2017年12月の記事一覧
小淵山観音院仁王門『新編図録春日部の歴史』からのご紹介32
小渕地区にある小淵山観音院(こぶちざんかんのんいん)では、春日部市指定文化財の仁王門が参詣者を出迎えてくれます。元禄2年(1689)に建てられたといわれる、お寺の門としては市内で最も古い建造物です。
仁王門は、正面から見ると、4本の柱によって三つの柱の間がつくられるので「三間(さんげん)」、そのうち一つの間が通路となることから「一戸(いっこ)」となっています。また2階部分に回廊(かいろう)が巡る門を「楼門(ろうもん)」と分類するので、これらをまとめて「三間一戸形式の楼門」と呼ばれます。
仁王門の屋根は、現在は瓦葺きですが、創建当初は茅葺き(かやぶき)でした。また、門の内部には鐘(かね)がつるされ、鐘楼(しょうろう:鐘つき堂)の役割もありました。
平成23年の東日本大震災で、仁王門に柱のゆがみなどが生じたため、平成25~26年度に半解体をし、修理工事を行いました。修理工事では、ジャッキアップをして鉄骨の仮柱を設置し、ゆがみを直しました。また柱の最も下の痛みがひどい部分を、根継ぎ(ねつぎ)という方法で、新しい部材に交換しました。
お正月の三ヶ日には境内がライトアップされます。小淵山観音院に初詣にお出かけの際は、ぜひ仁王門もじっくりとご覧ください。
*小淵山観音院は、寺の名前を示す際は地名の「小渕」ではなく、「小淵」という漢字を使用します。
「小渕山観音院仁王門」『新編 図録 春日部の歴史』106ページ
仁王門は、正面から見ると、4本の柱によって三つの柱の間がつくられるので「三間(さんげん)」、そのうち一つの間が通路となることから「一戸(いっこ)」となっています。また2階部分に回廊(かいろう)が巡る門を「楼門(ろうもん)」と分類するので、これらをまとめて「三間一戸形式の楼門」と呼ばれます。
仁王門の屋根は、現在は瓦葺きですが、創建当初は茅葺き(かやぶき)でした。また、門の内部には鐘(かね)がつるされ、鐘楼(しょうろう:鐘つき堂)の役割もありました。
平成23年の東日本大震災で、仁王門に柱のゆがみなどが生じたため、平成25~26年度に半解体をし、修理工事を行いました。修理工事では、ジャッキアップをして鉄骨の仮柱を設置し、ゆがみを直しました。また柱の最も下の痛みがひどい部分を、根継ぎ(ねつぎ)という方法で、新しい部材に交換しました。
お正月の三ヶ日には境内がライトアップされます。小淵山観音院に初詣にお出かけの際は、ぜひ仁王門もじっくりとご覧ください。
*小淵山観音院は、寺の名前を示す際は地名の「小渕」ではなく、「小淵」という漢字を使用します。
「小渕山観音院仁王門」『新編 図録 春日部の歴史』106ページ
手作り季節展示を展示してます
もういくつねるとお正月~♪
資料館も小さな手作り門松をかざり、新年を迎える準備をしました。
ぜひ、見にきてください。
資料館は、12月29日(金)から1月3日(水)まで休館させていただきます。
資料館も小さな手作り門松をかざり、新年を迎える準備をしました。
ぜひ、見にきてください。
資料館は、12月29日(金)から1月3日(水)まで休館させていただきます。
イチゴの出荷『新編図録春日部の歴史』からのご紹介31
12月も終わりが近づき、イチゴがおいしい季節になりました。
今回ご紹介する写真は、昭和48年ごろの庄和農業協同組合でのイチゴの出荷作業の様子です。
昭和30年ごろから、米の生産調整や農業経営の転換が呼びかけられたことにより、米以外の作物を生産する農家の方が増えました。市内では、フリージアの花やトマト、ナス、キュウリ、モモなどが作られました。
イチゴの栽培は、最初は水田の裏作として露地栽培で始まり、トンネル状のビニールをかけての栽培から、ビニールハウスでの栽培に変化しました。作られたイチゴは、春日部市内や東京、横浜の市場に出荷されました。イチゴ狩りができる観光農園が始まったのは平成に入ってからです。
