過去ブログ(平成27年度)

2015年11月の記事一覧

その4 高濱正伸先生の講演から 5

<花まる学習会 高濱正伸先生の講演会から 5> 高濱先生の講演内容を連載しています。今日は5回目です。参考になればありがたいです。


〇娘と母親の関係悪化した事例・・・10歳から子どもとの関わりを変えましょう、という話を前々回に書きましたが、母親と娘の関係が悪くなる事例を紹介します。


小学5年生の娘に母親が「夕飯のお手伝いをして」と頼みました。娘は喜んで野菜を切ったりしていましたが、初めての経験でうまく包丁が使えなかったり、母親の思うように料理ができ上がらなかったとこはありませんか? この母親は、娘のできない姿に腹を立て、娘の手を強くたたいたそうです。 さて、この娘はどう思ったでしょうか?答えは、「お母さんを絶対、許さない!」と強く感じ、その後は母親に対して反抗をはじめたそうです。


〇母親には「ニコニコカード」を作っておく・・・母親のイライラ、ストレス解消をねらって、「ニコニコカード」を作っておきましょう。


「ニコニコカード」の例として、「ママ友」カードや「マイドル」カード、「幼稚園から友」カード、「自分の母親」カード、「アイドル」カード、「趣味」カード、「ヨガや体を動かす」カードなどのカードを、母親がうまく時間を見つけて使いこなすことをおすすめします。


***「ニコニコカード」+「父親の関わり」がうまくいくことで、母親のストレスが減少し、家庭が子どものために良いスパイラルで回っていくと思います。

その3 PTA関係のお知らせ「総合の発表会及び体育部講演会」

<PTA関係のお知らせ「総合的な学習の時間 学年発表会について> 保護者の皆様におかれましては、公私ともに御多用のことと思います。11月5日付けで、この案内をお子様をとおして配布させていただきましたが、再びお知らせします。

〇「総合的な学習の時間 学年発表会」・・・日時 12月3日(木)、13時50分から15時30分まで、学年発表会を行います。

会場 1学年・・・体育館   2学年・・・武道館   3学年・・・多目的室

内容 ジャンルごとの代表者(グループ)の発表を行います。


***代表者(グループ)決定や当日の発表順番などは、後日またお知らせします。

その2 校長室コラム「明日と明後日、矢中ブログにつながりません」

    

<校長室コラム「矢中ホームページのバージョンアップに伴い、明日と明後日の学校ブログへのアクセスはできません!」> 今日は、冬から秋に逆戻りのような暖かな陽気になりました。連絡事項がありますので、ご覧ください。

〇市内小・中学校の「学校ホームページ」を管理する業者から、「ホームページのセキュリティ強化のためにバージョンアップをしたい」というお願いがありました。市内小学校では、順次、新しい画面の「ホームページ」になっていると思います。

そこで、矢板中では明日と明後日の2日間、バージョンアップの変更作業の関係で、「矢中のホームページ」へのアクセスができなくなります。明日からは、矢中を検索しても、「検索ができません」とか、「ホームページにはつながりません」などという画面が出ますが、機器の故障ではありませんので、ご安心ください。

再び、「新たな矢中ホームページ」につながるのは、今週の金曜日、27日の朝からの予定です。ご理解とご協力をお願いします。

***なお、上記の記事については、夕方、「メールの一斉配信」で全家庭にお知らせします。

その2 カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から4」

<カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から その4」> 高濱先生の講演内容の紹介、4回目になります。今日は、2つのことを紹介します。


〇もめごとは、肥やし・・・この世の中を変えていってほしい、という要望を前置きに話がはじまりました。22歳になって会社で使えるかという観点でいくと、今の男の子は、良い子

良い子で育ち、さて就職して会社の中でどうなるかと言うと、適応できない。逆に、日本の女の子は、就職して適応できます。しかも世界中の企業で、日本人女性は礼儀正しく時間を守り、仕事もねばり強くやるので、一番求めている人材だそうです。さて、どうして、日本の女の子が会社の中で適応できるかというと、小・中学校、高校時代に、小さないじわるやいじめ、物をかくされたり、かくしたりなど、女子同士で繰り返し経験しているので、厳しい会社の中でビクともしない、余裕があるのです。


〇東京大学の学生にアンケート・・・全員が「はい」と答えた質問がある。その質問とは、

1親が、勉強しろ、勉強しなさいと今まで1回も言わなかった。

2母親(ママ)が、いつもニコニコしていた。


***母親に余裕があり、日々、ニコニコしていることが、東大合格という難関クリアできる子どもが育つ基盤や環境になるのかもしれません。

その2 カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から3」

<カウンセラーの眼「花まる学習会 高濱正伸先生の講演から 3」>高濱正伸先生の講演の3回目は、「妻(母親)との夫のうまい付き合い方」について掲載します。


〇妻の基本・・・うわさ話が好き。 文句を言う。  話に内容がない(?)。 リアクションが大きい(卓球のように)。→ こんな妻へ、夫は「うなずきながら、話を聞くこと」です。


〇高濱先生の見解ですが、子どもを産み育てている母親と父親は、同じ人間のレベルではない。例えるなら、母は「トラ」で、父は「犬」ぐらいレベルが違うことを理解しないと・・・。


〇昔は、「子育て」の手助け、応援隊があった。それは、「地域」であり、「近所のおばちゃん

」であった。地域が若い母親の「ゆりかご」になっていた。

しかし、現在は、母親は家の中で「孤独」であり、子育てに悩み苦しみ、子どもを守ろうとイライラの連続である。現在の母親は、子連れの熊のように恐く、どう猛である。そして、イライラが増幅して子ども当たる。父親が仕事から帰ってくると、(父親)に当たるのである。


〇まとめ・・・家庭の中での父親の位置と役割認識を再確認してほしい。「育メン」や「聞き役にまわる」「妻のイライラ解消に努める」など、「妻」に対して夫の上手なスタンスが要求されています。

***今日の記事は、父親、夫、男には、厳しい内容だと思います。人生の先輩という立場で、この高濱先生の話は、まったくかけ離れた内容ではないな、と私は反省を込めて納得できました。