令和4年度
「子供の車内放置撲滅」緊急メッセージ
千葉県民の皆様へ
夏の暑い時期を迎えると、 全国では毎年のように駐車場などで車内に放置された子どもが熱中症で亡くなるという、たいへん痛ましい事件が起きています。 残念ながら千葉県でも、昨年、1人が尊い命を落とされましたが、その後も車内から子どもを救出する事案が複数発生しています。
エアコンが作動していない車内の温度は、比較的涼しいと思われる日であっても日中の気温上昇とともに急上昇し、窓を少し開ける程度では車内温度の上昇を防ぐことはできず、 特に夏の暑い時期は、その危険性が高まります。
子どもは体温調節が未熟なこともあり、このような車内では短時間でも熱中症になり命を失う危険性があります。 「眠っているから」 「少しだけ」などと子どもを車内に乗せたまま、その場を離れることは大変危険です。
また、エアコンを作動させている場合でも、 誤作動で車が動いたり、燃料切れでエンジンが止まってしまう可能性があります。
県民の皆さん
「子どもを車内に置き去りにすることは、児童虐待 (ネグレクト) にあたります!」
自分で身を守ることができない子どもを守るのは大人の役割です。
決して子どもを車内に放置しないでください。
もし、そのような車を見かけたら躊躇なく警察等への通報をお願いします。
皆さんの目で、子どもを車内放置の被害から守りましょう。
令和4年8月10日
千 葉 県 知 事 熊谷 俊人
千葉県警察本部長 田中 俊恵