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2025年9月の記事一覧

NO.4 体力テストに向けて・・・。

 10月に体力テストの測定を実施します。各種目のコツは令和6年度の体力向上ブログNO.5にアップしてあるので、ご覧ください。

 今回は、白浜小の体力の現状と体力テストに向けて各家庭で実施していただきたい運動を紹介します。

 

1 白浜小の体力の現状 

 白浜小に異動して4年目になりますが、体力テストの結果を考察していて、気になったことがありました。それは、「上体起こし」と「長座体前屈」の平均が県平均を常に下回っていることです。新体力テストの目的は、『子どもたちの体力や運動能力を把握し、日常生活における運動習慣や生活習慣を改善すること』と言われています。子どもの体力・運動能力の向上の目標は、子どもの体力が過去において最も高かった「昭和60年頃の体力・運動能力水準」に回復させ、さらに上回る水準に到達させることを目標としています。そのためには、日常生活における運動習慣と生活習慣の改善をさらに促進させることが必要となります。

生活習慣の改善は、健康の三原則である「運動・食事・休養(睡眠)」を中心とした生活習慣を見直すことです。また、運動習慣の改善は、運動やスポーツを実践することを中心として「運動時間を増大すること」です。そして、家庭においても「スポーツをすること」「スポーツを見る(観る)こと」や「スポーツについて話すこと」を生活の中に取り込み、「日常化」を促進することと考えます。

 

2 運動例の紹介 

 (1)上体起こし・・「プランク」

       

  ①うつぶせになり、肘を床につける。肘の真上に肩がくるようにつま先は立てておく。

  ②つま先と肘で体を支え、腰を浮かせる。頭・肩・腰・膝・足首までのラインが一直線になるよう 

   に10秒間キープ。このとき、呼吸は止めず、腰を反らさないように気をつける。

  ③ゆっくり戻して1セット。10秒を1~3回行う。

                                                               

 (2)長座体前屈・・・「ジャックナイフストレッチ」

   

  ①肩幅程度に足を開いてじゃがむ。

  ②両手で両足首をしっかりと握る。

  ③胸と大腿前面を接触させる。

  ④胸と大腿部が離れないように膝を徐々に伸展させる。

  ⑤限界まで伸ばしたらそのポジションで10秒間キープする。


 今回紹介した2つの運動例を各家庭で実践していただき、子供たちの体力向上に興味をもっていただけたらと思います。