校長室から(令和3年度)
今日の授業風景(1・4年生)
2時間目の1年生の教室です。児童たちの机上には真っ白い粘土が置かれ、伸ばしたりちぎったり、ペットボトルのキャップで穴をあけたりして、自由に好きなものを作っています。担任も児童たちと同じ粘土を使って「ウサギ」を作っていました。その中で、数名の男子児童が「ピザ」を作っていました。白い粘土がまるで小麦粉の生地のようで、それを棒で伸ばしている姿はまるで本物のピザを作っているように見えました。
業間休みの時間に3年生の女子児童がやって来て、都道府県パズルを組み合わせて日本地図を完成させることにチャレンジしていました。都道府県については4年生になってから学習を開始するので、3年生にはまだ難しいのではないかと思ったのですが、箱の表紙に描かれた日本地図を参考にしながら、休み時間が終わる前に完成させることができました。
その都道府県について、3時間目に4年生が学習をしていました。自分が担当する都道府県について調べたことを発表するために、各自がノートPCでプレゼンテーション資料を作成しています。4年生の児童たちは、コンピューターソフトを使って資料を作ることにすっかり慣れて、さまざまな画像を取り込み、文字やイラストを加えながら、見やすくてわかり易い資料を作成していきます。また、この学級の素晴らしいところは、資料が完成したら終わりではなく、別の部屋で発表の練習もしていたことです。映し出されたスライドに書かれた説明文をそのまま読み上げるのではなく、説明用の原稿を別に作り、声の大きさや話すスピードを意識しながら、聞いている人がより理解できる発表になるように担任が指導していました。たとえPCを使った発表であっても、最後は言葉による説明がとても大切になることを児童たちにはぜひ覚えておいてほしいと思います。発表会の日が今から楽しみです。