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R7 体力向上ブログ

NO.4 体力テストに向けて・・・。

 10月に体力テストの測定を実施します。各種目のコツは令和6年度の体力向上ブログNO.5にアップしてあるので、ご覧ください。

 今回は、白浜小の体力の現状と体力テストに向けて各家庭で実施していただきたい運動を紹介します。

 

1 白浜小の体力の現状 

 白浜小に異動して4年目になりますが、体力テストの結果を考察していて、気になったことがありました。それは、「上体起こし」と「長座体前屈」の平均が県平均を常に下回っていることです。新体力テストの目的は、『子どもたちの体力や運動能力を把握し、日常生活における運動習慣や生活習慣を改善すること』と言われています。子どもの体力・運動能力の向上の目標は、子どもの体力が過去において最も高かった「昭和60年頃の体力・運動能力水準」に回復させ、さらに上回る水準に到達させることを目標としています。そのためには、日常生活における運動習慣と生活習慣の改善をさらに促進させることが必要となります。

生活習慣の改善は、健康の三原則である「運動・食事・休養(睡眠)」を中心とした生活習慣を見直すことです。また、運動習慣の改善は、運動やスポーツを実践することを中心として「運動時間を増大すること」です。そして、家庭においても「スポーツをすること」「スポーツを見る(観る)こと」や「スポーツについて話すこと」を生活の中に取り込み、「日常化」を促進することと考えます。

 

2 運動例の紹介 

 (1)上体起こし・・「プランク」

       

  ①うつぶせになり、肘を床につける。肘の真上に肩がくるようにつま先は立てておく。

  ②つま先と肘で体を支え、腰を浮かせる。頭・肩・腰・膝・足首までのラインが一直線になるよう 

   に10秒間キープ。このとき、呼吸は止めず、腰を反らさないように気をつける。

  ③ゆっくり戻して1セット。10秒を1~3回行う。

                                                               

 (2)長座体前屈・・・「ジャックナイフストレッチ」

   

  ①肩幅程度に足を開いてじゃがむ。

  ②両手で両足首をしっかりと握る。

  ③胸と大腿前面を接触させる。

  ④胸と大腿部が離れないように膝を徐々に伸展させる。

  ⑤限界まで伸ばしたらそのポジションで10秒間キープする。


 今回紹介した2つの運動例を各家庭で実践していただき、子供たちの体力向上に興味をもっていただけたらと思います。

NO.3 我が白浜小は永久に不滅です・・・。

 6月3日(火)午前6時39分に、長嶋茂雄さん(89)がご逝去されました。「ミスター」という愛称で呼ばれ、巨人を野球ファンから愛される強いチームにした1人です。そんな長嶋さんの選手や監督時代に残されたエピソードをお話したいと思います。

 

1 長嶋茂雄さんプロフィール 

・千葉県印旛郡臼井町(現:佐倉市臼井)出身のプロ野球選手(内野手、右投右打)・監督。

・読売ジャイアンツ終身名誉監督、株式会社読売巨人軍専務取締役。

 日本プロ野球名球会顧問、ジャイアンツアカデミー名誉校長。

・愛称は「ミスタープロ野球」「ミスタージャイアンツ」「ミスター」

 

2 バットを持たずに打席へ・・・。 

 1968年5月11日の中日戦での出来事です。2死二塁の場面で相手ベンチが敬遠策をとった際、カウント2-0になるとバットを持たずに打席に立って抗議しました。

「敬遠は嫌いでした。お客さんは敬遠を見に来ているんじゃない、バットを振るのを見に来ているんだ。」

 1971年6月17日の広島戦でも同様に、3ボールの時点でバットを放り投げ、素手で構えたということがりました。

 この言葉には、「エンタテイナーな人だな。」と思いました。試合を観に来ている人は、勝負するところを観に来ているので、敬遠で勝負から逃げることは望んでいませんよね。子供たちにも『勝負から逃げること=嫌なことから逃げる』を日々の学校生活で伝えていければと思います。

3 「魅せる」プレーとドラマ性 

 ただ打つだけでなく、空振りさえもファンを沸かせる豪快なスイングやプレーをしていました。ヘルメットが飛ぶほどの振り切りや、全身で喜怒哀楽を表現する姿は、ファンの心をつかんだそうです。野球解説者の中には「凡退でさえエンターテインメントにしてしまう唯一無二の選手。」と言われていたそうです。実際に1959年に昭和天皇が観戦した「天覧試合」で延長サヨナラホームランを打ったエピソードは、活躍を象徴する名シーンでした。そうしたドラマチックな瞬間が積み重なり、多くの人に「記録だけでは計れない魅力」を強く印象づけたそうです。

  他にも数々のエピソードがあります。そんな長嶋茂雄さんが亡くなられて悲しんでいる人がたくさんいると思いますが、数々のエピソードや伝説を調べてみて、みなさんの今後の人生にいかせればと思い、ブログに記載しました。心から長嶋茂雄さんのご冥福をお祈りいたします。

 

NO.2 今年の夏も暑さに気をつけよう!!

