過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

2015年1月の記事一覧

その3 カウンセラーの眼「元気は出るものではなく、出すもの」


<カウンセラーの眼「元気は出るものではなく、出すもの」>  「〇〇君は、いつも元気だね。」「〇〇先生は、元気のある先生ですね。」など、元気のいい(ある)子や人は、いつも元気なのでしょうか?

このような子や人に、「あなたは24時間、元気なの?」「小学校の時から元気だっなの?」と聞いてみると、まったくと言っていいくらいに同じ回答がありません。 回答の中には、「自分の性格です。」(自覚している)や「親の遺伝です。」、「私って、元気ですか?」(自覚していない)、「家では、ネクラなんですよ。」(場面を使い分け)など、面白い回答が出てきます。

さて、「元気の源は何か?」という問いの回答は、何かお分かりですか・・・ 回答は「母親」であり「父親」であり、「家族」であり、「その子に係われる大人たち」の「愛情」大きさと深さにあります。数日前まで、ブログに掲載していましたが、脳内物質である「オキシトシン」や「ドーパミン」がたくさん分泌されるように、ふれ合いや会話、関わりの内容と時間を増やすことだと考えます。

元気の源は、「もの」や「金」ではなく、「叱咤(しった)」でもありません。

子どもたちが、体の中から、「元気を出して」きて、勉強や部活動、中学校生活がモチベーション高く送れるよう、機会あるごとに親の(学校では担任や先生方が)「愛情」を注いであげてほしいと考えます。

その2 校長室コラム「矢中ブログ、毎日、見る習慣に」

 
 
 
校長実コラム「矢中ブログ、毎日、見るのが習慣になつています・・・」> 昨日、16時30分から「PTA総務委員会」(月1回実施)がありました(写真1,2枚目)。

会議の内容は、PTA関係のこれからの行事についての確認や2月20日開催の運営委員会や専門委員会の持ち方、内容等について打ち合わせをしました。この話の中で、大島会長さんや副会長さん方から、「矢中ブログ」について、色々建設的な御意見をいただきました。 話し合いで出た意見をいくつか記載します。

「毎日、矢中のブログを見ています。」

「見るのが習慣になっています。」

「土、日も更新していて、何かあればブログを見れば矢中のことが確認できるので安心です。」

「携帯電話の一斉配信、年間6万円程度の管理費(業者)を払うくらいなら、矢中ブログを活用したらいいのでは。」

「1日、1回、どの家庭でも、矢中ブログを見てくれるように、声かけをしていきましょう。」等々。

*** 昨日、この矢中ブログを開いて、見てくださった回数(ヒット数)は「790回」を超えました。毎日、携帯電話でスマートフォンで、パソコンからでも、「矢板中学校」を検索し、投稿内容を見て頂けると幸いです。今後も、色々な機会の中で、「矢中ブログ」を周知、紹介していこうと思います。

写真3枚目から7枚目・・・1年5組が今日1校時、2校時の家庭科で、「調理実習」をしている様子です。 いきいきと協力して調理に参加し、各グループとも「鮭のムニエル」が完成しました。 将来、大学に進学し、一人アパートで生活していくことを考えると、男女関係なく、自分で簡単な調理ができることが「生きる」ために必要だと感じました。

その1 食育コーナー「今日の献立」 


 


<食育コーナー「今日の献立」> ご飯、牛乳、酢豚、ワンタンスープ、パイン缶(1つ)でした。 私にとってはいいタイミングでの中華、それも「酢豚」が出て大満足の給食でした。 「酢豚」は一手間、二手間、余計にがかかるメニューですが、調理員さん方の「愛情」がいっぱい入っていて美味し「酢豚」でした。

*「酢豚」まめ知識* 「酢豚」は下味をつけた角切りの豚肉に、衣をつけ油で揚げ、甘酢あんかけをからませた中華料理です。

日本の中華料理店では、一般的なメニューになっています。また、広東料理店が多い欧米でも、人気が高い料理の一つです。長崎では、「酢豚(すぶた)」を「酢排骨(すーぱいこ)」とも呼ばれています。

「酢豚」の具は、竹の子、玉ねぎ、人参、ピーマンが中心で、椎茸やパイナップル、ジャガイモ、きくらげなどを入れることもあります。「酢豚」に、パイナップルを入れると甘みと酸味が増しますが、今日は別々にしました。

***参考文献「給食ガイド」1月23日(金) 伊藤敦子栄養教諭の資料から

その4 PTAコーナー「体育部 普通救命講習会への参加を」

PTA体育部(普通救命講習会の案内通知).pdf

(PDF 上をクリックすると通知が拡大してご覧いただけます)

<PTA体育部 普通救命講習会への参加をお願いします> 1月19日付けで、PTA体育部主催の「救命講習会」の通知を配布させていただきまいた。 2月7日(土)8時30分から11時30分までの3時間で、応急手当や心肺蘇生法、止血法の内容の講話と演習を行う予定です。

PTA会員の仕事を考慮し、今回は土曜日開催としましたので、多くの参加をお願いします。

その3 カウンセラーの眼「ストレスの傷は早めに対応」


<カウンセラーの眼「ストレスの傷は、早めに発見、対応を」> 現在は、「ストレス社会」と言われています。人間は人と係わり生きていく中で、「ストレス」のない社会はありません。 小さい頃から、我々は自分に係わる「ストレス」に打ち勝つ力(生き抜く力とか知恵と言うもの)を、生活経験の中で身につけ、生きてきました。

まずは、「ストレス」に打ち勝つためには、いくつかの方法があるので、ご紹介します。

1つめは、「ストレス」をうまくかわす(自分に向きあわないように仕向ける)方法

2つめは、「ストレス」に負けない方策、作戦などを考えて、実践していく方法

3つめは、「ストレス」に負けない耐性(心と体)を身につける方法

4つめは、「ストレス」を逆にプラスに置き換える(自分の成長のためによい機会だなど)方法

5つめは、「ストレス」と上手く付き合っていく方法

など、「ストレス」の軽重や続く期間などを考えて、私などは自分で判断して、乗り切ってきました。

ただし、これらに示す「ストレス対処方法」は、我々大人の世代の話です。

現在の子どもたちは、社会情勢の変化や核家族化、少子化、子どもたちを取り巻く大きな環境の変化の中で育ってきたことで、子供の「ストレス耐性の低下」や「ストレスに弱い体」、「ストレスに弱い心」、「ストレスからすぐに逃げる(逃避)傾向」など、小さな「ストレス」にも耐えるられず、負けてしまい子どもたちが出現しています。

〇お家の方へお願いですが、

1 今のお子さんの「ストレス耐性」のレベルを把握してください。

2 今、加わっているお子さんの「ストレス」に対して、親としてある程度の判断をしてください。自分で解決させるか、または親の加勢や応援が必要か、などを。

3 「ストレス耐性」や「ストレス対処」が弱い子には、早めに大人の口や手をさしのべてあげてください。

4 「ストレス」に対抗できる方法や術を、親子の話の中で伝えていってください。昔は、「大人の中」や「多い兄弟の中」、「外遊び」等の経験の中で、身につけてきましたが、今の子はそういう経験が不足し、学んできていないのが現状です。

「ストレス」への早い対応により、「不登校」や「いじめ」、「不適応」などの防止にもつながるものと考えます。