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令和6年度
評議員会を開催
2月22日(土)、教育会館小ホールにおいて、各市町管協から選出された評議員51名が参加する中、渡辺陽平全日教連委員長を迎え、令和六年度評議員会を開催しました。
開会のことば(猪瀬副会長) 会長挨拶(内村会長)
内村壮一会長は、挨拶の中で、「昨年12月24日に行われた令和7年度予算の大臣折衝において、教職調整額の引上げが合意された。実現すれば約50年ぶりに改善されることになる。令和6年度は正に山が動いた年であった。これは、栃管協や栃教協、全日教連が、地道に要望活動を続けてきた成果であり、関係各位と会員の皆様のこれまでの御協力に感謝申し上げたい。」と評議員の皆様に感謝の言葉を語りました。
渡辺委員長は、来年度の文部科学省予算案や全日教連が実施してきた中央要請行動の内容について、具体的な事例を交えながら中央情勢報告をしていただきました。
挨拶を聞く評議員の皆様 情勢報告する渡辺陽平全日教連委員長
議長選出後議事に入り、令和6年度活動経過報告、令和7年度運動目標、令和7年度行事予定、役員選挙規則附則の改定の各議案について事務局長から説明があり、協議が行われました。その結果、いずれの議案も評議員の賛成多数で承認され、第60回栃管協定期総会において提案されることになりました。
議事を進行する宇都宮市立平石中央小学校髙田校長先生 閉会の言葉(安藤副会長)
令和6年度の行事も残すところ会計監査(4月14日)と三役会並びに第7回理事会(4月21日)のみとなりました。会長の挨拶通り「山が動いた」令和6年度。令和7年度は、その山を確実に動かしていかなければなりません。そのためには、会員の皆様のご支援・ご協力が必要です。令和7年度も引き続きよろしくお願いいたします。
第4回広報部会を開催
2月21日(金)に、第4回広報部会を開催しました。
今回は、会報177号の原稿の校正作業です。
広報部員の皆様には、細かいところまでチェックしていただき、より分かりやすい文章に修正していただきました。
会報177号は、3月10日発行予定です。「1年間の活動記録」や「とちぎの風」、昨年10月に会員の皆様にご協力いただいた「小学校高学年の教科担任制」や「中学校部活動の地域移行」についてのアンケート調査の結果や考察等を掲載いたしました。
お手元に届きましたら、ぜひご覧になってください。
第6回理事会を開催
2月17日(月)に、第6回理事会を開催しました。
挨拶する内村会長
今回の理事会では、令和6年度の活動経過報告や令和7年度の運動目標について協議しました。今回の理事会の協議事項を22日(土)の評議員会に諮り、令和7年度の定期総会の議案として提出します。
国の来年度予算が現在審議中であることや給特法の改正もまだ国会で成立していない状況なので流動的なところはありますが、理事の皆様の慎重な協議により、次年度の活動目標がほぼ固まってきました。
令和6年度は、教職調整額の引上げ(給特法の改正)や中学校の35人学級(義務標準法の改正)など、今まで動かなかったことが、ようやく動き出した年でした。令和7年度は、その動きを止めることなく着実に前進するように、栃管協としても全日教連と共に歩みを進めて参ります。会員の皆様には、今後とも御支援・御協力をよろしくお願いいたします。
令和7年度第1回選挙管理委員会
2月13日(木)に、令和7年度の役員選挙に向けた第1回選挙管理委員会を開催しました。
今回は、選挙管理委員長や副委員長の選出や今後の選挙日程等について話し合いました。
その結果、
選挙管理委員長に「宇都宮市立姿川第二小学校 齊藤和久校長先生」、副委員長に「足利市立東山小学校 中野公二校長先生」が選出されました。
日程は、
◆役員選挙告示:4月 1日(火)
◆立候補締切 :4月11日(金)12:00まで 第2回選挙管理委員会
◆投票日 :5月 1日(木)※期日前投票可
◆開票日 :5月 8日(木) 第3回選挙管理委員会
◆結果報告 :5月17日(土) 第60回栃管協総会
※3月の上旬に、役員選挙の立候補者の選出等について該当する市町管協会長様に通知を発送いたします。4月11日の12:00までに、確実に立候補届が到着するように御協力をよろしくお願いいたします。
令和6年度第4回給与法制局会議
2月8日、9日、令和6年度第4回給与法制局会議を開催しました。
今回の給与法制局会議では、来年度実施する第1次中央要請行動(文部科学省要望)、第3次中央要請行動(国会議員要望)、第4次中央要請行動(文部科学省・総務省・厚生労働省・こども家庭庁要望)の要望内容について協議を行いました。
