旧「今日のできごと」

2021年3月の記事一覧

震災から10年(三春校)

東日本大震災から10年です。
本日、14時46分の時報に合わせて全員で黙祷を捧げました。


6年生でも、10年前の記憶はないと話していました。
しかし、ふるさと創造学や震災特別授業などの学習を通して、この10年の間に
どんなことが起きたのか、ずっと学びを続けてきています。




そのような中、高知県南国市にあります「一般社団法人il luogo ハイジのまきば」の
皆様から、心温まるお手紙と一緒に文旦を届けていただきました。




ハイジのまきばの皆様は、震災直後から高知県の元気な食材を届けてくださって
います。この文旦も、高知県の農家の方々が無農薬で育ててくださったもので、
皮までジャムなどにしていただけるそうです。

ハイジのまきばの皆様、三春校の子どもたちは、毎日元気に過ごしております。
10年たった今でも、わたしたちのことを心に留めて応援してくださっていること
に、深く感謝申し上げます。どうもありがとうございました。




放課後の時間(三春校)

1年生は、上級生よりも授業が終わる時間は早いのですが、スクールバスで一緒に
帰ります。この日は、バスまでの時間を使って粘土で遊びました。




何を作ったか分かりますか?
正解は恐竜です。恐竜に興味があって、いろいろな種類の恐竜を作ったそうです。


作った本人も、予想以上に上手にできたようで満足したようです。

感謝の会(三春校)

例年ですと、この時期に子どもたちがお世話になった方々を学校にお招きし、
感謝の会を開催してきました。今年度は、コロナウイルス感染予防と、先日の
地震の影響により会場として使える部屋がないことを踏まえ、招待する形式で
の会は実施できないことになりました。


いつも通りの会はできませんが、感謝の気持ちを伝える方法はないかみんな
で考え、今回はメッセージカードを書いて届けることにしました。




今年度は休校が続いたり、感染予防のために予定していた学習が実施できなかっ
たりしましたが、そのような中でもどのようなことでお世話になってきたか、付
箋に書き出していきました。


一人一人、感謝の気持ちが伝わるように、心をこめてメッセージカードを書いて
いきました。
三春校は、多くの人に支えられている学校です。これからも、応援してくださっ
ている方々とのつながりを大切にしていきたいと思います。

コサージュをいただきました(富岡校)

富岡町の社会福祉協議会の方々が、小中学校の卒業生のために、記念としてコサージュを手作りで作ってくださいました。
今日は、来校していただいたので寄贈式を行いました。

コサージュの紹介

中学校3年生と小学校6年生の代表が受け取りました。
富岡校・三春校の卒業生だけでなく、在校生含めた全員の分を
いただきました。


いただいた記念に撮影した集合写真。
この大きな絵も、実は布で作成したもので、富岡の桜とロウソク岩を
表現しているそうです。とても素敵なプレゼント、ありがとうございました。

震災特別授業(三春校)

間もなく東日本大震災から10年を迎えます。毎年この時期に震災特別授業を
行っています。今年度は、岩崎教育長からの講話をオンラインで聞きました。




岩崎教育長は、震災当時富岡第二小学校の教頭として勤務しており、校長と
しても、三春校・富岡校に深く関わってきていらっしゃいます。
その経験から、東日本大震災・原発事故・三春校・富岡校の4つのことにつ
いて、話をしてくださいました。


震災当時を知らない児童が増えましたが、地震直後の学校の様子や三春校が
開校されるまでのいきさつについて、子どもたちは食い入るように話を聞い
ていました。


特に、三春校は多くの方々の支援や思いがこめられて教育活動が行われてきた
ことや、三春校が富岡町の学校の歴史をつないできたということを聞いて、自
分たちの学校に対する愛着がさらに深まったようです。


この写真は、富岡校が開校した時に、富岡町内で働いていらっしゃる方々や町民
のみなさん約700名が、子どもたちを出迎えてくださっている様子を記録した
もので、教育長室に飾ってあるものです。
富岡校と三春校に離れていても、「富岡は一つ」であり、町民の方々は自分たち
のことを宝だと思ってくださっていることをいつも忘れずに、三春校閉所までの
残り1年を、大切に過ごしていきたいと思います。