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学校日記

挑戦する人の話を聞く会 (1年生)

1年生が進路学習として、挑戦する人の話を聞く会を受講しました。

講師として来てくださったのは、鈴木博文さん。現在「美術解説するぞー」というネームで活動されています。以前は中学校の美術の先生を9年されていましたが、子どもよりもまずは大人にアートの楽しさを伝えたいと考え独立し×art (かけるアート)を創業。美術解説や大人向けの美術教室の運営、美術解説動画の配信、本の執筆等活躍の場を広げていらっしゃいます。

しかも多摩市立諏訪中学校出身!生徒たちにとって先輩であり先生のような、とても身近に感じられる鈴木さんに、パネルディスカッションという形で生徒達から質問があがりました。

Q1.なぜ子どもより大人にアートを伝えたいと考えたんですか?
Q2.今の仕事を始める時の気持ちはどうでしたか?不安はありましたか?
Q3.美術をやる上で、うまくいかなくて悩んだことはありますか?どう解決していますか?
Q4.価値観は変わりましたか?
Q5.辛い時に支えになる人や言葉はありますか?それはどのような人や言葉ですか?
Q6.記憶に残っている恩師はいますか?生き方に大きな影響を与えたのはどのような人ですか?
Q7.ズバリ、美術はどういうものでしょうか?

これらの質問ひとつひとつにとても真摯に丁寧に答えてくださいました。
特に「不安はたくさん!考えても消えないけれど、とにかくやり続ける!」
「やらない後悔より、やる後悔」
「先のことはわからないが、色々なことが繋がっていく。だから今、目の前のことを一生懸命に頑張る」
「勉強をする意味とは脳の筋トレ。色々な事を理解することにつながる」
鈴木さんの歩んできた道筋になぞらえた分かりやすい説明が生徒たちの心にしみ込んだように感じました。


質問者の生徒は鈴木さんの話を聞き、自分の考えを伝えました


生徒達の印象に残ったこと、考えたこと、感じたこと。

・辛い時に支えになる言葉で「やらない後悔よりやる後悔」と言っていたのがとても印象に残っています。自分は行事の実行委員などやることが多くあり、その時に何をやって何をやらないのか分からず先生に聞いて区別していましたが、鈴木さんの話を聞いて、やってみて失敗してもよい経験になったなと思えるかもしれないから、たくさん挑戦してみたいと思った。

・自分は勉強がすごく苦手で自分の心の中でなんで勉強しないといけないんだって毎日思っていた中で、鈴木さんが教えてくれた「やらないよりやる後悔」「勉強をがんばるといろんなことを理解することにつながる」という2つのことを今日知りました。他にも美術の楽しさやアートの大切さなど知れて良い機会になりました。

・「バッターボックスに立って、バットを打ち続けるのが大切」という言葉がとても印象に残り、挑戦の大切さがよく分かりました。「この先、何がどうなるか分からない、目の前のことを一生懸命がんばる」という言葉は今の自分にも言えることで、これから目の前のことを一生懸命やり、つなげていきたいと思うことができました。

・不安だったり、悩んでるときにまずやってみるってことを聞いて、自分では不安になってあきらめたり、悩んで結局解決しないでほっといたりしていましたが、不安な時や悩んでる時は考える前に挑戦してみて、失敗してもなんども繰り返すことが大切なんだと思いました。

・鈴木さんの話を聞いて、チャレンジするのが大切ということが一番印象に残りました。10年後、20年後と自分が想像もしていないことがあるかもしれないけど、目の前のことを一生懸命やり、がんばることやコツコツ積み重ねる努力・挑戦しつづけることで新たな世界観・価値観が変わると思いました。

・私は今やりたい仕事はないけれど、未来の自分のために、選択肢を広げるために今できること、いまがんばれることをしたいなと思いました。印象に残ったのは点と点をつなげるということです。選択肢を広げるためには、たくさんの点が必要だと思ったのでとても良い言葉だなと思いました。

・その(将来の)でっかいこととは関係なくても、いつか繋がってやってよかったと思えるようになるという事を鈴木さんから学び、不安があっても陸上大会やほかのことに挑戦しようと思った。

・考えたこともなかった考えが多くあって、人生は広いなーと思った。また、一つ一つの事にも全力でがんばりたい。

 

