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図書室より
合同図書だより(10月)
市内9校の司書がおすすめ!「SDGs・環境の本」
『強制終了、いつか再起動』吉野万里子著 講談社
「薬物なんてさ、一生自分とは関係ないって思ってたし。
前の学校で、そういう授業受けたとき、こんなのやるわけねー、って思ったし。
でも、ふわっと目の前に薬物が現れると、思いがけなさすぎて現実味失う。
仲いい人がやってて、その人が異常者でもなく、ごくフツーに見えるとさ」(本文より引用)
読んで追体験してほしいと思う作品。
『世界とキレル』佐藤まどか著 あすなろ書房
母の策略により、ある不思議なサマースクールへ送り込まれた中2の舞。
そこでは8人の中学生が同じ環境・服装で食事は自給自足。
デジタルデトックスのためスマホ、PC、タブレットは没収されてしまう。
はたして舞は無事に3週間を過ごすことができるのか?
『紙の心』エリーザ・プリチェッリ・グエッラ著 岩波書店
集めたシリーズ「STAMP BOOKS」から
図書室の本に手紙をはさみ、名前も顔も知らない少女と少年は文通を始める。
次第にお互い惹かれ合っていくふたりだが、物語は思いもよらない展開へ・・・
注:ただの恋愛小説ではありません。