旧「今日のできごと」

震災特別授業(三春校)

間もなく東日本大震災から10年を迎えます。毎年この時期に震災特別授業を
行っています。今年度は、岩崎教育長からの講話をオンラインで聞きました。




岩崎教育長は、震災当時富岡第二小学校の教頭として勤務しており、校長と
しても、三春校・富岡校に深く関わってきていらっしゃいます。
その経験から、東日本大震災・原発事故・三春校・富岡校の4つのことにつ
いて、話をしてくださいました。


震災当時を知らない児童が増えましたが、地震直後の学校の様子や三春校が
開校されるまでのいきさつについて、子どもたちは食い入るように話を聞い
ていました。


特に、三春校は多くの方々の支援や思いがこめられて教育活動が行われてきた
ことや、三春校が富岡町の学校の歴史をつないできたということを聞いて、自
分たちの学校に対する愛着がさらに深まったようです。


この写真は、富岡校が開校した時に、富岡町内で働いていらっしゃる方々や町民
のみなさん約700名が、子どもたちを出迎えてくださっている様子を記録した
もので、教育長室に飾ってあるものです。
富岡校と三春校に離れていても、「富岡は一つ」であり、町民の方々は自分たち
のことを宝だと思ってくださっていることをいつも忘れずに、三春校閉所までの
残り1年を、大切に過ごしていきたいと思います。