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豊野小学校第3学年が郷土資料館を見学しました
令和5年11月17日(金)に豊野小学校第3学年が郷土資料館を見学しました。
豊野小は毎年郷土資料館に見学に来てくれるお得意さん♪
あいにくのお天気でしたが、今年も社会科校外学習の一環として訪れてくれました!
企画展示室では、昔の家庭で使っていた道具や、学校で使っていた勉強道具などについて職員から解説を受け、見学をしました。
現代では学校でノートを使うのが当たり前ですが、昔は石盤(せきばん)というものが使われていました。まるで一人用の黒板のようなもので、書いては消して使用していたため、記録を残すようなことは出来ません。紙が今よりも貴重だった時代を感じ取ってもらえたでしょうか。
千歯扱きを使って、脱穀の体験もしました!
常設展示室では、竪穴式住居などの説明を受けました。
竪穴式住居の中の炉(ろ)は、どんな役割があったのかなど、クイズのように児童に考えてもらいました。炉は火を燃やすところなので、調理、暖房、明かりなどの役割があり、たくさんの子が手をあげて答えようとしてくれましたね!
よくメモを取る姿も印象的でした!
『ぼくら、遊びじゃなくて“学び”に来てるんで』とでも言わんばかりの熱心さ!
郷土資料館のおもちゃに興味を持ってくれた子は、ぜひ郷土資料館のワークショップに来てください!
11月19日(日)は発泡スチロール飛行機、12月10日(日)はパタパタ(いた返し)を作るよ!(宣伝)
郷土資料館の中では、“走らない・大声をださない”など、最初にした約束をちゃんと守ってくれた、しっかり者の豊野小3年生でした!
また来てくださいね♪
市民の方たちと読む古文書
11月4日、市民の方たちと郷土資料館所蔵の古文書を読む、古文書勉強会を開催しました。ほごログでの紹介はご無沙汰していますが、古文書勉強会は、月に一度の頻度で、市民の皆さんが主体になって決まったテキストを講読するものです。引き続き「宝暦度より酒造用留」を読み進めています。
上は講読の様子。史料の読み合わせをしているところです。皆さん、机にしがみつくように、テキスト(古文書)を見ています。お互いの顔を見るよりも、古文書を見ているのが、至福の時間な、皆さんです。
だんだんと読むスピードがあがってきており、かなり進捗しましたが、史料の後半は癖のある筆で書かれており、いくつか疑問や疑義の残るものが出てきました。いくつか紹介しまししょう。
「藤次右衛門儀」と書かれていますが、この「儀」という字が読みづらいと意見がありました。
この筆の人物は、「儀」をこんな風にも書くようです。
「御非文之儀」。いずれも人偏の「儀」ですが、皆さんに配布している紙焼きのテキストでは不鮮明でもあり、なかなか読むのが厳しいところもあるようですが、くずし字の字典などでみれば筆順なども間違いないかと思います。
「儀」ではないか、との意見もあった字がこちらです。
「いたし候趣」と読みますが、最後の文字の「趣」が「儀」に似ているとの指摘でした。
しかし、よく見ると、篇にあたる部分に横の筆があり、「土」のようなくずしになっていること、旁の部分が「義」だとすると、画数が少ないことから、「儀」ではなく「趣」という結論に至りました。
このように、話し合いながら、読み進めているのですが、どうにも読めなかった箇所が次の部分です。
「一、借家物置家 壱ケ所
但★から★壱組
右ニ付候道具一式相添
代金 」
と書かれていますが、但し書きの部分は何が一組なのか。
皆さんと一緒に悩み、★の部分が結局埋められませんでした。
今、再考してみて「此から臼」ではどうかなとの結論に至りましたが、いかがでしょうか。
次回、改めて皆さんで検討したいと思います。
武里西小学校第3学年が郷土資料館を見学しました
令和5年10月31日(火)に武里西小学校第3学年が郷土資料館を見学しました。
今日は楽しい社会科見学のようです♪
最初に羽子板屋さんを見学してから、徒歩で資料館に来てくれました。
企画展示室では、まだ電気が普及しきっていなかった時代の家庭の道具や、農具、勉強道具について職員から解説を受けました。
また、千歯扱き(せんばこき)を使った、脱穀体験もしてもらいました。
脱穀の時、手にプツプツとした感触が伝わり、「楽しかった」「気持ちよかった」という感想が聞かれました。
常設展示室では竪穴式住居の中をのぞき、職員の質問に答えながら、縄文時代の生活を学びました。
自由見学の時間にはおもちゃコーナーがやはり人気です!
