その2 校長室コラム「男爵と きたあかりを比べて・・・」
<校長室コラム「男爵と きたあかりを比べて・・・」>今日の午後、梅雨に晴れ間をねらい、家で「ジャガイモ掘り」の手伝いをしました。この1週間、雨が降り続いていたことからジャガイモ掘りが、どこの家でもできなかったと思います。 我が家では、3列を「男爵」(写真1枚目)、3列を「きたあかり」を育てていましたが、男爵は表面がゴツゴツしていて、大中小と大きさに差があります。収穫量も少なめです。 逆に、きたあかりは表面がなめらかで、つるつるしていて、中ぐらいの大きさで、量も多く収穫できました。 料理では、男爵は煮くずれがしないので「煮物」や「カレー」に向き、きたあかりは柔らかい特徴を利用した「ジャガイモサラダ」や「ジャガバター」、「ポテトチップス」などに向くようです。 2種類のジャガイモを掘っていて、ふとこのジャガイモが「子供たち」だったらと考えてしまいました。 子供たち、一人ひとり、身長が違い、体重も異なります。 学力や身体能力、性格も違いますが、それぞれの子供たちには「特性」や「特技」、「よさ」がある反面、「弱さ」も持っています。 これらをうまくプラスの方向に向かわせていくのが我々、教員や学校の仕事だと自戒する時間となりました。 夕飯には、「小粒のきたあかり」のよさと特性を活かして作った甘辛煮を美味しくいただきました。