 5月24日(土)の運動会の参観ありがとうございました。

 何事もなく無事に終えられたのは、保護者や地域の皆様のご協力があってからこそだと思います。我々教職員も、さらによい運動会にするため、フィードバックをしていきたいと思います。

 さて、今年の夏も暑くなる予報です。そこで今回は、『熱中症対策』について説明していきたいと思います。テレビなどで紹介されていることもあるかも知れませんが、知っていて損はないと思いますので、ぜひご覧になってください。

 

1 熱中症って何? 

 熱中症は、体に熱がこもって調子が悪くなることです。

 人間は、いつもの体温より熱が高くなることで、きもちが悪くなったり頭が痛くなったり、はきけがしたりします。なので熱を逃がすことが大事です。

 

2 どんなときに熱中症になりやすいか。 

 熱中症で注意しなくてはいけないのは、環境・体・行動の3つです。

環境

 地面は、非常に暑くなるので、その照り返しで頭の位置が低い子どもたちは熱をたくさん受けてし   まいます。また、風がない、湿度が高いといった環境でも注意が必要です。

 体の状態にも注意する必要があります。 風邪をひいている時、よくねむれなかった時などには、体は熱に弱くなります。また、朝ごはんを食べないのも危険です。ぼくらは夜寝てから朝まで何も飲んだり食べたりしません。でもその間もおしっこが作られているので朝には脱水症状になっています。そして寝ている間もエネルギーを使うので燃料不足にもなっています。ですから朝ごはんを食べることは大事なことです。特におみそ汁は水分と塩分が両方取れるので非常に有効です。

 行動

 はげしい運動や長い時間の運動で、途中で休めない、水分がとれないようなときには注意が必要です。

 

3 外に出なければ熱中症にならないのか? 

 基本的に教室の中で冷房がきいてれば大丈夫ですけれど、場合によっては窓が閉まっていたり、湿度が高い、日ざしが入って室温の高い教室もありますから、そういったときには休憩したり水分をとったりすることが大事になってきます。

 

4 部屋の中でも熱中症になるのか? 

 部屋の中で窓を閉めきっていて、日ざしが入ってくると室温が非常に高くなります。こういったときに冷房をつけていない、窓を開けて風通しをよくしていない、あるいは湿度が高い時、水分補給の休憩をとれないような時には熱中症になる危険性はあるんです。

 

5 熱中症を防ぐためにはどうしたらいいのか?

 まずは暑さに負けない体を作りましょう。睡眠をしっかりとる、朝ごはんをちゃんと食べる、そういった工夫が大事です。暑さに負けてしまうのは寝不足とか朝ごはんを食べないとか風邪をひいている、そういったときですから体を強くして熱中症にならないようにしましょう。

 そして暑さから身を守る行動をとりましょう。

 水筒には水を入れておきます。できれば大きな水筒に氷を入れてる方がいいでしょう。そして塩分、たとえば塩アメや塩タブレットもいっしょに持って歩きましょう。それから天気です。湿度や気温に注意を払ってください。気温が高い、湿度が高い日には、特に体に注意をします。水筒は大きめのものにたくさんお水を入れ、塩アメも何個か多めに持っていく方がいいかもしれません。それから頑張りすぎないで休憩をしっかりとりましょう。

 

 

6「こまめに水を飲みなさい!」って言われるけど、どうしてですか?

 お水をこまめに飲むと何でいいのかっていうと、汗をかいたり、あるいはおしっこになったりして、体から水分をどんどん失っています。時々しかおしっこをしないけれど、実は体の中でおしっこはいつも作られています。ですから体はいつも水分を失っている。だからこそこまめに水分をとったほうが体にはいいんです。できればのどがかわく前に飲みましょう。のどがかわいたら体にもう既に水分が足りない状態です。

 もう1つは暑さに対する工夫をしましょう。

 すずしい服装をすること。そして帽子をかぶって熱や強い日ざしを避けてください。強い日ざしが頭に当たると熱中症の危険性が高まります。帽子をかぶることで直射日光を避けることができ、頭が熱くならずにすみます。

 

7 まわりの大人はどんなことに気をつければいいのか?

