過去ブログ(平成27年度)

2016年1月の記事一覧

1月13日(水)その2 カウンセラーの眼「おかげさまの発想」

 <カウンセラーの眼「おかげさまの発想」> 今日のスポーツ新聞の第1面は、「SMAP解散?!」と記事で大騒ぎです。 世界では、イスタンブールの広場での爆弾テロの話も報道されています。
〇 さて、私たちは、何か苦しいことがあると、その原因を他人のせいにしたり、あの人のせいで自分が苦労しなくればならないなどと思うことがあります。 そうしたことを考えれば考えるほど、自分の心は暗く重くなります。
〇しかし、ここで「~のせい」という言葉を「~のおかげ」に置き換えると、どうでしょうか?  きっと、後に続く言葉が変わるはずです。 「あの人のおかげで、自分の未熟さに気づくことができた」「あの人のおかげで、苦労したけど、こんな貴重な体験ができた」などのように、言葉のつながりがHappinessに変わります。
〇どんなときにでも、感謝のことば「~のおかげ(で)」という発想で頭を切り換えることができれば、人生もプラスに変化していくのではないでしょうか!!!   参考文献「ニューモラルNo,557」(平成28年1月号) p14,p15から引用

1月13日(水)晴れ 食育コーナー「今日の献立」

 <食育コーナー「今日の献立」> ご飯、牛乳、麻婆豆腐、かんぴょうサラダ、パイン缶でした。矢板中の「麻婆豆腐」は、豆腐が1cm角に小さくカットされていて、ちょい辛の専門店の味です。
***まめ知識「豆腐」・・・大豆はそのままでは、消化吸収がよくないとされていますが、大豆を原料として作った豆腐の吸収率は高く、90%以上が消化吸収されます。
最近では、生活習病の予防や回復、健康の維持に有効な食品、機能性食品が注目されています。豆腐にも、これらの機能があり、古くからある健康食品と言われています。   参考文献「給食ガイド」(H28,1,13) 伊藤敦子栄養教諭の資料
 

1月12日(火)その2 中学生海外派遣事業「5日目」

 <中学生海外派遣事業「5日目」> 1月8日(金)に出発(スタート)した「中学生海外派遣事業」も後半の8日目を迎えました。
〇今日の午前中は、現地校で授業に参加し、ホストファミリーとのお別れがあります。 ロサンゼルス市内のレストランで団員、引率者とともに昼食。 午後は、市内の「サイエンスセンター」や「自然史博物館」を見学し、アナハイムのホテルで宿泊となります。 4日間のホストファミリーとの生活では、大きな問題もなく楽しく生活できたようです。
〇派遣事業1日目。同行した事務局の齊藤指導主事が市教委に送信したメール記事が、3連休をはさんで、本日朝、矢中に転送されました。参考までに、掲載します。
1月8日、16時51分・・・成田空港です。皆さん、極めて元気です。サービスエリアでは、お弁当以外にも、モリモリ食べている人(団員)もいました。 皆、無事に搭乗口に入りました。 ロサンゼルスに着いたらまたメールします。
1月9日、15時23分・・・無事、ロサンゼルスに着きました。 先ほど、ホームステイ家庭とのパーティーも終わり、皆さん元気にホームステイ先に向かいました。 どの家庭も好意的で良かったです。 こちらで確認したところ、戸別の訪問や電話での確認は、決まった家だけにしてほしいそうなので、学校での体験の様子を後日、送ります。 

1月12日(火)曇り その1 食育ガイド「今日の給食」

 <食育コーナー「今日の献立」> コッペパン、ピーナッツクリーム、牛乳、白身魚フライ、五目ビーンズ、中華風コーンスープでした。 「五目ビーフン」を食べるたびに、昔の母親の作ってくれた味を思い出します。 
***まめ知識「ビーフン」・・・日本のビーフンは、太さが決まっているため、調理の方法は炒める場合とスープに入れる場合がほとんどですが、東南アジアでは極細いものから日本のうどんのように太いもの、シート状のものまで多種類のライスヌードルが存在し、ビーフンを使った様々な料理があります。
 

1月11日(月)その3 カウンセラーの眼「3センチのガマン」

<カウンセラーの眼「3センチのガマンをしてきましたか?」> 2日間参加した教育相談学会の「中央研修」で、東京学芸大学 小林正幸教授の講演を聞くことができました。その中で、「3センチのガマン」のことについて話していたので紹介します。
〇今までの子育ての中で、お子さんが危険なときや危ないときは親は手を伸ばして支えてきたと思います(100%近くの親が)。 
では、危険な時以外は、お子さんを尊重、信頼、任せて行動させてきましたか? 親の手(支援や関わり、応援)は、お子さんから、3センチメートル離れた距離感で、ガマンして支えてきたでしょうか? この3センチの距離感で支えてきかたが、これからのお子さんの成長に重要であると話していました。 
***少子化の進行にともない、子供が2人か1人と少なくなったことで、親の手(手間や関わり、支援)が100%子供に向けられるようになりました。 このことが、逆に「弱い子」「自分で選択できない子」「自己肯定感が低い子」が、以前より多く育ってきているように、私は子どもたちを見てきて感じています。
「弱い子」と書きましたが、この20年間、文科省が各種の施策を講じていながら「長期欠席や不登校」の児童生徒が減少しない(逆に増加してきた)のは、この親の子への関わりの変化も影響しているように、小林教授の講演から感じてしまいました。
100%お子さんに寄り添っておられる父親や母親には、是非危険な時以外は、「3センチ離れた距離」で、お子さんを支えていただければありがたいと思います。