内村栃管協会長は、給与法制局部員として学校現場の声を届けると共に、定数改善や働き方改革の推進、様々な課題を抱える子供たちへの効果的な支援の充実等について出された意見の検討を進めてきました。
栃管協は、県教委に対してはもちろんのこと、国に対しても全日教連をとおして要望活動を行っています。給与・勤務条件の維持改善及び教育環境の充実を求めて、これからも活動を推進して参ります。
全日教連評議員会
2月2日(日)、都市センターホテル(東京)において、全日教連評議員会を開催しました。栃管協からは福田副会長が出席し、令和7年度定期大会に提出する議案書について協議しました。
挨拶する渡辺委員長 質問する評議員
全国から集まった評議員により、議案書(案)は承認され、定期大会に提出されることになります。
全日教連執行委員会
2月1日(土)、全日教連本部にて執行委員会を開催しました。栃管協からは内村会長が出席し、令和7年度の全日教連定期大会議案書等の検討を行って参りました。
翌2月2日(日)の評議員会に諮るために、令和6年度の活動経過報告と令和7年度運動方針案について慎重に審議しました。
また、今年度最後の執行委員会ということもあり、会の終わりに今年度をもって執行委員を退任される内村会長から、他の執行委員の皆さんに挨拶がありました。内村会長には栃管協会長として、執行委員会においても重要な役割を果たしていただきました。
第5回理事会開催
1月16日(木)に第5回理事会を開催しました。
今回の理事会では、令和7年度の運動方針や行事予定等について協議しました。
令和6年度の対県協議の結果や文部科学省の令和7年度予算を受けて、今後はどのようなことを求めていくのかを話し合いました。
また、令和7年度は、結成60周年躍進大会を2月に開催するため、例年とは少し行事予定が異なります。
2月17日(月)には、第6回理事会を開き、令和6年度の活動経過報告と再度令和7年度の運動方針について話し合い、それを、2月22日(土)の評議員会ご審議いただきます。
全日教連日日台教育交流
1月3日から7日までの5日間、渡辺陽平全日教連委員長を団長とし、全国各地から参集した計25名の教職員で「日本教師台湾訪問研修団」を結成し、台湾を訪問し教育交流を行いました。栃管協からは、福田副会長・鮎瀨副会長・大金理事が参加しました。
今回は、新北市を中心に訪問を行いました。新北市文徳小学校では正門前の電光掲示板に歓迎のメッセージが映し出されました。子供たちによる「ドラゴンダンス」では、力強い太鼓の音と躍動感溢れる竜の動きが織り成す素晴らしさに、参加者は感嘆の声をあげていました。
その後は文徳小学校のカリキュラムや様々な課外活動が写真とともに紹介され、子供たちが活発に活動するための様々な取組及び工夫について詳しい説明がありました。更に、国際教育にも力を入れている等の説明があり、参加者は知見を広めていました。
第3回調査部会を開催
12月16日(月)に第3回調査部会を開催しました。調査部員全員に御参加いただき、今年度のアンケート調査のまとめと考察をしていただきました。今年度はほぼ100%の学校から回答をいただき、より価値のある資料を作成することができました。結果については、3月発行の広報177号に掲載しますのでご覧になってください。
丸山部長を中心にまとめ方について話し合う部員の皆様
「中学校部活動の地域移行」について考察している様子
「小学校高学年の教科担任制」について考察している様子
※中学校部活動の地域移行については、令和7年度までに各校1つの部活は休日の地域移行を県は目指していますが、調査の結果、現時点では地域移行は全く進んでいないという学校が約50%あり、目標達成は難しい状況にあります。要因は色々とありますが、教職員の働き方改革はもとより、少子化によりやりたい部活が学校にない、専門的な指導が受けられないという生徒のためにも、地域移行は必然的な流れです。今回の結果を基に県に対して改めて要望をしていきます。
※小学校高学年の教科担任制については、約82%の学校で実施しているとうい結果がでました。しかし、加配の専科教員による実施は約58%で、教頭や教務主任、あるいは担任同士の交換授業等により実施している学校も多く見られました。担任の持ち時数を減らすという教科担任制の目的を達成するには、人員配置が足りないのは明白です。高学年に加えて、中学年や新規採用教員の時数を減らすための教科担任制を導入しようと文科省の令和7年度概算要求が出されましたが、どうなるかはまだ分かりません。計画的に人員が配置されるように、今後も国と県に対して要望を続けていきます。
会員の皆様には、お忙しい中アンケート調査に御協力いただきありがとうございました。