噌仕立ての汁物です。 畠山重忠は、宇治川の合戦や一の谷の戦いで活躍し、忠勇無双の士として名高く、頼朝の2度の上洛には先陣を務めました。 この「重忠汁」は重忠が「荒川南岸にあるうぐいすの瀬」で石投げを好んだことから白玉団子を石に見立ててできた汁ものです。 地元、埼玉県の郷土料理をぜひ、味わってください。
6月21日(火) ごはん、牛乳、チャプチェ、トックスープ、手作りオレンジゼリー チャプチェとは、伝統的な韓国料理のひとつです。 一般的な家庭料理であり、韓国ではなじみ深い料理といえます。また、お祝いなどのおめでたい席や、家族が集まるときなどにも食べられています。 春雨のほか、ピーマン、にらなど彩り豊かな野菜やきのこ、牛肉の細切りなど、さまざまな具材を使った甘辛い味付けの炒め物です。 「雑菜(チャプチェ)」とは、「雑(チャプ)」は混ぜ合わせる、「菜(チェ)」はおかずという意味です。 給食では、春雨、豚肉、卵、ピーマン、もやし、にんにく、にらを使いました。 給食調理員さんが、おいしく作ってくださいました。 完食めざして、いただきましょう。
6月22日(水) パインパン、牛乳、いかのパフ焼き、アスパラサラダ、ミネストローネ ミネストローネは、「具だくさんのスープ」という意味で、イタリアの野菜スープです。 イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理です。 コロンブスによってトマトが持ち込まれるまでは、トマトを入れていなかったようです。 材料にはタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、さやいんげん、ベーコンなどが使われます。パスタ(ショートパスタやカペッリーニを短く折ったもの)や米を入れることもあります。 今日は、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、トマト、にんにく、マッシュルーム、鶏肉、マカロニを使って作りました。 味わっていただいてください。
6月23日(木) ごはん、牛乳、さばのみそ焼き、ごま和え、五目煮 五目煮は、なつかしい味の定番料理と言われています。 五目煮だから5種類の具材を使わなければならない……というわけではなく、実は4種類でも6種類でも構いません。「五目」という言葉には「たくさん」という意味があるからです。 多くは、大豆をにんじん・ごぼう・こんにゃく・昆布などとともに甘辛く煮ます。 今日は、大豆、鶏肉、凍り豆腐、昆布、ごぼう、にんじん、こんにゃく、たけのこ、さやいんげんと9種類の材料を使った五目煮です。 かつお節のだしで、材料を煮て、砂糖、醤油、お酒で味をつけました。 美味しく召し上がってください。
6月24日(金) カレーライス、牛乳、じゃこのサラダ 牛島小学校のカレーライスのにんじんは、星型です。 みなさんのカレーには、星型ににんじんがありましたか? さて、じゃこのサラダのちりめんじゃこは、一般的にはカタクチイワシを使用しますが、ほかに、マイワシ、ウルメイワシ、シロウオ、イカナゴなどの体長1~4センチメートルのじゃこを、食塩水でゆでて干した「しらす干し」のことを言います。 広げて天日干しにしたときに、絹織物のちりめんのように見えることに由来するようです。 鮮魚の状態をしらすということから、生乾きのものをしらす干しとよび、よく乾燥させたものをちりめんじゃこと区別することもあります。 ちりめんじゃこは、牛乳と共にカルシウムを多く含む食品の代名詞ともなっているほどです。成長が著しいみなさんには、カルシウムがとても必要ですので、進んで食べてください。 今日もおいしく召し上がってください。
6月27日(月) きつねうどん、牛乳、かき揚げ、おろし和え きつねうどんは、今から130年程前の明治26年、大阪の船場にあるうどん店「松葉家(現・うさみ亭マツバヤ)」で、添え物として出した油揚げを、客が素うどんにのせて食べたことが、きつねうどんの始まりといわれます。 油抜きした油揚げは、だし汁、砂糖、醤油などで甘辛く煮含めます。 給食では、油揚げを食べやすく、1枚の油揚げを16等分に切り油ぬきして、砂糖、醤油、みりんで煮て、出来上がった汁に入れています。 給食では、汁は、油揚げのほかに、豚肉、にんじん、たまねぎ、ほうれん草を使いました。 きつねうどんには、かき揚げの相性もぴったりだと思います。 完食目指して、おいしくいただきましょう。
6月28日(火) ごはん、牛乳、あじの梅焼き、ごま酢和え、生揚げのそぼろ煮、あじさいゼリー 今日は、入梅にちなんだ献立です。梅雨の献立を考えましたが、・・・・・ 何と、昨日関東地方は梅雨明けをしました。 今年は、梅雨の時期が短かったですね。 毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入ります。 古くから梅の時期とされる六月。 梅の熟し具合で一年のうちで梅仕事ができるのは、この時期だけです。 梅には疲労回復に効果があるといわれる“クエン酸”、“リンゴ酸”が豊富で、防腐効果や食欲増進、腸の働きもよくします。 この時期に、梅を食べることは良い効果があります。 体調を崩しやすい時季ですので、梅の効果で乗り切りましょう。 美味しく召し上がってください。
6月29日(水) 藤の牛島パン、牛乳、グラタン、ツナとひじきのサラダ、じゃがいものコンソメスープ煮 今日は、牛島小学校のオリジナルパンの藤の牛島パンです。 ブルベリージャムとクリームチーズがよく合って、美味しいパンです。 グラタンは、フランスのドーフィネ地方が発祥の地といわれる郷土料理から発達した料理です。 オーブンなどで、料理の表面を多少焦がすように調理するという調理法、およびその調理法を用いて作られた料理の両方を意味します。 この調理法で作ったものはすべてグラタンであり、デザート用に作られるものなどもあります。 主にマカロニがベースとして入ることが多いです。 今日のグラタンも、マカロニをベースに使いました。 美味しくいただいてください。