2021年3月の記事一覧
3月24日(水) 令和2年度修了式
令和2年度矢板市立片岡小学校修了式を行いました。
修了式では、まず校長先生からのお話があり、次に学習指導の先生からは春休み中の学習について、生活指導の先生からは春休みの生活についてお話がありました。新型コロナ感染症対策のため、オンラインでの実施となりましたが、子供たちは姿勢正しく立派な態度で式に臨みました。
また、その後に各教室に校長先生と教頭先生が訪問し、代表者に修了証書と進級祝賞をお渡ししました。
桜のつぼみがほころぶ中、子供たちは笑顔で下校しました。
来年度も子供たちが笑顔で登校してくることを楽しみにしています。
今年度も保護者の皆様や地域の皆様からの本校の教育活動へのご理解とご協力をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
【校長先生のお話】
今日で、令和2年度、1年間の学習がすべて修了します。
皆さんは、今の学年になって、1年生が186日、2年生から5年生が188日、登校しました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の対策を行ってきた1年でした。
皆さんは、マスクを付け、手洗いをこまめに行い、密集、密閉、密接の3密を避けながら、感染症予防をよく行っていたと思います。
2学期を振り返ってみると、計算タイムトライアルやなわとびをがんばっていましたね。計算タイムトライアルは、1秒でも速く解こう、1題でも多く解こうと取り組んでいました。また、なわとびは、あや跳び、二重跳びが跳べるようになりたい、新記録を出したいと、取り組んでいました。
どちらにも共通していることがありますね。
それは、できるようになりたいという、自分のやる気があることです。
やる気になれば、何をやっても伸びます。自分で、やる気スイッチを入れることです。
でも、このやる気スイッチが入らないときもありますね。
このやる気を引き出してくれるのが、先生であり、友達であり、学校なのです。
皆さんは、この1年間で、頭も、心も、体も大きく成長しました。
それは、学級担任や副担任の先生方、教科でお世話になった先生、片岡小学校の多くの先生に支えられて成長してきたことを忘れないでください。また、おうちで、皆さんのめんどうをみてくれている家族の支えがあって、皆さんが成長したのだと思います。
3月25日(木)から4月7日(水)までの2週間、春休みになります。春休みが明けて、4月8日、皆さんが、元気に片岡小学校へ登校してくるのを祈っています。
3月23日(火)昼休みの様子
先日とは打って変わった晴天で春の訪れを感じられる一日でした。
2学期最後の昼休みには、子供たちは、外に出て遊具で遊んだり、グラウンドを走り回ったりして楽しんでいました。また、本日は矢板市上空を飛行機が飛行し、白色スモークで青空に笑顔のマークを描いていました。
思わぬ笑顔の贈りものに、子供たちも空を見上げて笑顔を浮かべていました。
(上の写真は飛行機の白色スモークの軌跡を見えやすくするため、一部加工しております)
3月22日(月) 一斉下校
一斉下校を行いました。
6年生が卒業して初めての一斉下校で、5年生や4年生が班長になって班の児童を並ばせたり、適度な距離を取るようにやさしく教えてあげたりすることができました。
いつも地域の皆様が見守ってくださっているおかげで、子供たちも安全に登下校することができています。
3月19日(金) 卒業生のお見送り
卒業式後、昇降口前で卒業生のお見送りをしました。
門出を祝福するかのような雲一つない晴天の下、保護者の方や職員からの拍手を受け、花のアーチをくぐって6年生が巣立って行きました。
中学校での一人一人の活躍を期待しています。
3月19日(金) 令和2年度卒業式
令和2年度卒業式を行いました。
今年度は新型コロナ感染症対策のため在校生は出席しませんでしたが、卒業生への感謝の気持ちを込めてビデオメッセージを送りました。
卒業生は、立派な態度で式に臨み、別れを惜しみながら、片岡小学校を巣立っていきました。
【校長先生のお話】
巣立っていく50名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
今年度1年間を振り返ってみますと、皆さんの輝かしい成長の姿が思い出されます。4月から5月にかけて、新型コロナウイルス感染症対策として、約2か月間の臨時休校がありました。その中で、学校に来る楽しさ、友達と学び合う喜び、みんなで食べる給食のおいしさなど、毎日、学校に通える幸せに気付いたのではないでしょうか。
みなさんは、1年間を通しての委員会活動やクラブ活動において、最高学年としての自覚をもち、リーダーとなって活躍しました。また、チャイムなしで、5分前に外遊びを切り上げて教室に戻る行動で、本校のよい校風を創っていました。皆さんの行動一つ一つが在校生の模範であり、頼りになるお兄さん、お姉さんでした。
先輩から受け継ぎ、皆さんが、今年度築いてきたことを、この4月からは、5年生が引き継ぎます。このつながりが、片岡小学校のよき伝統となっていくと確信しています。中学校でも、何事にも自分から取り組む積極性と、人の考えを聴き、自分の考えを伝え合うコミュニケーション力を鍛えてください。この積極性とコミュニケーション力は、皆さんが大人になって活躍する時代にも必ず役に立つ力です。
人生100年時代を、豊かで幸せに暮らしていくために、次の3つのことを心がけてほしいと思います。
1つ目は、人との出会いを大切に、多くの人とよい関係を築くことです。
友達との関係、先生との関係など、今までに築いた絆を大切にしながら、これから出会う多くの人とよい関係を築いていきましょう。よい関係を築く秘訣は、心に伝わるあいさつをすることです。「ありがとう。」という感謝の気持ちを言葉で伝えることです。また、自分がどのような声かけをしたら、相手が受け入れてくれるか、常に考えることです。
2つ目は、何事もプラス思考でとらえることです。皆さんは、小学校でたくさんの楽しい思い出ができましたね。また、間違ったり、失敗したりしてくじけそうになったこともたくさんあったことでしょう。失敗したことや挫折したことを、その後にどのように生かしていくかを考え、気持ちを切り替えることが、プラス思考です。何事もプラス思考でとらえて、人生を歩んでほしいと願っています。
3つ目は、目標をもってこつこつと努力する人になることです。皆さんが立てた将来の夢や目標を必ず実現するという、強い信念をもち、自分が決めたことを毎日着実に努力し続けることを期待しています。
私たち教職員は、皆さんの心と体が大きく成長したことを感じています。自信をもって中学校へ進学してください。
結びに、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。この日を迎え、胸がいっぱいのことと思います。お子様の12年間の成長の中には、ご心配やご苦労もたくさんあったことと思います。また、お子様と共に過ごした時間の中で、どれだけたくさん笑ったことでしょう。どれだけ楽しい思い出をもらったことでしょう。
これからも親の思い、家族の思いを伝え、子供の考えを聴き、対話しながら、お子様が、つらいことや苦しいことを、自分で乗り越えられるように見守ってください。
卒業される50名の皆さんが、片岡小学校の卒業生としての自信と誇りをもって、たくましく歩んでいくことを願っています。