市内で昭和40~50年ごろ生産されたイチゴの品種は、写真の出荷箱に表示されているように「埼玉ダナー」です。「イチゴといえば埼玉ダナー」というほど、全国的に知名度が高い品種でした。現在流通している品種と比べると酸味が強く、牛乳と砂糖をかけてつぶして食べたことをご記憶の方も多いかと思います。現在は「女峰」や「とちおとめ」の品種が主に作られています。
今回ご紹介した写真のように、昭和時代の写真でも、市内の当時の様子を記録したものとして非常に貴重な資料になる場合があります。大掃除でアルバムなどを処分をする際は、文化財保護課、郷土資料館にご提供いただければ幸いです。
「イチゴの出荷」『新編 図録 春日部の歴史』260ページ
今回ご紹介する写真は、昭和48年ごろの庄和農業協同組合でのイチゴの出荷作業の様子です。
昭和30年ごろから、米の生産調整や農業経営の転換が呼びかけられたことにより、米以外の作物を生産する農家の方が増えました。市内では、フリージアの花やトマト、ナス、キュウリ、モモなどが作られました。
イチゴの栽培は、最初は水田の裏作として露地栽培で始まり、トンネル状のビニールをかけての栽培から、ビニールハウスでの栽培に変化しました。作られたイチゴは、春日部市内や東京、横浜の市場に出荷されました。イチゴ狩りができる観光農園が始まったのは平成に入ってからです。
市内で昭和40~50年ごろ生産されたイチゴの品種は、写真の出荷箱に表示されているように「埼玉ダナー」です。「イチゴといえば埼玉ダナー」というほど、全国的に知名度が高い品種でした。現在流通している品種と比べると酸味が強く、牛乳と砂糖をかけてつぶして食べたことをご記憶の方も多いかと思います。現在は「女峰」や「とちおとめ」の品種が主に作られています。
今回ご紹介した写真のように、昭和時代の写真でも、市内の当時の様子を記録したものとして非常に貴重な資料になる場合があります。大掃除でアルバムなどを処分をする際は、文化財保護課、郷土資料館にご提供いただければ幸いです。
「イチゴの出荷」『新編 図録 春日部の歴史』260ページ
体験講座しめ縄づくりを開催しました
「よいお年を!」という挨拶が飛び交う季節になりましたね。
先週に引き続き、平成29年12月16日(土)、郷土資料館体験講座「しめ縄を作って新年を迎えよう」を開催しました。
はじめに、半紙をつかって紙垂(しで)をつくった後、稲わらから縄をつくる縄ない。実は、この作業が今日一番の難しいところ。しかし、大人も子どもも、参加された皆さん、縄がなえました。
お子さんの縄ないをお母さんがパチリ。「はじめての縄ない」記念になりますよね。
そして最後に稲束を三つ編みにする「ごぼうじめ」(しめ縄)をつくりました。
ご家族や隣の方と皆さん、力を合わせて、立派なしめ縄をつくっていただけたようです。
参加者からは、「よい年が迎えられそう」「すべて手作りで感激しました」と感想をいただきました。
郷土資料館主催の年内行事も今日で最後。よいお年を。
・・・でもブログは更新しますよ。
先週に引き続き、平成29年12月16日(土)、郷土資料館体験講座「しめ縄を作って新年を迎えよう」を開催しました。
はじめに、半紙をつかって紙垂(しで)をつくった後、稲わらから縄をつくる縄ない。実は、この作業が今日一番の難しいところ。しかし、大人も子どもも、参加された皆さん、縄がなえました。
お子さんの縄ないをお母さんがパチリ。「はじめての縄ない」記念になりますよね。
そして最後に稲束を三つ編みにする「ごぼうじめ」(しめ縄)をつくりました。
ご家族や隣の方と皆さん、力を合わせて、立派なしめ縄をつくっていただけたようです。
参加者からは、「よい年が迎えられそう」「すべて手作りで感激しました」と感想をいただきました。
