最近の学校の様子から

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11月2日 4年生・ふたば4年 ブラッシング指導

校医(歯科)の先生によるブラッシング指導を行いました。

虫歯にならないために、歯の磨き方やおやつの食べ方を学習しました。

 

左上に見える白い粒が糖分の粒子で、その周りにある黒い点が虫歯菌です。

糖に群がる様子を動画で見せていただきました。

 

虫歯になりにくいおやつの食べ方は、「だらだら食べない」「ちょこちょこ飲まない」です。

おやつを食べると口内に唾液が発生してミュータンス菌を殺菌してくれますが、おやつやジュースを何分か置きに何度も飲食すると、唾液の殺菌効果が発揮されずに虫歯になりやすくなるようです。

 

歯ブラシを使った磨き方のコツも教えていただきました。

子どもたちも持参した歯ブラシで、試していました。

11月10日 4年生・ふたば4年 虫歯予防の授業

4年生が虫歯予防の授業を行いました。

ブラッシング指導とも呼ばれています。

授業には本校の養護教諭の他に、歯科医(学校医)と歯科衛生士のお二人もご協力いただきました。

虫歯になぜなるのか?

虫歯を予防するためにはどうすればよいのか?

虫歯になってしまったらどうすればよいのか?

 

専門家のお二人から、とてもためになるお話をしていただきました。

 

食べ方で一番よくないのは

「だらだら食べる」「ちょこちょこ食べる」

だそうです。長時間、または隙間なく甘いお菓子や清涼飲料水を摂取する習慣は虫歯の菌が減らない原因になっているそうです。

 

子供たちからもたくさんの質問が出ました。

「キシリトール入りならばお菓子を食べても大丈夫ですか?」

キシリトールがミュータンス菌を滅菌する作用については、正式な裏付けがないようです。

また、市販のキシリトール入り菓子は、子供が好む味付けがされているので、糖分は多いことも考えられるそうです。

「無糖の炭酸水なら大丈夫ですか?」

炭酸水自体に「酸」という歯を溶かす成分があるので、無糖といえども飲みすぎには注意し、歯磨きをしっかりしてください、とのことでした。

 

授業の終わりに染め出し用の染料とカードが配られました。

教室では行いませんでしたが、家に持ち帰ってやってみてください。

10月25日 体力テストの結果について

本日、各担任より体力テストの結果を返却しました。

本校の傾向や詳しい結果については、別の機会に紹介させていただきます。

 

本日持ち帰った結果のシートを保護者の皆さんの子供のころと比較してみてください。

例えば、文部科学省のHP内には、昭和60年と平成30年を比較する記事があります。

https://www.mext.go.jp/kids/find/sports/mext_0002.html

体格の伸びに対して、体力の数値の変化が伴っていない傾向がわかります。

 

教室では、外遊びの大切さを改めて話しました。

学校の休み時間では毎日外遊びができるようになっています。

体の動かし方も、数え上げたらきりのないくらいの種類が自然と実践されています。曲線状に走り回る、ボールを投げる、捕る、蹴る、身をひるがえして避ける、追いかける、遊具につかまる、握る、体を振りながら上や横へ移動する、飛び跳ねる、バランスボールに乗る、一輪車、竹馬などです。

日々行える、様々な動きができる。

これが習い事のスポーツとは違うところです。

 

成長期の子供たちは、動けば動いただけ体の成長があります。日光を浴びて代謝を促進するだけでも健康な生活への好影響があります。

30年後の人口分布予想を見ると、現在の15歳から59歳の人口割合が2050年には15歳から79歳と同様になると予想されています。

社会保障や経済システム等との兼ね合いもあるでしょうが、多くの人が高齢になっても社会で活躍することを必要とされるかもしれません。

そう考えると、生涯にわたる健康を軽視することはできません。

 

各ご家庭でも、家族で一緒に体を動かす機会を設けてみてください。

 

学校の芝生校庭も今週で養生期間が終わり、いよいよ子供たちが思い切り体を動かせるようになります。

子供たちが元気に遊ぶ様子は、これからも紹介していきたいと思います。