また、今年資料館で寄贈を受けた3人用そろばんなども、その珍しさから人だかりができていました!
そんな中、昔の学校給食で使われていた資料や、、、
桐たんすに興味を持つこだわり派も!
入館前からワクワクが隠し切れない様子だった武里西小の児童たち♪もっと時間がほしそうだった子もチラホラ。
郷土資料館は土日も開館しているので、ぜひまた遊びに来てください!
「くらしのうつりかわり-なつかしのくらしの道具展-」は、令和6年2月25日(日)まで開催しています。
お子様からご年配の方まで楽しんでいただける展示になっていますので、皆さまぜひご来館ください!
郷土資料館体験ワークショップを開催しました
令和5年10月22日(日)、郷土資料館体験ワークショップ「紙でっぽうと糸でんわを作ろう」を開催しました。
体験ワークショップは予約不要、飛び込み参加歓迎のイベントです!お気軽にどうぞ♪
まずは蓄音機の上演からです。
ークショップで使用している蓄音機はゼンマイ式のもので、電気を使用しません。
子どもからも「電気いらないの?」という声も聞こえ、不思議な箱に思えたようです。
紙芝居は「飯沼の椀貸し伝説」です。
お願いをすると、沼から食器が浮き上がってきて、借りることができるという不思議な伝説。しかしあるとき、悪意のある人が、借りた食器を返さなかったことから、二度と食器は借りられなくなってしまったそう。
借りたものはしっかり返しましょう!
そしておもちゃ作りです。
この日は紙でっぽうと糸でんわを作りました♪
紙でっぽうはしっかりと折り目をつけながら作成し、きれいに仕上がっていました!いい音を響かせていましたね♪
糸でんわは、約5メートルほどある糸を使って作りました。普段、会話をするにはかなり遠い距離ですが、糸を通してしっかり話ができます。
耳に振動が伝わるので、くすぐったいみたいです(笑)
最後に恒例の缶バッジづくりをして終了です!
本日もご参加ありがとうございました!
そして来月の体験ワークショップですが、
なんと2日間開催です!
11月14日(火)県民の日、11月19日(日)のそれぞれ10:30と14:00からになります!
新作おもちゃも登場予定!詳しくは広報誌等をご覧ください。
ご参加お待ちしております♪
【体験ワークショップ】「糸でんわ」と「紙でっぽう」を作ろう!
10月22日(日)に体験ワークショップを開催します。
体験ワークショップでは、蓄音機の上演、紙芝居、昔のおもちゃづくりをします。
今回作る昔のおもちゃは「糸でんわ」と「紙でっぽう」です。
どなたもご存じのおもちゃ2種!
郷土資料館のワークショップでは、昔のおもちゃや、電気を使わないおもちゃを中心に作っていますが、おもちゃが日本に伝わった時期や流行した年代は実に様々です。
少し調べてみると、どうやら糸でんわは明治時代には日本に伝わっていたようで、当時は糸ではなく金属線だったとか。
紙でっぽうにいたっては、いつ、だれが考案したのか分かりませんでした。それでも、時代を越えて作られ続け、今でも誰もが知っているおもちゃです!
簡単に作れて、長く愛され続けている「糸でんわ」と「紙でっぽう」。みんなで一緒に作ってみましょう♪
ワークショップは申し込み不要、おもちゃの材料は資料館で用意しています。
当日の午前10時30分と午後2時からの計2回開催しますので、お時間までに郷土資料館にお越しください!
【体験ワークショップ】
日時:令和5年10月22日(日)午前10時30分~・午後2時~
場所:春日部市郷土資料館(春日部市粕壁東3-2-15)
内容:蓄音機と紙芝居の上演
おもちゃづくり(糸でんわ・紙でっぽう)
費用:無料
申込:不要(開催時間までに郷土資料館にお越しください)
【なぞとき郷土資料館 Second season】秋、それはなぞときの季節
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、
そして、、、なぞときの秋
ということで、今年もやります!
令和5年10月3日(火)から開催の小学校地域学習展の期間中、
「なぞとき郷土資料館 Second season」を開催します!
開催期間中は郷土資料館受付で、なぞときプリントを配布します。
プリントの中には、問題を解いてキーワードを書くものと、エリア内に設置してあるキーワードを探すものがあります!幅広い世代の方に参加していただくために、ヒントも用意していますのでご安心ください。
所要時間はおおよそ30分を目安にしています。昨年は担当者が知る限り、小学5年生の女の子がほぼヒントを使用せず、約15分でクリアしたのが最速だったかと思います!