郷土資料館主催の年内行事も今日で最後。よいお年を。
・・・でもブログは更新しますよ。
豊春駅前で市内の古写真展
昨日、豊春駅に併置している東武ストア豊春店さんにうかがいました。
東武ストア豊春店さんで、開店30周年を記念として「いにしへ写真館」という催しものを開催しています。
この「写真展」には、郷土資料館で所蔵する市内の古写真を展示していただいています。
古写真を展示するだけでなく、「30年後の東武ストア」として宮川小学校の児童の皆さんが予想して描いた未来の「東武ストア」も展示されていました。
夕食前でお忙しい時間帯でしたが、この催しものを企画された店長さんにお話をうかがったところ、お客様の反響がよく、大変好評とのことでした。
この「いにしへ写真館」は年内いっぱいは開催するそうです。
東武ストア豊春店さんは、豊春駅構内改札口を出てすぐです。
お近くの方はお立ち寄りいただければと思います。
東武ストア豊春店さんで、開店30周年を記念として「いにしへ写真館」という催しものを開催しています。
この「写真展」には、郷土資料館で所蔵する市内の古写真を展示していただいています。
古写真を展示するだけでなく、「30年後の東武ストア」として宮川小学校の児童の皆さんが予想して描いた未来の「東武ストア」も展示されていました。
夕食前でお忙しい時間帯でしたが、この催しものを企画された店長さんにお話をうかがったところ、お客様の反響がよく、大変好評とのことでした。
この「いにしへ写真館」は年内いっぱいは開催するそうです。
東武ストア豊春店さんは、豊春駅構内改札口を出てすぐです。
お近くの方はお立ち寄りいただければと思います。
細石器『新編図録春日部の歴史』からのご紹介30
細石器(さいせっき、細石刃(さいせきじん))は、今から約1万5千年前、日本列島の旧石器時代最終末期に使われた石器です。日本だけではなく世界各地で発見されており、英語では、microlith(マイクロリス)と呼ばれています。
細石刃は長さが1~1.5㎝と、大変小型で厚さも2㎜程度で、あたかもカミソリの刃のような石器です。春日部市内では、米島地内の「米島貝塚」や西金野井地内の「風早遺跡」で発掘されています。この他、細石刃核(さいせきじんかく)と呼ばれる、細石器を作り出す素材の石器も見つかっており、細石刃核に残る溝状の跡から、連続して剥ぎ取りながら細石器が作られた技術がわかります。
細石器は、動物の骨や木などに複数埋め込まれ、全体として大きな刃を作って、槍の先やナイフとして用いられたと考えられています。海外の遺跡では、木製や骨角製の柄についたままの細石器が発見されています。また、刃の欠損した細石器のみを取り換えながら使われていたと考えられ、石器の作り方に技術の大きな進歩がうかがえます。これらの一部は郷土資料館の常設展示で公開しています。
「旧石器人の道具」『新編 図録 春日部の歴史』8ページ
1は米島貝塚、2~5は風早遺跡出土。1、2が細石刃核、3~5が細石器。
細石刃は長さが1~1.5㎝と、大変小型で厚さも2㎜程度で、あたかもカミソリの刃のような石器です。春日部市内では、米島地内の「米島貝塚」や西金野井地内の「風早遺跡」で発掘されています。この他、細石刃核(さいせきじんかく)と呼ばれる、細石器を作り出す素材の石器も見つかっており、細石刃核に残る溝状の跡から、連続して剥ぎ取りながら細石器が作られた技術がわかります。
細石器は、動物の骨や木などに複数埋め込まれ、全体として大きな刃を作って、槍の先やナイフとして用いられたと考えられています。海外の遺跡では、木製や骨角製の柄についたままの細石器が発見されています。また、刃の欠損した細石器のみを取り換えながら使われていたと考えられ、石器の作り方に技術の大きな進歩がうかがえます。これらの一部は郷土資料館の常設展示で公開しています。