 

 

ダンス発表会

2年生は3学期に入って保健体育でダンスに取り組んでいます。5日は、3クラス合同で授業を行い、自分たちのクラスの成果を発表し合いました。また、学校公開日のこの日は、保護者の方にも練習の成果を参観していただきました。寒い中お越しくださりありがとうございました。各クラス規定の振り付けはあるものの、クラスごとにオリジナルの掛け声やポーズを考え、ダンスを楽しんでいる姿が印象的でした。

レディネステスト


2年生は職場体験が終了し、現在発表に向けて事業所ごとにスライド作りに励んでいます。今回は、ハローワークの方をお招きし、職業レディネステストを行いました。職業レディネス・テスト(VRT)とは、自分がどのような職業分野に興味を持ち、どのような職業分野ならやっていく自信があるかなど質問に答えて自分の傾向を知るテストです。結果を受けて生徒たちは、自分の新しい面を発見したり、興味や関心を再確認したり、真剣に取り組んでいました。様々なデータから自分を客観視し、自分の将来を考える1つの取組として役立てて欲しいです。

<生徒の感想>

・私は将来の職業やなりたいものがなくて、少し不安でしたが今回のレディネステストで興味のある職業や自分が好きなこと、自信のあることに気付き、それを生かしてどの職業が向いているかを見つけることができました。

・働くということに対して、あまり深く考えたことはなかったけど、今回のレディネステストのおかげで、自分の将来についてポジティブに考えることができた。たくさんの不安もあるけれど未来を想像することが楽しく思えました。

・レディネステストの結果を見て、自分の事を客観的にみられて「自分はこのような職業が向いているんだ」「確かにそうかもしれない」と気付きがたくさんありました。

・今回のレディネステストでは、自分の新しい一面を知れただけでなく、自分の好きなことや関心のあることを仕事にしたいなという気持ちに近づけたことが1番良かったなと思います。

・これからは長所を磨き、自分がより成長できるように行動がしたいです。自分の長所を再確認する良いきっかけになりました。

・特に感じたことは、自分にあった仕事を見つけるために今いろいろなことにチャレンジすることです。

・他の人と比べたときに、それぞれ違っていてその人の個性が出ているなと思いました。

・自分の適性がどのようなもので、どのような職に向いているかをより広い視野をもって知ることができました。このテストでは自分の適性にあったものの中で自分の想像していなかった職や分野もあり、自分の将来を考える上での1つの指標になると思いました。

 

 

多摩市子どもみらい会議

1月24日(金)、多摩中学校にて「多摩市子どもみらい会議」が開催されました。
多摩市長をはじめ、多摩市役所の方々、担当校となった小中学生の代表が一堂に会し、「2050年の多摩市のために私たちができること」を主題として話し合いました。本校からは、2年生2名、1年生1名が代表となり、多くの人たちが見守る中、開会の言葉や協議の進行役といった役割を立派に務めあげました。最終的な多摩市への提言は「多摩市民1人1人が街づくりに参加しているという意識をもって行動しよう」となりました。

語り尽くせない実施事例や議論がありましたが、概ね挙がっていた内容をキーワードとして挙げます。
■省エネ再エネ 
■世代を超えた地域交流 
■食品ロス 
■見える化 
■日常的に 
■主体的

聖中の生徒達は小学生の時からSDGSについて、思考を重ねてきました。具体的な行動ができてこその学習。これからも、この問題に対して関心を高くもち、自分なりに考え、小さくても具体的行動に結び付けていってほしいと思います。

 

新入生保護者説明会資料

2月5日(水)新入生保護者説明会資料

R7年度新入生 入学のしおり (1184KB).pdf

R7年間行事予定案(家庭用)(355KB).pdf

学費等口座振替手続きのご案内(2142KB).pdf

アレルギー疾患のある生徒への対応について(292KB).pdf

自閉症・情緒障害特別支援学級の新設について(162KB).pdf

R7入学新入生保護者説明会スライド(13252KB).pdf

当日、欠席された保護者の方は2月7日(金)までに本校副校長まで資料を取りにお越しください。

その際、お知らせに記載されている御提出いただく書類をお持ちください。

職場体験を短歌に。

2年生が職場体験を短歌にしました。
それぞれの3日間、情景が目に浮かびます。

ふんわりと バターが香る お昼時 ほおばる姿を 横目に作業
【カフェ タネノス】(で職業体験した生徒 以下同じ)

