2024年9月の記事一覧
子ども大学かすかべ入学式・1日目講義
【令和6年度「第13期 子ども大学かすかべ」が始まりました】
子ども大学は、こどもの学ぶ力や生きる力を育み、地域で地域のこどもを育てていくことを目的として、大学の先生や地域の専門家等が講師となり、こどもの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を行う事業です。
春日部市では平成24年度から、共栄大学、公益社団法人春日部青年会議所、春日部市教育委員会の3者で実行委員会を組織し、小学校4年生から6年生までの児童を対象に「子ども大学かすかべ」を開校し、今期で第13期目を迎えます。
9月7日(土)、春日部新庁舎ひだまりホールで行われた入学式で、須田学長兼実行委員長は、「大学での学びの特徴は『なぜ?どうして?』といった疑問をもちながら、探究することです。子ども大学では『はてな学』『ふるさと学』『生き方学』の3つの分野で、体験し楽しく学んでください。」と入学生を歓迎しました。
また鎌田教育長は、「今年度の学習テーマは『春日部の魅力を考えよう!』です。自分で面白いと感じるものと出会い『春日部をもっと好きになる、もっと知りたくなる』ことを期待しています。」と激励の言葉を贈りました。
これを受け、入学生代表児童は「地元の食材に触れての調理体験が楽しみです。ここで学ぶことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。
入学式に続いての1日目の講義は、春日部フィルハーモニー管弦楽団の3人の先生方による「クラシック名曲コンサート~お料理を食べちゃった犯人は誰だ?~」です。先生の大好きな宅配ピザを食べた犯人を見つける、演奏と謎解きの講義が始まりました。
犯人は、名作曲家であるバッハ・モーツァルト・ベートーヴェンの中のうちの一人。3人の代表的な曲の演奏を聴きながら、繰り出された資料をもとに見事?犯人にたどり着きました。
謎解き解決後は、リコーダーでのクラッシック体験。ベートーヴェンの第9「歓びのうた」を講師の先生の指導で練習です。さすが普段から音楽の授業でリコーダーに親しんでいる小学生、短時間でマスターできました。
最後は講師の先生方のピアノ、バイオリン、そしてこどもたちのリコーダーによる「歓びのうた」の演奏がひだまりホールに響き、第1日目の講義が終了しました。こどもたちは「音楽のまち春日部」を体感できたことと思います。
講師の春日部フィルハーモニー管弦楽団の皆さん、会場準備や児童支援をしてくださった共栄大学学生ボランティアの皆さん、ご協力ありがとうございました。
かすかべこどもフェスタ in イオンモール
8月20日(火)~8月25日(日)春日部市と包括的連携協定を締結しているイオンモール春日部にて、パネル展示と青少年体験活動事業「イオンこどもフェスタ」を実施しました。
主な体験活動内容は、「漢検桃鉄『地名漢字っておもしろい』」(日本漢字能力検定協会)、「ジャンボかるた体験会」(社会教育課)、「野外での活動体験」(春日部ボーイスカウト連絡協議会)、「見てみよう!おどってみよう!日本の文化を」(春日部市文化連合会)でした。
8月24日(土)ボーイスカウト体験。遊びながら新しい知識を得る活動体験では、新聞紙で作る防災スリッパに挑戦したり、SDGsゲーム&クイズで楽しみました。(協力:春日部ボーイスカウト連絡協議会)
8月24日(土) 漢検桃鉄「地名漢字っておもしろい」。人気ゲーム『桃鉄』を題材に、すごろくをベースとした漢検オリジナル教材で、日本全国の駅名の読み方や書き順を回答しながら得点を競います。オリジナルの日本全国路線図を使っての教材は、 こどもだけでなく家族で楽しめる内容でした。 (協力 日本漢字能力検定協会)
体験活動の他にも、春日部の社会教育団体の活動紹介パネル展示や、こどもたちの読書支援のための「夏休みこどもライブラリ」の設置など、夏休みの終わりにこどもたちに楽しみを提供してくれました。ご準備いただいた関係団体の皆様、ご協力ありがとうございました。