立志式
2月5日(火) 立志式が本校体育館において、厳粛に行われました。
立志式とは、元服にちなんで数え年の15歳を祝う儀式に由来し、中学2年生が、将来の決意や目標などを明確にし、大人になる自覚を深めることをねらいとして行われるものです。
学校長式辞では、足利市出身の相田みつをさんの「雨の日は雨の中を、風の日は風の中を」ということばが紹介され、今、新たな道を歩もうとしている2年生の前途に、雨や風の日があったとしても、現実から目をそらさず、ありのままを受け入れ、前向きに進んでほしいという話がありました。
中郷香織PTA会長の祝辞では、山本有三さんの「路傍の石」の吾一少年のひたむきに生きる姿が紹介され、一生懸命努力すること、諦めないことがこれから成長していく上で大切であるということが話されました。
参加した1、2年生の生徒たちは、他の来賓の祝辞にも真剣に耳を傾け、これから一日一日を大切にして、何事にも一生懸命取り組んでいく気持ちを強くしました。
立志の決意発表では、将来の夢や目標を漢字一字で表し、その理由を壇上から全員が堂々と発表しました。
また、立志式後、講師に地元のこどもの森保育園長の笹沼卓夫さんを招き、記念講演が行われました。「今、思うこと」と題して、自分の体験を通して、生命の誕生、大学受験に本気で取り組んだこと、何十年も経って感じる親の愛などを熱く話していただきました。
生徒たちにとっては、困難にぶつかったときの生き方のヒントになり、また、親の愛の偉大さを感じ取ることができたのではないかと思います。