極寒の 園庭走る 風の子に 負けてられない 「よーいスタート」
【冨士ケ丘幼稚園】

挨拶で 店の雰囲気 大変わり 笑顔で帰る お客様
【ローソン多摩一ノ宮店】

空の下 美味しくみんなで バーベキュー 枯葉のお肉 小石の野菜
【文化学園大学附属すみれ幼稚園】

不格好 それ作ったの 私の手 買われる時を つい見て喜ぶ
【サミットストア東寺方】

お散歩で 小さな子と 手を繋ぎ 一生懸命 握ってくれた
【みらい保育園】

1日目 大変だった 接客も 慣れてきたから ドア見て待ってる
【多摩うどん ぽんぽこ】

待ち時間 利用者さんと お話しし 孫の話題で あふれる笑顔
【後藤はりきゅう整骨院 Rebody】

小1の 無限の体力 恐ろしい 「鬼ごっこしよう?」 恐怖のお誘い
【連光寺児童館】

ありがとう その一言が 嬉しくて 自ら仕事を 探して走る
【のびのびっこ保育園】

寒い日も 手が凍えようと 続いてる 農家さんの手は 力強い
【小暮農園】

工房は 甘い香りに包まれて 食べてないのに お腹いっぱい
【ナチュランド本舗】

閉館日 営業中より 忙しい 新たな発見 驚きました
【関戸図書館】

園児問う 「どうして明日で最後なの?」 答えるものの 続く「どうして?」
【みどりの保育園】



避難所運営ゲーム (2年生)

2年生が総合的な学習の時間で避難所運営ゲームHUG(ハグ)を活用した防災学習を行いました。
この学習では話し合いながらゲーム感覚で避難所運営をみんなで考え学ぶことができます。
今回は、聖ヶ丘中学校を避難所と想定し、実際に避難者が避難しに来られたという設定で、避難所運営を疑似体験しました。

校舎、体育館、クラブハウスの図面を使い、この避難所に避難してくる様々な年齢・状況の人達の居場所をどのように割り振りしていくべきか、次々に起こる様々な問題をどう解決してくべきかグループで考え相談しながら進めました。このゲームを通して生徒たちに様々な気付きがありました。


・持病のある人やけが人をどうするか?
・外国の人の居場所はどこにするとよいのか?
・ペットを連れている人の居場所はどうすればよいのか?
・親とはぐれ、小さい子どもだけの場合はどうするか?
・認知症や障害のある人に対し介助できる人をどうするか?
・明らかに自分勝手なことを言ってくる人に対し、どう接したらよいのか?

  

この授業を通して考えたこと

・今までは避難所に行ったら指示を聞くだけだったけれど、大変さに気づけたので物を運ぶなど力仕事は手伝えるかなと考えました。また、普段から地域の人と顔を合わせておくことで誰が避難できていないか分かると思いました。
・運営側になってみて、我がままを言う人が多くて対応に困った。もし聖中が避難所になったら、2次被害を減らす取組を率先してやってみる。小さい子、高齢者のお世話や運営側のお手伝いは自分達でもできることだと思う。
・震災で死ぬかどうかだけではなく、そのあとの避難も大変なことが分かった。こういう大変な時に手伝ってくれる避難所の方々はとてもありがたいと思い、もしそういうことがあった時手伝いたいなと思いました。
・地震が来たら近所の人達で助け合いをすると思うから、今のうちに近所の人達と仲を深めていきたい。
・80歳の祖父がいるし、近所には高齢の方もたくさんいるので、その人たちの避難を自分もできる限り手伝いたい。また、避難所に着いた後も自分にできることをしていきたい。

この授業を通して生徒達は災害時の避難所の様子や運営の難しさを知り、いざという時、臨機応変に自分にできる事を考え自ら動く意識をもったと思います。

小・中学校連合図画工作・美術展

パルテノン多摩にて小・中学校連合図画工作・美術展が開催されております。本校生徒の作品も多数展示されており、どれも力作ぞろいです。
30日(木)までの開催ですので、ぜひご覧ください。