ぜひ今年も大人から子供まで、郷土資料館の見学がてら、頭を悩ませに来てください♪
“ごく一部で熱狂的なファンを獲得した(?)なぞとき郷土資料館の第2弾”
【なぞとき郷土資料館 Second season ~資料館からの挑戦状~】(参加費無料)
期間:令和5年10月3日(火)~令和6年2月25日(日)
場所:春日部市郷土資料館(春日部市粕壁東3-2-15)
内容:なぞときプリントの配布(受付で「なぞときやります」と声をかけてください)
クリアした方には記念品をプレゼント
自由参加
【臨時休館のお知らせ】
9月16日(土)から9月19日(火)は、燻蒸作業を行うため郷土資料館は休館いたします。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
*16日(土)~18日(月)は、教育センター全館立ち入り禁止になりますのでご注意ください。
*19日(火)は、郷土資料館は休館となりますが、教育委員会事務局は業務を行っております。
郷土資料館体験ワークショップを開催しました
令和5年8月20日(日)の午前と午後各1回ずつ、郷土資料館体験ワークショップ「ストロー弓矢を作ろう」を開催しました。
体験ワークショップは、①蓄音機の上演、②春日部に伝わる伝説の紙芝居の上演、③おもちゃ作りの3本立てです!
作るおもちゃの種類によって、所要時間は40分から1時間程度となっています。
今日のワークショップは夏休みということもあってか、通常よりもたくさんの子どもたちが集まってくれました!
ワークショップで使用している蓄音機は100年ほど前に使われていたもので、今や貴重な一品。みなさん耳を傾けて、懐かしく珍しい音色を楽しんでいました!
本日の紙芝居は西金野井に伝わる伝説「江戸川を流れてきた獅子」です。みんな静かにしっかりと聞いてくれましたね♪
おもちゃは「ストロー弓矢」を作りました。ストロー弓矢は今年の新作おもちゃです!
ご家庭にある材料で簡単に作れます!今回は頑丈に作るために、弓の部分に分厚いラップの芯を使いましたが、ご家庭ではキッチンペーパーやトイレットペーパーの芯で代用可能です。
郷土資料館の企画展示室で土器をたくさん並べているので、ちょっと縄文時代や弥生時代を意識して“狩り体験”♪
よーく狙って・・・ドヒュンッ!
かなり勢いよく飛びます!
最後におまけの缶バッジづくり体験!
これが結構人気です♪毎回異なる絵柄をしているのでリピーターの子も喜んでくれます。
本日も暑い中お越しくださりありがとうございました!
次回の体験ワークショップは10月に開催予定です。詳しくは広報誌等でご覧ください。
お待ちしています!
【体験ワークショップ】ストロー弓矢を作ろう!
8月20日(日)に体験ワークショップを開催します。
体験ワークショップでは、蓄音機の上演、紙芝居、昔のおもちゃづくりをします。
今回作る昔のおもちゃは「ストロー弓矢」です。
ストロー弓矢は今年の新作おもちゃです!
今夏、郷土資料館では土器をたくさんならべた企画展示を開催しています。縄文時代や弥生時代には、イノシシやシカなどの動物を狩っていました。そこで、ワークショップでもちょっとした“狩り体験”ということで今回のおもちゃを作成してみました!
楽しく遊べるように的も用意してあります!
みんなうまく当てられるでしょうか♪
ワークショップは申し込み不要、おもちゃの材料は資料館で用意しています。
当日の午前10時30分と午後2時からの計2回開催しますので、お時間までに郷土資料館にお越しください!
【体験ワークショップ】
日時:令和5年8月20日(日)午前10時30分~・午後2時~
場所:春日部市郷土資料館(春日部市粕壁東3-2-15)
内容:蓄音機と紙芝居の上演
おもちゃづくり(ストロー弓矢)
費用:無料
申込:不要(開催時間までに郷土資料館にお越しください)
【臨時休館のお知らせ】8月5日(土)午後、6日(日)
令和5年8月6日(日)は、教育センターが埼玉県知事選挙の投票所として利用されます。そのため、準備を含め下記の日程で郷土資料館は休館となります。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
〈臨時休館日〉
令和5年8月5日(土)午後
令和5年8月6日(日)終日
※令和5年8月7日(月)は通常の休館日となります。