牛島小学校
陸上教室「長い距離の走り方を学ぼう」
牛島小放課後子ども教室モーモークラブ。11月は陸上教室です。今回は持久走大会などに活用できる長い距離の走り方やその練習の仕方について学びます。講師は教育委員会スポーツ推進課の職員と外部講師の方々です。参加人数や学年による活動内容の違いから、低学年(1~3年生)と高学年(4~6年生)を2日間に分けて実施しました。
①11月22日(月)は低学年(1~3年生)の部です。
雨天のため体育館での実施となりましたが、子どもたちは元気いっぱい。大きな声でのあいさつでモーモークラブが始まりました。
はじめに準備運動です。講師の先生の注意を聞き、けがをしないようしっかり体を動かします。
最初の運動は歩き方。子どもたちからは「えー歩くの?走るんじゃないの?」と驚きの声。でも走りの基本は姿勢や歩き方にあるそうです。
次に、同じ走るでも短距離走と長距離走では走り方が違うことを教わります。短距離走は腕を大きく振り、膝を上げることを意識します。長距離走は膝よりもつま先を意識することや腕はリズムをとることに気を付けるそうです。見本となる講師の先生の走り方が素晴らしく、子どもたちからも歓声が上がります。
講師の先生から教わったことを意識して走ってみますが、なかなか思うようにいかず、どこかぎこちない走りの子も見られます。それでも何回かくりかえすうちにポイントをつかんできました。よい走り方の例として何人かが紹介されると大きな拍手がおこります。
最後は体育館の縦一往復を目標のタイムを決めて同じ速さで走る練習です。競争ではなく長い距離を走る走り方を意識しながら走ります。何回か繰り返すうちに今日学習した走り方に慣れてくるようです。
最後に今日の陸上教室で学んだことを振り返ります。走ることを中心にたくさん体を動かした子どもたち。汗をかいた顔はとても満足そうでした。
②11月29日(月)は高学年(4~6年生)の部です。
青い空と白い雲。校庭のメタセコイアが秋の陽に輝く最高の天気となりました。モーモークラブは先週に続き陸上教室です。
授業が終わり、子どもたちが校庭に集まってきます。荷物を決められた場所に置き、受付を済ませます。実行委員の方に名簿のチェックをしてもらい、シールの名札を付けます。
今日の陸上教室も先週同様、持久走大会などに活用できる長い距離の走り方やその練習の仕方について学びます。講師は教育委員会スポーツ推進課の職員と外部講師の方々です。「お願いしまーす」と大きな声が響きます。
準備運動を済ませ、走るための慣れの運動をします。「慣れ」といいながらも短い距離や長い距離をくり返し走ることで自分の走り方やスピードを確かめます。講師の先生も子どもたちの走りを見て声掛けをしたり、子どもたちに合わせたメニューを考えてくれます。
前回同様、講師の先生から短距離走と長距離走の走り方の違いについて教わります。講師の先生の見本の走り(特に短距離の走り)に、これも前回同様に「オーーー!」と声が上がります。長距離走での腕の振り方や呼吸のしかた、膝やつま先の動かし方など、大切なポイントを教わりました。
長距離の走り方練習一つ目は、200mの目標タイムを決めたグループ走です。同じくらいの走力でグループをつくり、200m走ー100m歩きー200m走ー100m歩き・・・・と繰り返します。
2つ目は、追い抜き集団走です。グループが縦一列でゆっくり走り、最後尾の人が前にいる全員を追い抜いて先頭にたちます。これをくり返しながら長い距離を走ります。追い抜くときのスピード変化が力をつけるようです。
たくさん走ったので丁寧に整理運動をします。約1時間半、走ることだけなのに最後まで全員しっかり活動できました。走り方やスピード、走る力の高め方を考えながら活動できたからかもしれません。
牛島小学校では3学期に持久走大会が計画されているとのこと。今日の体験がきっと生かされることでしょう。
ご指導いただきました講師の先生方、施設や用具を提供いただいた校長先生はじめ牛島小学校の先生方、子ども教室の実行委員の皆さま、ご協力ありがとうございます。