校長室より
みんなの笑顔が見たいから
梅雨に入り雨の日が多くなっています。梅雨というとシトシトと雨が降り続くイメージがあったのですが、最近はザッと降ってカラッと晴れるような天気が繰り返しているように感じます。九州南部では水害の被害も出ているようです。温暖化の影響でしょうか。
7月ということで、1学期も残すところあと20日足らずとなりました。私にとってはあっという間の3か月だったなあという思いでいっぱいです。4月1日に5年ぶりの学校現場に着任して、毎日いろいろな出来事があり目まぐるしく過ぎていったという印象です。たぶん、子どもたち(特に1年生)にとっても新年度を迎えてからの日々は同じように目まぐるしく過ぎていったのではないでしょうか。先日、2年生のザリガニ釣りに同行しました。歩きながら子どもたちはよく話しかけてくれます。「校長先生は私たちが出るとき、いつもついてくるよね」、「どうしてついてくるの?」と聞かれ「だってザリガニ釣りしたいから~」などと答えていると、ある女の子に「校長先生はみんなの笑顔が見たいからついてくるんでしょう」と言われました。その通りでした。子どもたちの笑顔が私を元気にしてくれます。たくさんの笑顔に接することのできる幸せを日々かみしめながら、「これからも西っ子のために頑張ろう!」と、もう一度初心に戻ることのできた一言でした。
1学期の間にも、谷津田見学や田植え、学区探検など学校周辺を歩く校外学習に何度か同行しました。子どもたちと歩いていると、地域の方々とも出会うことが多く、すれ違った方やバスを待っている方が「どこ行くの」、「楽しそうだね」、「いってらっしゃい」と気軽に声をかけてくれます。こんな様子を見ると、西っ子たちは地域に育てられているということを実感します。私が言いだす前からすでにチーム・ウェストが出来上がっています。今後も地域の方々から見守っていただける西小を続けていけるよう、職員一同努力していきます。
あと、20日足らずで夏休みに入ります。部活などはありますが、基本的に子どもたちは家庭に戻る期間です。学校でも指導していきますが、この機会に家庭や地域の一員としての役割を担っていけるよう声掛けをお願いします。
今年の夏休みは、第一に安全に健康に過ごすこと、第二に家庭や地域に役立つ何かができること、これを大きな目標として取り組ませていきたいと考えています。