活動の様子

2016年6月の記事一覧

校内研究授業


 6月29日に、第1回校内研究授業を行いました。校内研究授業は、各担任が行う授業を多くの先生方で参観し、本校の学習指導の向上を目指して、指導方法の良かったところや改善点を確認したり、学力向上に向けての提案をしたりするものです。今年度は、研究の視点を「伝え合う力を伸ばす学習指導」におき、研究を進めていきます。
 本日は、6年生の学級活動と1年生の国語の授業を行い、指導助言・講師として、宇都宮大学教育学部准教授 森田香緒里先生と矢板市教育委員会指導主事 井上冨美枝先生にお願いをしました。
 
 
 
 
 6年生の授業は、交通事故にあわないようにするための危険予知能力と危険回避能力の向上を目指したもので、視聴覚教材や学習支援ボランティアとして乙畑自動車整備工場の市村典久様のご協力を得て行いました。道路の写真を見ながら、どのような危険があるかをグループで話し合いながら安全な自転車の乗り方について確認し合った授業でした。最後に市村様から事故の防止に必要なことについて、運転者としての立場や自動車を取り扱っているという立場からお話をいただき、学習に深まりができました。
 
 
 
 1年生の授業は、話す力と聞く力の育成を目指した「たからものはっぴょうかいをしよう」を行いました。自分の宝物を発表した後、聞いていた児童がそれに関して質問をして、発表者が答えるという授業です。聞く人数によって適切な声の大きさを出すことや分かりやすい発表にすること、発表内容を正しく聞き取り適切な質問をする等、1年生にとっては難しい部分のある授業になる心配がありました。しかし、わくわくしながら「たからもの」を見つめ、発表を終えた後にうれしそうに他の児童から質問を受けている姿が多く見られ、充実した「たからもの」発表会になりました。
 
 
 児童が下校した後は、指導の先生方をお迎えして授業研究を行いました。指導計画を立てている途中に生じた疑問点や、伝え合う力を育成していくために必要な事などについて、今後の参考となる事項を示唆いただきました。ご多用の中、本校職員の研修にご協力いただき、ありがとうございました。