「旧石器人の道具」『新編 図録 春日部の歴史』8ページ
1は米島貝塚、2~5は風早遺跡出土。1、2が細石刃核、3~5が細石器。
収蔵資料の紹介更新しました
郷土資料館の収蔵資料の紹介ページを更新しました。
今回は追加したのは、北条氏政の感状、三峰神社の眷属箱、西金野井回漕店の板木、の3点です。
北条氏政の感状は、春日部市の指定有形文化財の中世文書です。
わかっている限りでは、市内に現在ある中世文書としては唯一のものです。
昨年度、市内個人の方から郷土資料館にご寄贈いただきました。
三峰神社の眷属箱は、以前このブログでも少し紹介したものです。
三木一彦先生の講演会をうけて、いろいろわかったことを解説に書き加えさせていただきました。
西金野井回漕店の板木は、出前講座の準備で、当館で所蔵している資料群を見直していたときに発見した、収蔵庫の掘り出し物です。
西金野井は江戸川の河岸場としてにぎわいましたが、残念ながら史資料があまり残っておらず、詳しいことがよくわかっておりません。
この板木は回漕業の一端を伝えるものとして貴重な資料です。
詳しい解説は各ページをご覧ください。
今回は追加したのは、北条氏政の感状、三峰神社の眷属箱、西金野井回漕店の板木、の3点です。
北条氏政の感状は、春日部市の指定有形文化財の中世文書です。
わかっている限りでは、市内に現在ある中世文書としては唯一のものです。
昨年度、市内個人の方から郷土資料館にご寄贈いただきました。
三峰神社の眷属箱は、以前このブログでも少し紹介したものです。
三木一彦先生の講演会をうけて、いろいろわかったことを解説に書き加えさせていただきました。
西金野井回漕店の板木は、出前講座の準備で、当館で所蔵している資料群を見直していたときに発見した、収蔵庫の掘り出し物です。
西金野井は江戸川の河岸場としてにぎわいましたが、残念ながら史資料があまり残っておらず、詳しいことがよくわかっておりません。
この板木は回漕業の一端を伝えるものとして貴重な資料です。
詳しい解説は各ページをご覧ください。
郷土資料館体験講座「しめ縄を作って新年を迎えよう」を開催しました
平成29年12月10日(日)、郷土資料館体験講座「しめ縄を作って新年を迎えよう」が開催されました。
最初に、半紙を使い紙垂を作成した後、しめ縄本体の作成をしました。2人が両端を持ち、ねじって作成したしめ縄は、新年を迎えるのにふさわしい立派な物が完成しました。
参加者からは、「手作りのしめ縄は、感激です」「難しかったけど楽しかった」と感想をいただきました。2回目のしめ縄作りは、12月16日(土)に行います(事前申込必)。
最初に、半紙を使い紙垂を作成した後、しめ縄本体の作成をしました。2人が両端を持ち、ねじって作成したしめ縄は、新年を迎えるのにふさわしい立派な物が完成しました。
参加者からは、「手作りのしめ縄は、感激です」「難しかったけど楽しかった」と感想をいただきました。2回目のしめ縄作りは、12月16日(土)に行います(事前申込必)。
不動院の図『新編図録春日部の歴史』からのご紹介29
春日部市小渕にあった不動院は、戦国時代から近世を通じて関八州(かんはっしゅう)の修験宗(しゅげんしゅう、修験道:しゅげんどう)を支配しました。関八州とは、江戸時代までの国である相模(さがみ)・ 武蔵(むさし)・安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)・ 下野(しもつけ)の8国のことで、現在の関東地方にほぼ一致します。また、修験宗とは、山伏(やまぶし)の活動に代表される山岳で修行し悟りをひらく宗教です。
このような不動院は、徳川幕府からも100石(こく)という寺領を認められた大寺院でした。