 子どもたちは暑い環境の中でも、楽しいと長く遊びすぎて自分の症状に気が付かなかったり、調子が悪くなっても大人やまわりの人に言いづらかったりすることがあります。大人の方はお子さんの顔が赤いとかつらそうだとか、逆に顔が青い、元気がないといった子どもがいたら、すぐに声をかけて調子を聞くようにしてください。子どもたちもまわりにそういった子がいたら声をかけたり大人の人に知らせたりしてください。 おたがいに気をつけて気配りをすることが熱中症予防には大事なんです。

                                                           

                   (引用先:NHK for School)

NO.1 新学期スタート!頑張りすぎて体が・・・

 

  春休みリフレッシュできましたか?新学期が始まり、規則正しい生活リズムを取り戻すため、平日は、眠たい目をこすりながら、頑張って朝の準備をしている児童の姿が想像できます。

 

「新学期疲れ」はこれで解決!疲れと上手に付き合うコツ 

 大人になった今だから言えることでもありますが、新学期は大変なことばかりです。

 勉強が難しくなったり、登下校で班長になったり、大人もビックリするほどたくさんの「新しいこと」をやらなければいけません。そうなると、当然疲れてしまうものです。「新学期疲れ」に対応するために、ここでは以下の点について知っていきましょう!

 

 1 「疲労サイン」に敏感になる 

 新学期疲れを対策する上で、最も大切なことが「疲労サインに敏感になる」ことです。

 人間にとって、最も危険な状態は「疲れている」ことではなく「疲れていることを知らない」状態です。自分の疲れを理解できていればしっかり休むことができますが、中には疲れを感じにくい人もいます。

 これは科学的に証明がされていて、「達成感」により脳の疲労を感じる部位が麻痺してしまい、「疲れを感じない状態」になることが知られています。したがって、新学期に少しでも「なんか疲れているな」と感じたら、いつもより多めに休息をとるように心がけましょう。

 (1)要注意な「疲労サイン」とは?】 

新学期だけに限らず、人間には「疲労サイン」が存在します。

「疲れているな」と心で感じられなくても、体の方が「今すごく疲れているよ!」と伝えてくれるので、このサインにできるだけ早く気がついてあげましょう。

注意すべき疲労サインを以下にまとめてみました。

2 「5月」は特に注意する! 

(1)【「5月病」への対策】

 5月病は、新生活が始まりやすい4月の疲れが、5月のゴールデンウィーク付近のタイミングで一気に現れて、心身に不調をきたす現象のことです。正式な医学用語ではないため、5月病という病気が存在するわけではないですが、注意すべきことであることに変わりはありません。5月病への効果的な対策は人それぞれな部分がありますが、一般論として役立つものを以下にまとめてみました。

 5月病対策の基本は「疲れを意識する、休む、肩の力を抜く」の3つです。

 この中でも難しいのが「力を抜く」ではないでしょうか?力を抜いたり、適当にしたり、と聞くとなんとなくマイナス、ネガティブなイメージを持つかもしれませんが、頑張りすぎたり真面目すぎたりして体と心を壊してしまう方が、自分の人生にとってよほどマイナスです。

 「頑張りすぎて動けなくなるなら、ほどほどにやって動き続けたほうが良い」

 このように考えられると、少し気が楽になるかもしれません。意識してみてください。

 

3 抱えこまない 

 新学期の疲れを解消する上で、絶対に覚えておくべきなのが「抱え込まない」ことです。子供も大人も、みんな同じですが、人間は「弱みをさらけ出すのが苦手」な生き物です。だからこそ「新学期が始まってなんか疲れが溜まっている気がする」と思っても、このように考えて抱え込んでしまうことが多いです。確かに、何でもかんでも周りの人に頼り、何とかしてもらうのは控えるべきかもしれませんが、困った時に相談したり、話を聞いてもらうことは何も恥ずかしいことではありませんし、周りの大人もそう指導すべきです。

 

4 家族や友達と積極的にコミュニケーションを取ろう

 家族や友達と積極的にコミュニケーションを取って、気負うことなく、気軽に「新学期が始まってから疲れるんだよね」と話ができる環境を作ってあげましょう。逆に言えば、もし子供からこのような話をされた大人は、「甘え」「情けない」「頑張れ」といった否定の言葉は絶対に投げかけず、受け入れてあげる言葉をかけてあげてください。

 

 今年度も、「体力向上ブログ」を継続して発行していきたいと思います。どれだけの方がご覧になっているか気になりますが、児童や保護者の皆様に読んでもらい、少しでも体力向上や、スポーツについて知っていただければと思います。