過去分(H25~H26)
7月18日(金)その2 カウンセラーの眼
「夜ふかし・遅寝が子供の発達に悪影響が・・・」
<カウンセラーの眼「夜ふかし・遅寝が子供の発達に悪影響が・・・」>「子どもの夜ふかし 脳への脅威」ー体内時計の混乱。脳機能が低下するー(三池 輝久 著 集英社新書)。 こんな恐ろしい標題の図書が気になり本屋で買ってしまいました。 三池先生(小児科の専門医)のところに外来で来る子供たちに変化が出ているそうです。 現在の社会が「夜ふかし・遅寝」になってきたことで、生活リズムが夜型になり、子どもは学校へ行って授業を受け、部活動に参加することが辛くなります。 記憶力や判断力、集中力、やる気が低下し、強い疲労感を持つようになっていきます。 子どもの「脳」がひどく疲れ、機能低下を起こし、まるでお年寄りの「認知症」と似た状況が起きていきます。 このような症状になる子供たちを総称して「小児慢性疲労症候群」という診断を出すそうです。 ***治療法としては、日々、規則正しい生活習慣と睡眠時間、朝、太陽を眺めて「朝食」をきちんととることだそうです。この夏休み中、不規則な生活習慣にならないよう、このブログをプリントアウトするなどして、お子様と話し合ってみてください。