校長室から(令和4年度)
久しぶりのもみじ交流
今朝、昇降口で登校する児童たちを迎えていると、すでに登校した5年生の児童たちがやって来て「校庭の落ち葉掃きをやってもいいですか?」と声を掛けてくれました。朝に職員が掃き掃除をしていると、自主的に手伝う姿をよく見かける児童たちでした。今日は職員が誰も出ていなかったので、どうやら自分たちだけで自主的に始めてくれるようです。その気持ちを大切にしてあげたいと思い「よろしく頼むよ。」とお願いしました。すると、彼らは手に掃除の道具を抱え、大きなリヤカーを引きながら、校庭の一番端にあるフェンスに向かって一目散に駆けていきました。
少し遅れて後を追ってみると、児童たちはすでに黙々と落ち葉掃きを始めていました。その姿を見て感心したのは、彼らの手際がとても良かったことです。等間隔に分かれて熊手を持った児童が周囲の葉を掻き集めていきます。ある程度溜まると、直ぐに「てみ」(塵取りの大きなもの)を持った児童がやって来てあっという間に落ち葉をリヤカーまで運んでいきます。そして、熊手を持った児童は次の場所に移動していきます。誰かに指示されるわけでもなく、各児童が自分たちで考えてその動きを繰り返していきます。その見事なチームワークのおかげで、僅か15分ほどの間にかなり広範囲の場所がきれいになりました。
今日の午前中に6年生の児童たちが卒業アルバムの個人写真を撮ってもらいました。自分の好きなもの、大切なものを手に持って一人ずつ 撮影しました。担任も彼らの思い出の中に入れてもらうために、最後に最高の笑顔の一枚を撮ってもらっていました。
昨日のもみじ交流の様子です。青空の下で今年度初めて校庭で活動しました。体育館で活動していたグループも含めて全てのグループを見て回りましたが、泥刑(=鬼ごっこ)、だるまさんが転んだ、柔らかいボールを使ったドッヂボールやドッヂビー(ドッヂボール+フリスビー)、しっぽ鬼など、1年生から6年生までが一緒に遊べるように工夫しながら交流を楽しんでいました。1・2年生だけでなく3~5年生の児童たちも、いつもの昼休みに加えて掃除の時間まで思い切り遊ぶことができたので、終わった後は満足そうに教室に戻っていきました。ただし、気を配って年下の子たちの面倒をよく見てくれた6年生の児童たちだけは、少しお疲れの様子も見えました。