校長室から(令和4年度)
今日の校内風景(なかよし、1・5年生、他)
今朝のあいさつ運動は1・2年生が担当でした。どちらの学年も初めての経験なので、やる気満々の担当児童たちは、集合時間よりもかなり早くから登校していました。今朝は部活動がなく上級生もいつも通りの時間に登校してきましたので、横について見守っていた担任の先生と、5年生の生活委員のお兄さんと一緒に、たくさんの人に元気な挨拶の声とシールを届けることができました。
1時間目のなかよし学級各教室の様子です。最初の教室では、児童たちが欠席しているクラスメイトにメールで手紙を書いて送っていました。このような場合、以前は紙に書いた手紙を放課後に届けていたのですが、タブレットPCを使えば、このように一人ずつ直ぐにメッセージを届けることができます。また、休んでいる児童もPCを家に持ち帰っているので、家庭でそれらを受け取って目を通すことができます。
他の教室の様子です。どの児童も、それぞれの課題に一生懸命取り組んでいます。1年生は「似ている漢字」について学習していました。私も側で一緒に聞きながら、「右」という漢字は縦の「ノ」から書き始め、「左」は横の「一」から書き始める、ということを勉強してきました。
階段の1年生の掲示板が更新されていましたので紹介します。「2年生を目指して」というテーマで、児童たちがさまざまな希望や願いを書いています。いま児童たちの関心がもっとも高い「なわとび」に関する目標が多かったです。
3時間目の5年生の教室です。国語の漢字テストの最中です。児童たちの用紙をそっと覗いてみると、間違いやすい「成績」の「績」、「観測」の「測」、「確かめる」「級友」などの漢字と、読み方では「構える」が難しかったようです。
隣の教室は、理科の授業で「生命の誕生」について学習していました。昨日、理科室の前を通りがかった時に、このクラスの担任が、理科準備室の教材棚の中から胎児や誕生直後の赤ちゃんの模型を見つけたのを偶然目にしました。長い間使われていなかったらしくかなり汚れていたので、今日の授業で使うために担任がきれいに磨いたようです。とてもリアルに作られた模型なので児童たちの反応はさまざまでしたが、たとえ模型であってもそこに「生命」を感じたようで、一人ずつ観察するために模型を回すときも、頭の下にそっと手を添えて抱きかかえたり、服のそでを伸ばして優しく受け取ったりしながら大切に扱っていました。
同じ3時間目、体育館では1年生が「卒業を祝う会」の練習をしていました。壁面には、完成した自分たちの自画像も貼り終えました。1年生はクラス全員で劇を披露するようです。今日初めてその一部を見せてもらいましたが、たとえ短いセリフであってもしっかりと6年生の耳に届けるように、大きな声ではっきりと話せるまで何度も何度も練習を繰り返していました。途中の演出にもいろいろな工夫が凝らされていて、この1年間親身になって世話をしてくれた6年生に喜んでもらいたいという気持ちがたっぷり詰まった素敵な発表になっています。