日誌

2021年1月の記事一覧

1年生 職業人講話を実施しました。

 1月12日(火)に、1年生で最も大きな行事の「職業人講話」を行いました。

 これまで、「働くこと」の意味を、インタビュー、調べ学習、学級活動を通して、学んできました。そして、今回は実際に働いている方たちから直接お聞きする貴重な機会です。職業は様々で多岐に渡り、3部制でお話を聞きました。

 いらした講師の方は、

 日本 ユネスコ協会連盟・副会長の野口さん、美容師の鈴木さん、警視庁の芝さん、渡辺音楽出版の山田さん、生命保険会社の東海林さん、新聞社 国際部の柳沢さん、市教委 文化・スポーツ課の今野さん、手嶋さん、RIZAP の中嶋さん、そうま農園の相馬さんご夫妻、元プロ野球選手で生命保険会社の塚田さん の12名の方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「世界の平和を守ること、人種差別をしないことの大切さ」「人を美しくすることで感じる充実感」「逮捕すること、逮捕されたことで感謝された体験等」「音楽業界の日本や海外の現状等」「仕事を選ぶこと、生きることの意味」「アメリカ同時テロ後の事件について、記事の中のストーリーと記事づくりの意義」「会社の理念を見ていくこと、夢を実現することの楽しさ」「農作物を育てることの苦労と楽しさ」「野球を続けてきた経験と転職した経験」などのお話をお聞きしました。講師の皆さんは20分の中で、自己紹介、仕事を選んだ経緯、今の仕事の内容に加えて、上の内容を具体的に話してくださいました。全部皆さんにお伝えできないのが残念です。

 やはり、直接するお聞きする経験談は楽しく、時間があっという間でした。1年生の代表生徒は講師の先生のお迎え、会の進行を堂々と行い、参加者が興味を持って顔をあげて聞いている姿が印象的で、担当の鈴木先生も「とても充実した会になった。生徒が真剣に考えていたこと、先生たちも協力してくれ、講師の先生方が全員来てくださり、感謝しています。」と言っていました。コーディネーターの田中さんも「とてもよい会になった。」とおっしゃっていました。

 これからの生き方を考える上で大きな勉強ができました。お世話になった講師の先生方、講師の先生を送ってくださった会社の皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。この会で教えていただいたことを、これからの生活に繋げていきます。

校内研修の様子

 年末年始にかけて研修を行い、不祥事防止や来年度からの新学習指導要領完全実施に向けての研究を進めています。その様子をお伝えします。

 まず、不祥事防止研修についてです。12月24日(木)には東葛飾教育事務所主席管理主事の熊澤光洋先生をお迎えし、研修会を行いました。教職を選んだ理由の共有から始まり、教員の「職務上、身分上の義務」について法的内容の確認、実際に起こった事件事故の事例について具体的に聞き、防止策を聞きながら考えていきました。自分ごととして捉え、不祥事のない職場にするために何をすべきかを深く考える機会となりました。今後、職員同士声をかけあって、明るい職員室の中で助け合い、不祥事根絶に取り組んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 また、1月6日(水)は新学習指導要領の来年度からの実施に備えて、各教科で研修を行いました。1月は3週にわたり、「新しい評価方法についての講師要請研修」「教科の目指す姿の共有」「年間指導計画の作成」を行い、来年に向けて動きを始めました。国語、英語、理科、社会、家庭科、保健体育で、東葛飾教育事務所の桃井指導主事、金澤指導主事、高石指導主事、野田指導主事、出島指導主事、市教委より長田教育研究所補佐、齊藤指導主事からご指導を受けました。先生たちからは、

〇新しい学習指導要領の指導と評価について理解がすすんだ。

〇疑問点がさらに出てきたので、これからの研修で解決し、具体的な形にしていきたい。

などという感想が出ています。子どもたちだけでなく、私たちもよりよい授業を求めて学びつづけています。

 この研修を生かし、生徒が生き生きと仲間とともに学び、これからの時代に求められる力をつけられる授業になるよう研鑽を積んで参ります。

3学期のスタート

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 1月6日(水)は3学期始業式を行いました。今学期もリモートで始業式を実施しました。準備は簡単ではありませんが、「リモート開催も当たり前にできるようにしよう」ということで全員で集まらず、教室での参加です。

 始業式では、現在、新型コロナウイルス感染者が増えていて心配はありますが、学校で安全に有意義に過ごしていけるよう、引き続き協力をしてくれるよう話しました。

 また、「挑戦すること」について、プロ野球の菅野智之選手が鴻江寿治さんのスポーツアカデミーに入って、選手生命をかけてフォームを変えていったことを紹介しました。ソフトボール投手の上野由岐子選手と交流して、今まで「変えないこと」で強い自分を維持していた考え方を180度変えていった経緯を話しました。上野選手から「(変える)転機だと思う。いい時には変えられないから、今変えるチャンス。自分もそうやって乗り越えてきた。」「『自分ができるかどうか』ではなく、『自分がやったかどうか』がすべて。失敗したらもっとやるしかない。」という言葉も聞き、失敗を恐れず、スランプを乗り越えていったというのです。

 一流の選手でもこのように努力していることを励みに、様々なことに臆せず、挑戦していってほしいと願っています。生徒が活躍する場面がたくさん見られる学期になってほしいと願っています。

 この後、地震を想定した避難訓練を行いました。安全主任の及川教諭の工夫もあり、今回は教員の方で小さな生徒名簿を持ち、役割分担を決めて動きました。生徒達は整然と素早く行動ができました。白山中の強みが出たと思います。自助共助の意識を持ち、いざとなったら地域にも役に立ってほしいと思っています。

保護者の皆様、地域の皆様、今年もよろしくお願いいたします。