校長室から(令和4年度)

6年生「リレー講座」

 本校5年生の児童が夏休みの自由研究で作成した科学論文が、我孫子市の代表作品の一つとして「千葉県児童生徒・教職員科学作品展」に出展され、科学論文の部において「千葉市教職員組合執行委員長賞」を受賞しました。来月には千葉市で表彰式も行われます。論文名は「ゴーヤのつるの研究~つるに条件を与えてみたら~」です。1年生の頃から続けてきた研究テーマだそうです。今年度の研究も、長い時間をかけて観察を続けた記録が、2冊のファイルにとても丁寧に分かりやすくまとめられています。

 

 今日の1時間目に3年生の児童たちが廊下を整列して歩いていました。屋上に行って太陽の観察をすると聞きましたので、一緒に行ってその様子を見学してきました。

 児童たちが手に持っているのは観察用の偏光レンズです。児童が「これで見ると太陽が緑色に見えるよ!」と教えてくれたので私もレンズを借りて見てみると、下の写真のように確かに緑色に見えました。

 今日は雲一つない青空でしたので、屋上からの眺める景色が最高にきれいでした。遠くにはスカイツリーや富士山も見ることができました。(写真ではわかり辛いですが、黄色の矢印が富士山で、赤色の矢印がスカイツリーです)

 同じ1時間目、3年生のもう一つの学級が体育館で台上前転の練習をしていました。跳び箱の上で頭をつけた状態で回転し、マットの上に二本足で立って着地する形を目指して練習しています。回転まではうまく出来ても、最後にきれいに着地するのが難しくて殆どの児童は尻もちをついてしまっています。また、回転の感覚を掴むために、ステージの上から下に敷いたマットに向かって重力を用いて回転の練習をする特別な練習場も設置されていました。

 我孫子市は、平和学習の一環として、毎年夏休み中に各校から選ばれた中学生を広島や長崎に派遣しています。そして、これまでに派遣された中学生や高校生たちが、現地で学んできたことを活かして「リレー講座」として小学校で平和について考える授業を行ってくれます。本校でも、今日の3時間目に6名の中高生が来校して、6年生の各学級でリレー講座を開いてくれました。6名の中には本校の卒業生も含まれていて、自分たちが平和祈念式典に参加して感じたことや資料館を見学して考えたことなどを熱心に伝えてくれました。

 

 今日は、昼休みに「もみじ交流」も行いました。天気が良くて久しぶりに校庭に出て思いきり遊ぶことができたので、児童たちはみんなとても楽しそうでした。その様子は明日の記事で紹介します。