第2回校内授業研究会
<指導者>
〇埼玉大学教育学部附属小学校 教諭 波戸内 友 基 様 (国語科)
<研究授業について>
〇 第3学年1組 国語「おすすめの一さつを決めよう」
〇 指導の手立て
・必然性のある話題の設定
・話合いの振り返りを共有
・話合いで使う言葉や効果的な方法の整理
<授業記録>
1.前時の学習を振り返り、本時の課題を確認する。
2.「1年生に紹介するおすすめの一冊」について、話合いの仕方を確認する。
3.「1年生に紹介するおすすめの一冊」について、班で話し合う。
4.「1年生に紹介するおすすめの一冊」についての話合いを振り返る。
5.本時のまとめをする。
6.学習の振り返りをする。
<指導講評より>
(授業のよさ)
・1冊の本を決める言語活動の位置づけ
・子供の問題意識を高め、本時の明確なめあてへ(主体的な学びへ)
・前時の話合いの振り返り、本時の学習活動へ見通し
・ICT活用のポイントを絞った指導 ⇒ 視点の提示
・子供たちの学びの焦点化 ⇒ 1年生へ紹介する一冊を決める話合い
・モニター担当者が、話合いをよく見て称賛(GOODカード)
・楽しい学びの成立
(よりよい授業へ)
・質の高い話合いへ(3・4年生で各学期に1回ずつある)
◆子供の対話 「私も、~~と思うよ。」、「今のそれいいね。私は、~~と思うよ。」
◆教師の意味づけ 「今の言葉いいね。」、「考えがまとまっていってよかったね。」
・子供にグルーピングも考えさせるとよい。
・学びとは、授業のはじめと終わりに変容を感じること
例)一年生の振り返りは、マークのみでもよい。今日の学び楽しかったという感情を表出させたい。
・無自覚を自覚させること ⇒ 本時では、「話すこと・聞くこと」をしているかどうか