被災地訪問
8月10日(金)生徒会役員、学級委員が東北地方の被災地を訪問しました。担当教員3名、矢板市生涯学習課より1名、ボランティア団体より1名、生徒24名が参加しました。この活動は、平成25年度から毎年実施され、今年度で6回目となります。東日本大震災により被災した学校や街を見学し、当時の状況と現在の様子を直に感じ、社会貢献活動に取り組む意欲と態度を育てていきたいと思います。
昨年に引き続き震災遺構荒浜小学校跡を見学し、地元のボランティアの方から当時の様子を説明していただきました。
また、荒浜小学校跡地の目の前にある深沼海水浴場に隣接した、
東日本大震災慰霊碑や、
津波の高さを語り継ぐための荒浜記憶の鐘を見学しました。
今まで訪問していた小野駅前仮設住宅は昨年9月になくなってしまったので、小野駅前の「空の駅」に行き、小野駅前の復興の様子を聞いたり、おの君人形を購入したりました。
また、空の駅復興のための募金や、おの君人形を作るための材料となる靴下や綿、暑中見舞いをお渡ししました。さらに、ボランティア団体「風車」の方々が育てた枝豆やスイカもお渡ししました。
プランターを持参し、花の種を蒔いてきました。空の駅を明るく飾れるよう、立派に咲くことを願いながら作業しました。
その後、路線の大打撃から全線開通した仙石線に乗り、
小野駅から野蒜駅まで移動し、旧野蒜駅に隣接して作られた「東松山市震災復興伝承館」を見学しました。
この被災地訪問により 改めて、地震、津波の恐ろしさを感じ取りました。また、街や建物は元の姿にかなり戻ってきたことは感じましたが、復興途中というところもたくさんありましたので、更なる復興を願うばかりです。