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2021年9月の記事一覧
全校集会(富岡校)
全校集会を行いました。
今回は、4名のお友達が自分で考えた〇〇ベスト3を発表しました。それぞれ選んだ理由などがあって、お友達のことが分かる発表でした。
感想発表では、発表の仕方が良かったことや友達の発表内容に共感できることなどが
研究授業(三春校)
6年生算数科「拡大図と縮図」の研究授業を行いました。
体育館の高さなど、直接測ることのできない長さの求め方を考えます。
学校の体育館脇で、体育館の屋根を見上げているときのことを想起しながら、体育館から自分までの距離や
屋根を見上げているときの角度など、分かっている情報を書き込んでいきます。
縮図をかいて、直角三角形の高さを測ることで体育館の高さが求められそうだと気付きました。
縮尺をどうするかや、地面から自分の目の高さまでの扱いなど、悩みながらも直接測ることのできない長さを
求めることができました。
これらの学習をもとに、縮図や拡大図の性質が、日常生活のどのような場面でどのように活用できるか、
さらに探っていく予定です。
今月の給食指導(富岡校)
給食の話題を、毎月栄養技師の先生が掲示してくださっています。
今月は、二学期が始まってすぐということでコロナ対策をしながらの給食準備で気を付けることなどについてお知らせしてくれました。
また、旬の食材である「かぼちゃ」や「さんま」などを知らせてくれたり、楽しく学べるようにをだしてくれたりと、子ども達が興味を持つような内容になっています。
今月も、子ども達がおいしく給食を食べられるといいと思います。
最後の水泳授業(三春校)
今日は川内小学校において、葛尾小学校や富岡校と共に、合同水泳記録会が行われる予定でしたが、
昨年に引き続き中止となりました。
そこで、郡山ユラックス熱海の室内プールをお借りして、三春校単独で校内水泳記録会を開きました。
プールでは撮影ができないために、写真で様子をお伝えすることはできませんが、石拾い・25mクロール・
50m個人メドレーなど、自己記録の更新を目指して全力を尽くす姿が見られました。
三春校にはプールがないため、開校当時から、郡山ユラックス熱海の室内プールをお借りして水泳の
授業を行ってきました。このような特段の配慮をいただくことができましたのは、プールを管理運営
されているゼビオコーポレート株式会社様の温かいご理解とご支援があったからこそだと、深く感謝
しております。
今日は、最後の水泳授業ということもあり、これまでの感謝の気持ちをこめて、児童一人一人が
感謝の気持ちをお伝えしました。
「水泳は苦手だったけれど、ここで練習をすることができたおかけで、泳ぐことができるようになりました。」
「1年生の時から、ずっとここのプールで水泳の練習をさせていただきました。
今では、バタフライなどもできるようになりました。ありがとうございました。」
室内プールには25mプールだけでなく、幼児用のプールもあるため、低学年から高学年まで、
児童の実態に応じて安心して練習することができました。
最後に、感謝の気持ちを書いた色紙をお渡ししてきました。
「今度はご家族と一緒に、ぜひご利用ください。お待ちしております。」
と、温かいお言葉をいただきました。
ゼビオコーポレート株式会社のスタッフの皆様、10年間私たちを支えてくださいまして、
本当にありがとうございました。
いつも明るい笑顔で出迎えてくださり、新型コロナウイルス感染対策も万全にしてくださったおかげで、
子どもたちは安心して水泳の授業に参加することができました。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
校内水泳記録会(富岡校)
校内水泳記録会を行いました。
天候は小雨でしたが、本校のプールは屋根付きのためこれまでの練習の成果を発揮する水泳記録会を実施できました。
高学年の代表二人が、校長先生に誓いの言葉を堂々と伝えました。
低学年は、「フラフープくぐり」と「石拾い」に取り組みました。
水を怖がっていた子も、もぐれるようになってきました。
中学年は、「13mビート板」や「13m自由形」に取り組みました。バタ足を頑張って泳ぎ切りました。
手前でビート板を持っているのは5・6年生です。スタートから13m(ちょうどプールの中央付近)に立ち、ここにタッチしたらゴールという目印になってくれました。
高学年は、各自の泳力に合わせて様々な種目に挑戦しました。お兄さんお姉さんの力強い泳ぎに、みんな注目していました。
7月から頑張って練習してきた水泳学習は今回で終了です。それぞれが目標をもって練習に取り組むことができました。
8日には、いざというときに自分の身を守る「着衣泳」の学習を予定しています。お知らせしている準備物の用意をお願いいたします。
体育の授業(三春校)
新型コロナ感染症対策にしっかりと気を配りながら、体育の授業を行っています。
この日は雨だったために校庭が使えなかったので、体育館で全ての扉や窓を開けて行いました。
全校児童で授業を行っていますが、児童数が少ないため、間隔を十分にとることができます。
ティーボールの学習をするので、運動身体づくりプログラムの中にもボールを取り入れました。
できるだけ児童同士の接触を減らすために、フライを捕る練習では自分で投げ上げたボールを捕るようにしたり、
投げる練習では壁に向かって投げるようにしたりしました。
引き続き、どの教科でも感染対策を入念に行いながら授業を進めていきたいと思います。
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。
今回ご紹介するのは、10年前の今日、2011年9月1日の思い出です。
東日本大震災と原発事故の影響により、富岡町の子どもたちはある日突然、避難先の見知らぬ土地で、
友達も知っている先生も誰もいない学校に通う生活を送らなければならなくなってしまいました。
不安な気持ちを抱える富岡の子どもたちが少しでも安心して学べる環境をつくるために、
三春町の曙ブレーキ工業様の施設をお借りして、富岡町立幼稚園・小中学校を開設した日が
10年前の今日だったのです。
県内各地の仮設住宅等に避難している子どもたちを、数台のスクールバスで送迎することになりました。
約半年ぶりに友達や先生に会うことができて、子どもたちもうれしそうです。
「みなさん、おかえりなさい。」
当時は、避難先の学校に、まだなじめていない子どもたちもいたはずです。
大好きな友達や先生と一緒に生活できる学校ができたことは、どんなに心強かったことでしょう。
新しい富岡の学校と言っても、ここはブレーキ工場。
プレハブから、開設式が行われる会場に移動するのも、低学年にとっては一苦労でした。
現在は、園児1名、小学生5名、中学生4名ですが、当時はこんなにたくさんの子どもたちがいました。
教室として使用しているこの建物も大地震による被害を受け、天井が崩れ落ちているところもたくさんありました。
また、学校に当たり前にある物が何もありませんでした。
この三春校を開設するにあたっては、本当に多くの方々のご尽力とご支援をいただいたからこそ可能になったことを、
私たちは決して忘れません。
三春校が閉所するまで残り7か月となりました。
感謝の気持ちを忘れずに、1日1日を大切にしていきたいと思います。