校長室

2017年9月の記事一覧

地域からのプレゼント

 8日()、地域の公園などでボランティア清掃をしてくださっている平和台自治会悠悠クラブから2名の方が学校にお見えになり、生徒たちに使ってもらいたいということで、一昨年、昨年に引き続き、3年連続でクラブで作ったぞうきん、かなりの枚数を寄贈していただきました。これまでにいただいたぞうきんは大掃除や環境整備などに大変に役立っており、以前には台風の襲来時に雨漏り防止やその後の片付けにありがたく使わせてもらったこともあります。今回も大切、かつ有意義に使わせていただき、学校を今よりもっときれいにしていきたいと思っています。ありがとうございました。
  

2学期スタート!!

 2学期がスタートしました。若干の欠席者はいたものの、42日間の夏休み中、一件の事故や大きな問題等もなく、始業式で生徒たちの元気な顔を見られたことをうれしく思っています。

 始業式では、例年話していることですが、2学期最初に全校で取り組む体育祭について「努力は足し算・協力は掛け算」という言葉を引用し、仲間同士が協力し合って演技を完成させると個々で努力する何倍もの成果が出ること、逆に一人でも手を抜くと全員の結果がゼロになってしまうこと、2学期の各学年への願いなどを話しました。生徒たちは、その後に実施した避難訓練と併せ、夏空の下、長期休業明けとは思えないしっかりした姿勢・態度で聴くことができました。

 避難訓練は、今回は学級がバラバラになっている清掃中に発生した地震を想定して実施しましたが、教師の指示もなく、どう行動したらいいか判断できずにとまどっている生徒も多くいて、防災教育をしっかり行う必要性を改めて実感しました。全体への話では、担当職員から訓練の重要性、私からは東日本大震災にまつわる話(陸前高田市のハナミズキの咲く避難路)を紹介しながら被災地の人たちの思いや願いを、そして命を守るために日頃から考えなくてはならないこと等について指導しました。

 9日()は第71回体育祭です。わずか一週間の練習期間で、どこまで完成させることができるか一抹の不安もありますが、「みんなの一生懸命な姿を見てもらって、地域や家族の人を笑顔にし、元気をプレゼントしよう。それが中学生が2学期最初にできる地域貢献だ」ということも話してあります。体育祭期間中、音楽やマイクを通した大声など、迷惑をおかけする場面も多々あるかと思いますが、生徒たちは自らの成長はもちろん、仲間のため、地域のため、家族のために精一杯頑張りますので、温かいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。また、当日はぜひ中学校に足をお運びいだき、布佐の未来を切り拓く生徒たちに声援を送っていただけると、より一層の励みになると考えています。