江戸時代に隆盛をきわめた修験宗は、明治5年(1872)の修験禁止令によって衰退します。不動院は、明治42年(1909)から大正5年(1916)にかけて、東京の砂村(現:江東区南砂)へ移転しました。この砂村の不動院は、昭和20年(1945)の東京大空襲で焼失し、昭和23年(1948)に正法院(現:東京都台東区竜泉)に合併されました。
今回ご紹介する「不動院の図」は、文政元年(1818)に記された『日光巡拝図誌』という書物に掲載されているものです。不動院入口からの広大な境内地と、巨大な本堂、また小渕砂丘と考えられる山の上には、祠(ほこら)とともに「神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)の祠 役ノ行者ナリ」と記され、最も高いところには修験宗の宗祖である役行者がまつられている様子がわかります。
出典:『日光巡拝図誌』国立公文書館内閣文庫所蔵
「不動院・観音院と円空仏」『新編 図録 春日部の歴史』106ページ
このような不動院は、徳川幕府からも100石(こく)という寺領を認められた大寺院でした。
江戸時代に隆盛をきわめた修験宗は、明治5年(1872)の修験禁止令によって衰退します。不動院は、明治42年(1909)から大正5年(1916)にかけて、東京の砂村(現:江東区南砂)へ移転しました。この砂村の不動院は、昭和20年(1945)の東京大空襲で焼失し、昭和23年(1948)に正法院(現:東京都台東区竜泉)に合併されました。
今回ご紹介する「不動院の図」は、文政元年(1818)に記された『日光巡拝図誌』という書物に掲載されているものです。不動院入口からの広大な境内地と、巨大な本堂、また小渕砂丘と考えられる山の上には、祠(ほこら)とともに「神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)の祠 役ノ行者ナリ」と記され、最も高いところには修験宗の宗祖である役行者がまつられている様子がわかります。
出典:『日光巡拝図誌』国立公文書館内閣文庫所蔵
「不動院・観音院と円空仏」『新編 図録 春日部の歴史』106ページ
武里小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました
平成29年12月6日(水)午後に武里小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました。
児童たちは、カタカナで書かれた小学校の教科書を見て、ひらがなで書かれた今の教科書との違いを発見したり、少し前まで実際に使われていた冷蔵庫や洗濯機など身近な道具を見て、昔との生活の違いに驚いていました。
ちょうど武里小学校が見学している時に、ご年配の方が郷土資料館に来館してくださり、児童たちと一緒に展示を見学して、楽しそうにお話しをされていました。
郷土資料館では、3月18日(日)まで「くらしのうつりかわり―懐かしの暮らしと道具展」を開催しており、昔の懐かしい道具や写真を展示しています。小さなお子様からご年配の方まで、一緒に楽しめる展示となっております。ぜひ遊びにいらしてください。
児童たちは、カタカナで書かれた小学校の教科書を見て、ひらがなで書かれた今の教科書との違いを発見したり、少し前まで実際に使われていた冷蔵庫や洗濯機など身近な道具を見て、昔との生活の違いに驚いていました。
ちょうど武里小学校が見学している時に、ご年配の方が郷土資料館に来館してくださり、児童たちと一緒に展示を見学して、楽しそうにお話しをされていました。
郷土資料館では、3月18日(日)まで「くらしのうつりかわり―懐かしの暮らしと道具展」を開催しており、昔の懐かしい道具や写真を展示しています。小さなお子様からご年配の方まで、一緒に楽しめる展示となっております。ぜひ遊びにいらしてください。
第7回春日部市民俗芸能公開事業が開催されました。
