その2 カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から4」
<カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から その4」> 高濱先生の講演内容の紹介、4回目になります。今日は、2つのことを紹介します。
〇もめごとは、肥やし・・・この世の中を変えていってほしい、という要望を前置きに話がはじまりました。22歳になって会社で使えるかという観点でいくと、今の男の子は、良い子
良い子で育ち、さて就職して会社の中でどうなるかと言うと、適応できない。逆に、日本の女の子は、就職して適応できます。しかも世界中の企業で、日本人女性は礼儀正しく時間を守り、仕事もねばり強くやるので、一番求めている人材だそうです。さて、どうして、日本の女の子が会社の中で適応できるかというと、小・中学校、高校時代に、小さないじわるやいじめ、物をかくされたり、かくしたりなど、女子同士で繰り返し経験しているので、厳しい会社の中でビクともしない、余裕があるのです。
〇東京大学の学生にアンケート・・・全員が「はい」と答えた質問がある。その質問とは、
1親が、勉強しろ、勉強しなさいと今まで1回も言わなかった。
2母親(ママ)が、いつもニコニコしていた。
***母親に余裕があり、日々、ニコニコしていることが、東大合格という難関クリアできる子どもが育つ基盤や環境になるのかもしれません。