過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

2014年5月の記事一覧

晴れ 憲法記念日 カウンセラーの眼17「ムカつくの起源」


<カウンセラーの眼17「ムカつくの起源」>子供たちのマイナスの言動に対して、指導を加えた場合、何名かは「ムカつく。」「ムカつくんだよ。」と言う子がいます。 教師は「ごめんなさい。」と言うことを期待しているのに反する言葉(抵抗)です。 今日、ある場所にいった時、母子の会話の中でも「ムカつく。」と子供が言っているのを耳にしました。 「ムカつく」の起源は江戸時代の大阪近辺で、「胸がムカムカする。」という言葉を使ったのが起源のようです。70年代、「花の応援団」が出現した頃、意にそぐわないときに「ムカつく」という言葉を使い始めたようです。その後、親世代から子供の世代まで普通に使うようになって今に至っています。 ここで、問題なのは、注意や指導された時、反省のシナプスが作動しないで「ムカつく」というシナプスにつながることです。

その3 校長室コラム(有意義で安全な4連休に)

 

<校長室コラム(有意義な4連休に)>明日から、ゴールデン・ウィーク後半戦です。 子供たちはほとんどの日数が部活の試合や練習になってしまうかもしれません。または、農家では「田植え」のお手伝いをする子供もいるかもしれませんね。13,4年前、我が家ではこの時期、2日間は「田植え」を(子供は部活で)手伝い、2日は開放してもらって子供の部活の空いた日に、外出したことを覚えています。 特に、1年生は入学から1ヶ月が経過し馴れが出てくるこの時期に、例年「大きな交通事故」が起きています。十分、注意させてください。  写真1,2枚目・・・本日、3校時の1階東男子トイレのようすです。 持ってこない清涼飲料水のアルミ缶が1つ、投げてありました。 私の考えているグランド・デザインの中の「基本姿勢」を全職員で再考していきたいと考えています。

晴れ その1 カウンセラーの眼16 「十代の喫煙の弊害とは」


<カウンセラーの眼16「十代の喫煙の弊害とは」>以前、父母の影響(親が喫煙している家庭など)で,小学校高学年の頃から少しずつタバコに挑戦しはじめ、中学3年になると常習犯になっている子の担任からの相談がありました。 まずは、タバコの弊害について申し上げると、将来「肺がん」の発生率が通常の5倍に跳ね上がります。 しかも、成長過程にある「脳」に、色々な箇所で微少な障害(脳に送る血液量が減少するに伴い)を起こしていきます。 高いタバコ代(親からの小遣いかな?)を支払って、大きな脳や肺に一生のリスクを背負い、さらには次世代の遺伝子にまで影響をしていくことを、本人には分かってほしいと思います。 ただし、このような「常習犯」の子に、いくらタバコのリスクを話したり法律や刑罰の話をしたりても、聞く耳を持ちません。 刑事罰や法的な措置、福祉への協力依頼、親の教育力の再考、本人の自覚などから、総合的に関わって(寄り添って)いくのが重要だと感じています。

 

その3 歯科検診(全学年)

 

<歯科検診(全学年)>8時45分から、歯科校医の八板 誠先生と八板 崇先生の2名が来校してくださいました。 3年生が誠先生が、1,2年生は崇先生が担当し、歯の検診をしていただきました。 子供たちはどの学年も礼儀正しく、「お願いします。」「ありがとうございました。」など、挨拶やお礼もできていて、待つ時の態度も良好でした。 誠先生とは私が市教委時代に、「教育委員長」さんで、色々とお世話になった方です。 お二人の先生とは、同じゴルフ場の会員でもあります。

 

その2 カウンセラーの眼15 「32歳の母 中学3年の娘」


<カウンセラーの眼15「32歳の母 中学3年の娘が相談に」>中3の娘が不登校で、という相談を受けました。 母親の年齢を聞くと、「32歳」。下に3人の弟妹がいます。 母親18歳で出産した子で、次々に弟妹ができたことで、母親の愛情はそこそこで「いいお姉ちゃん」で120%がんばった結果、友達とのトラブルから学校へ行けなくなったようです。 卒業間際には、学校へ復帰し卒業。県立高校へ進学。卒業した歳に妊娠、結婚。披露宴には私が恩師でもないのに、招待され「恩師あいさつ」では、「乾杯」(長渕 剛)を歌ってきました。 現在は、子供2人いて、幸せに生活しているようです。