校長室から(令和4年度)

東っ子vs睡魔「絶対に負けられない戦い」

 昨日は本校で市内陸上競技大会が開催されました。市内各小学校の6年生陸上部員が約400名、観戦に来た保護者の方や大会役員の教員等を含めると恐らく700名近くの人が来校しましたので、特に出入りの多かった昇降口やその周りには大量の砂や土が溜まっていました。その場所を今朝5年生の児童たちが登校後に掃除をしてくれました。また、外では5年生に混ざって4年生や6年生の児童も掃き掃除を手伝ってくれました。

 今日は早朝にサッカーW杯の日本戦がありましたので、いつもより寝不足気味で登校した児童もいるかもしれません。そこで、眠気と闘っている児童がいたら応援したい(と言っても肩をそっと叩いてあげることぐらいしかできませんが)と思い、2時間目に2~6年生の教室を回ってきました。

 最初は2年生の教室です。児童たちは大量の算数のプリントに取り組んでいました。少しでも気を緩めると「睡魔」が襲ってくるような状況ですが、そのような様子はなくみんな集中して一生懸命学習に取り組んでいました。

 4年生の教室も算数の授業でした。こちらも分数の問題が並んだプリントと格闘中です。時折「難しいなあ~」「わからないよ~」という声も聞こえてきましたが、それでも諦めることなくみんな熱心に問題に取り組んでいました。

 6年生の教室も算数の授業中でした。こちらも同じように、難しい問題がたくさん並んだプリントを各自のペースで進めています。やはり眠くなってしまいそうな場面ではありましたが、東小の頼れるキャプテンである6年生たちは、2・4年生以上に集中力をキープしながら、次々とやってくる算数の問題にコンパスや電卓を手にして立ち向かっていました。

 3年生の教室では英語の授業が行われていました。アルファベットの学習をしています。手拍子を変えながらみんなで元気よく「ABC~」の唄を歌っていましたので、この教室では眠気が襲ってくることもなさそうでした。

 最後は5年生の教室です。同じ英語の授業中でしたが、こちらはプリントを使いながら書く練習をしていましたので、3年生と違って眠くなりやすい状況です。しかし、オンとオフの切り替えがしっかりとできる5年生の児童たちは、黙々と鉛筆を走らせ、1文字ずつ丁寧に書きながら練習を進めていました。

 

 ということで、本日2時間目の「東っ子」vs「睡魔」の戦いは、本校児童たちの圧勝でした。