文字
背景
行間
2021年10月の記事一覧
あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。
今回ご紹介するのは、葛尾小学校との思い出です。
葛尾小学校のみなさんは、帰村するまでの間、三春町の旧要田中学校で学校生活を送っていました。
平成28年頃は、まだ遠隔合同授業の設備もなく、同じ双葉郡から三春町に避難してきている学校同士と
いうこともあり、年間を通じて様々な交流をしていました。
葛尾小学校で杉山亮先生のお話会が行われた時に、三春校の児童を招待してくださった時の写真です。
この当時は、両校を合わせると、児童数は24名もいました。
三春校で行われた、スポーツ集会です。お互いの学校の児童会が中心となり、みんなで楽しめるスポーツを
考えて交流していました。普段の体育の時間にも頻繁にお互いの学校を行き来して、一緒に授業を行って
いました。
見学学習をする時には、単元や授業の進み具合を調整して、一緒に行けるように工夫していました。
これは、4年生の社会科の学習ですね。
こちらは、1年生の生活科の学習です。片曽根山森林公園に森の案内人さんと一緒に行ってきました。
三春校に戻った後、拾ってきたどんぐりなどを使って仲よく木工作品を作りました。
時には、葛尾小学校の教室で学年ごとに合同授業を行うこともありました。
三春校の児童・教職員の分も給食を手配してくださり、大勢で食事をとる楽しさを味わえる機会を
設けてくださいました。
なわとび記録会も、葛尾小学校で実施していた行事の1つです。
当日は両校の保護者の皆様もたくさん駆けつけてくださり、大きな声援をおくってくださいました。
葛尾村に帰村してからも、このホームページでご紹介してきたように、ずっと両校の交流は続いています。
三春校は閉所しますが、高校生や社会人になってから、またどこかで一緒になることがあるかもしれません。
いつまでも、お互いに助け合い、励まし合っていける関係が続いていくことを願ってやみません。
図工の授業(三春校)
今日の図工の時間は、オリジナルデザインTシャツ作りをしました。
今月予定されている学習発表会の衣装にするためです。
これまでの版画の学習の経験を生かすことで、Tシャツに自分の好きな模様を付けることが
できます。
iPadを使って、どんなイラストや模様にするかアイディアを練ります。
Tシャツのサイズに合う大きさになるように意識しながら、イラストを描いていきました。
イラストが描けたら、カッターナイフで切り取っていきます。
次回は、実際にTシャツに模様を付けていく作業に入ります。
どんな作品に仕上がるか、今からとても楽しみです。
体育研究授業(富岡校)
中学年の体育で研究授業を行いました。今回の研究授業は、OJT(On-the-job Training)として普段の授業を見合い、よりよい授業のための研修を目的にしています。
今日の授業のめあてを確認。
ハードルをより上手に跳べるように、ペアになってタブレットで動画を撮影し合いました。
お互いの動画を見合い、良かったところや気を付けた方がいいところなどを伝え合いました。エアドロップで動画を送り合うことができるので、自分のタブレットで、友だちの動画を見て参考にすることができます。
最後は、自分の練習ポイントに気を付けながら何度も練習し、上手に跳べるようになってきました。動画だと、客観的に見ることができるのでとても分かりやすいようです。
防災無線録音(富岡校)
防災無線の録音に代表の6年生4名が参加しました。今回は防犯に関する内容でした。
「あやしいぞ お金の電話 さぎかもよ」
と、振り込め詐欺に対する注意喚起を呼びかけました。この放送が、町民の皆様の安心安全な生活につながることを願っています。
上手に伝えることができました。
中学校との交流(三春校)
同じ校舎で学ぶ中学校のみなさんは、小学校や幼稚園との交流の機会をたくさんつくってくださいます。
毎日中学校の先生方が小学校の授業にも加わって一緒にご指導してくださるだけでなく、
生徒のみなさんも小学生に教えにきてくれます。
この日は、中学校の「English Day」でした。英語の授業だけでなく、他の教科等でもALTを活用しながら、
できるだけ英語に触れるように授業を行っているそうです。
その一環として、休み時間に小学校の教室に来て英語の絵本の読み聞かせをしてくれました。
3年前のEnglish Dayの様子
3年前、6年生だった時には、当時の中学生から英語の読み聞かせをしてもらっていました。
中学3年生になった今は、小学生に読み聞かせをする立場になっています。
中学1年生も、幼稚園時代に自分が過ごしていた教室で、幼稚園のお友達に英語の本を読んでくれました。
幼稚園時代を知っている先生は、堂々としたその成長ぶりに大変驚いていました。
小学生からは、
「英語で読むだけでも難しいのに、怒っているところではちゃんと怒っているように読んでいて
さすがだなと思いました。」
「私の妹は本が好きなので、自分も中学生になったら英語の本を読んであげられるようにがんばりたいです。」
などの感想が聞かれました。
様々なことにいつも熱心に取り組んでいる中学生のみなさんは、小学校を卒業してからも憧れの存在です。
これからもいろいろなことを教えにきてください。ありがとうございました。