2018年12月の記事一覧

ロウソクの科学/ファラデー



T副校長先生(技術科)のおすすめ

<おすすめのポイント>

 ロウソクはなぜ燃えるのか?
 そこに隠されている様々な法則をファラデーが一般市民向けに行った講義記録で解き明かしています。

 私が理系に進むきっかけになった中学時代に読んだ一冊です。

壬生義士伝/浅田次郎



K先生(国語科)のおすすめ

<おすすめのポイント>

 新撰組隊士吉村貫一郎の生涯を、本人の独白や関係者の回想で浮き彫りにしていく。
 高校の時に読んで以来、いつも自分のそばに置いておきたい一冊になりました。
 「書店員が選ぶ平成の名作」1位。

ビタミンF/重松清



【蔵書あり】F先生(英語科)のおすすめ

<おすすめのポイント>

 私は重松清の大ファンです。
 以前「重松清と語る会」に参加したことがあります。
 子供のころ、重松自身転校が多く、長く同じところにいることができなかったそうです。
 夜寂しくて、寝る前などにちょこっと短編を読み眠りにつく、そんなこともあり、重松清は短編を多く書いているそうです。

あの頃フリードリヒがいた/ハンス・ペーター・リヒター



【蔵書あり】T先生(社会科)のおすすめ

<おすすめのポイント>

 ナチス政権下でのドイツ人家族とユダヤ人家族のかかわりを描く。
 当たり前の日常が壊れていく恐ろしさを感じます。

 移民や差別の問題が叫ばれる“いま”にも通じる気が・・・。

 ぜひ手に取ってみてください。