今年度は、「神楽囃子が聴こえる~榎・倉常・不動院野の共演~」をテーマに神楽囃子を継承する3団体(榎囃子神楽連、倉常神楽ばやし保存会、東不動院野神楽保存会)の方々が素晴らしい神楽囃子を披露されました。
第1部は各団体の神楽を、第2部では3団体が一堂に舞台に上がり、団体ごとにお囃子(五人囃子)をメドレーし、迫力のあるお囃子の音色が会場を包みました。各団体からは小学生の出演者を交え、日頃の練習の成果を発揮し、堂々とした神楽囃子を披露いただきました。通常は地域の祭礼に限って披露される民俗芸能を、舞台で観覧できる貴重な機会ですので、ぜひ来年度には多くの皆さまのお越しをおまちしております。(開催については、広報やホームページでお知らせします。)
【第1部】
倉常の神楽「ヒョットコ」
不動院野の神楽「種蒔き」
【第2部】
お囃子メドレー
庄和図書館で作家三上於菟吉展開催中
庄和図書館のふれあいギャラリーにて、郷土資料館の出張展示を行っております。
夏季展示「初代直木賞選考委員 三上於菟吉を知っていますか?」展のダイジェスト版です。
展示では、三上於菟吉と夫人長谷川時雨の写真や、於菟吉の代表的な著作など69点を紹介しております。写真は今回初めて紹介させていただくものもあります。また、著作は、一部お手に取ってご覧いただけるものもございます。
小さなスペースではありますが、大正から昭和前期にかけて文壇で活躍した、郷土ゆかりのベストセラー作家である三上於菟吉について、ぜひご観覧ください。
会期は12月25日(月)までとなっております。文学ファンの方は、お見逃しなく。
夏季展示「初代直木賞選考委員 三上於菟吉を知っていますか?」展のダイジェスト版です。
展示では、三上於菟吉と夫人長谷川時雨の写真や、於菟吉の代表的な著作など69点を紹介しております。写真は今回初めて紹介させていただくものもあります。また、著作は、一部お手に取ってご覧いただけるものもございます。
小さなスペースではありますが、大正から昭和前期にかけて文壇で活躍した、郷土ゆかりのベストセラー作家である三上於菟吉について、ぜひご観覧ください。
会期は12月25日(月)までとなっております。文学ファンの方は、お見逃しなく。
神楽囃子が聴こえる~榎・倉常・不動院野の共演~
いよいよ12月3日(日)「神楽囃子が聴こえる~榎・倉常・不動院野の共演~」と題しまして、第7回民俗芸能公開事業が行われます。
春日部市指定文化財の榎の囃子神楽(はやしかぐら)、倉常の神楽ばやし、不動院野の神楽を一度に見られる舞台となっております。特に3つの保存団体の皆様による「祭り囃子」のリレーが見どころです。
皆様のご来場をお待ちしております。
開催日時:平成29年12月3日(日)13時10分開演(12時50分開場)
開催場所:庄和地区公民館(正風館)大ホール
所 在 地:春日部市大衾307番地1(南桜井駅北口より徒歩8分)
定員:500人
費用:入場無料
申込:不要。直接会場へお越しください。
※駐車場に限りがありますので公共交通機関のご利用をお願いいたします。
第7回春日部市民俗芸能公開事業開催のおしらせ
春日部市指定文化財の榎の囃子神楽(はやしかぐら)、倉常の神楽ばやし、不動院野の神楽を一度に見られる舞台となっております。特に3つの保存団体の皆様による「祭り囃子」のリレーが見どころです。
皆様のご来場をお待ちしております。
開催日時:平成29年12月3日(日)13時10分開演(12時50分開場)
開催場所:庄和地区公民館(正風館)大ホール
所 在 地:春日部市大衾307番地1(南桜井駅北口より徒歩8分)
定員:500人
費用:入場無料
申込:不要。直接会場へお越しください。
※駐車場に限りがありますので公共交通機関のご利用をお願いいたします。
第7回春日部市民俗芸能公開事業開催のおしらせ