1年生 蒔絵小皿と季節の和菓子


1年生 石のデッサン

2年生 木彫鍋敷き


2年生 空想画


3年生 水墨画

会場  パルテノン多摩2F オープンスタジオ(小学校)、市民ギャラリー(中学校)
会期  令和7年1月25日(土)から1月30日(木)
時間  9:15~16:45(1月25日~29日)、9:15~12:00(1月30日)※入場11:30まで

1年生 スキー移動教室

1年生が15~17日の3日間、八ヶ岳へスキー教室に行ってきました。
八ヶ岳少年自然の家に着くと雪が降っていました。八ヶ岳の寒さを全身に感じながら、富士見高原スキー場へ。

富士見高原でのスキー教室では、それぞれのレベルに合わせた活動をしました。経験者は約2割、ほとんどの生徒が初めてのスキーでした。1日目はスキー板を履いて歩くなど雪になれるところから始まりましたが、最初の緊張や怖さが楽しさに変わっていきました。3日間の講習の積み重ねが生徒たち一人ひとりの成果として現れており、どの生徒もどんどん上達しているのが見て分かります。上達の度合いは生徒たち自身がよく分かっていて、滑ることの楽しさを実感しているようでした。
<1日目スキー>
  
<2日目は快晴!>
 
お昼はカレー、皆おかわりしてよく食べました!
 
<3日目 快晴 各自すごく上達が見られます!>
 

夕食後はみんなでレクリエーション。1日目はドッチボール、2日目はOXクイズ、サム虎ばーちゃん。とても盛り上がりました!企画運営した実行委員たちはもちろん、全員が楽しもうという気持ちがあり充実した時間でした。
各クラス2チームの対戦表も実行委員が作りました!
1組Aチーム FC真木田ゼルビア 1組Bチーム ジュビロ平田
2組Aチーム 進撃の岩﨑     2組Bチーム 塚原フラペチーノ
3組Aチーム スピスタ鰺坂    3組Bチーム 愛を心に刻め♡チーム伊藤

チーム名も先生方への愛を感じますね♡
   

レクリエーションの後は係会。
各自、自分の仕事の確認をし合い、班に持ち帰り報告します。
自分の仕事を責任をもって行っていました。楽しむ事とやるべき事を切り分けて出来ていた生徒達でした。

<実行委員>

<保健係>

<寝具係>

<食事係>

<美化係>

 

今回のスローガンは、「協力!挑戦!笑顔あり!順風満帆な移動教室にしよう!」でしたが、そのとおり生徒達は前向きに楽しみながらスキーに挑戦し、仲間と協力し合い責任をもって行動し、何より3日間の一瞬一瞬を思いっきり楽しんでいて素晴らしい移動教室になりました!
八ヶ岳少年自然の家の方々、富士見高原スキー場のインストラクターの方々、看護師さんカメラマンさん、3日間お世話になりました。本当にありがとうございました。

2年生 職場体験

1月15日~17日までの3日間、市内30か所の事業所に分かれて2年生が職場体験を実施しました。校外に出て「働く」という初めての経験でしたが、みんな一生懸命頑張っていました。御協力いただきました事業所の皆様、御協力ありがとうございました。事業所の方々から返信いただいたアンケートを一部掲載させていただきます。

<事業所の方々からの感想>

・3日間慣れない仕事でしたが笑顔で元気よく働いてくださいました。ありがとうございました。

・子ども達と一緒になって元気一杯に遊んでくれました。言葉遣いも丁寧で穏やかでした。また、1つ1つの仕草にも落ち着きがあり、心の優しさを感じました。是非、もう1度来ていただきたい生徒さんでした。

・元気な挨拶、返事が出来ていて、今年で1番良い中学生でした。是非、褒めてあげてください。

・事前訪問・電話での予定調整の時点から誠実な印象を受けました。実際に体験中も緊張されている様子が伺えましたが与えられた仕事を一生懸命に全うしようとする姿勢が見られました。

・スタッフの話をよく聞いてくれて、それをすぐに行動に移すことができました。また質問にもハキハキ答えていて、色々なことに意欲的に挑戦してくれたので3日間とても助かりました。3日間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

・初日は緊張していましたが、終わりの頃にはあいさつの声も大きく出ていてご利用者さんも声を聞いて笑顔があふれていました。体験に来てもらって良かったです。