校長室から(令和4年度)

今夜は皆既月食

 今夜「皆既月食」(かいきげっしょく)が起こります。皆既月食とは、月が地球の影に完全に隠されてしまい、いつもの黄色い月ではなく、赤黒く変色した満月が見られる天体現象です。天気予報によれば、今夜は天気が良いので観察できるチャンスが高いそうです。このページを見てくれている東っ子のみんなも、今夜はぜひ夜空を見上げて、いつもと違う色の月を観察してみてください(7時16分ごろから8時42分ごろまでの間)。参考までに説明をのせておきます。

 今夜の皆既月食は、2021年5月26日以来およそ1年半ぶりに日本全国で観察することができます。次に日本で皆既月食が見られるのは2025年9月8日で約3年後となります。今回は月が地球の影の中心近くを通るため、皆既食の時間は比較的長くなる見込みで、始まりから終わりまで、約86分間に渡って皆既食を見ることができます。

 月食の時刻(全国共通)は、部分食(月の一部が隠れ始める)の始まりが18時09分頃、皆既食(月が完全に隠れる)の始まりが19時16分頃、皆既食の最大が19時59分頃、皆既食の終わりが20時42分頃、そして部分食の終わりが21時49分頃です。

 さらに、今回は月食の最中、月に天王星(てんのうせい)が隠される「天王星食」も起こります。皆既食中に天王星食が起こるのは非常に珍しく、442年ぶりの貴重な天体ショーとなります。ただし、天王星は肉眼で見るには厳しい明るさのため、双眼鏡や望遠鏡が必要です。

※画像及び資料はウエザーニュースのサイトから引用しました

 

 続いて今日の授業の様子です。

 1時間目、なかよし学級の教室では、4年生の児童たちがタブレットPCを用いてお気に入りの本を紹介するプレゼンテーションを制作していました。昨日の3年生と同じソフトを使っていましたが、3年生よりもかなり高いレベルでさまざまな機能を使いこなしています。

 同じ1時間目の5年生の教室です。算数の授業中で、分数の計算について学習中です。児童たちのノートから推測すると、おそらく「通分」の学習だと思います。この辺りから分数の計算が段々と難しく感じられるようになってくるので、5年生の児童たちは今まで以上に根気強く練習問題を繰り返して学習する姿勢が大切になってきます。

 1時間目の1年生の教室では、魚の絵に絵の具で色を塗る課題に取り組んでいました。好きな色を自由に塗ることができるようですが、「虹色」という制約があるようです。

 3時間目、今週で実習期間を終える教育実習生が、これまでの成果を試す機会を兼ねて6年生の学級で算数の授業を行いました。教室では、大学の担当教授の方や本校の職員が授業を参観し、実習生が頑張る姿を見守りました。