◆学校林での活動や学校林・学校の自然

2018年3月の記事一覧

再び川が出現

3月9日未明、大雨が降る嵐となりました。
上之根大通り、青木葉通りの豊ヶ丘小学校交差点の近くに
学校林から滝のように水が流れ落ちています。

学校林に行ってみると、2段作られているU字溝から水があふれだして
下の道路に流れ落ちていました。

これでは、水や土が流れ出て、とてもよくない状況です。下の歩道が危険です。
今後の学校林整備作業で、U字溝をきれいにする必要があります。

多様腫ゾーンの谷の部分に川が出現していました。

谷の地形は、このようにしてできていくのですね。

啓蟄

春の嵐になって気温も上昇した3月5日。
午後から結露がひどく窓がくもりました。
夜、ケコ、ケコ、ケコとビオトープの周りのあちらこちらでカエルの鳴き声がし始めました。
数日前まで冬眠していたはずなのに、目を覚まして、互いに連絡を取り合っているようです。
早くも1匹、ビオトープに到着していました。
次の日、3月6日は啓蟄です。一気に気温が下がりました。
ビオトープにカエルはいませんでした。
午前中陽が差して気温が上がりました。
10匹ぐらいのカエルがビオトープに集まりました。
産卵したカエルも1匹いました。
3月7日も、朝、気温が下がりましたが、陽が差した午前中には20匹程度ビオトープに集まっています。
交尾をしているカエルも見かけるようになりました。
これから、卵塊も増えるでしょう。
もう少し暖かくなればいいのですが。また気温が下がってきているので心配です。
 
啓蟄に出てきたアズマヒキガエル        卵塊

学校林カンけり

3月1日。日本海を低気圧が通過したため、気温が19度まで上がって暖かくなった昼休み
学校林委員会が全校に声をかけて、学校林あそびを開きました。
今日はカンけりです。赤ゼッケンと青ゼッケンの2チームに分かれて
2個のカンを互いに狙います。
 

アズマヒキガエルまだ寝ています

3月1日、用務主事がプール脇に貯まっている落ち葉をきれいにしていると
落葉の一番下にアズマヒキガエルが冬眠していました。
これまで、何匹も側溝の中の枯葉の下や土の中などから発見されています。
どこにいるか分かりますか。
 
    ここにいました       どこにいるか分かりますか

     拡大してみました。中央にいるのですが。

今年は3月6日が啓蟄です。昨年は3月8日、その前年は3月7日、そのまた前年は3月5日
に冬眠から目覚めてビオトープに現れ、産卵活動を始めています。
今日は、葉をはがされてもビクリともせずに冬眠している状況ですが、
来週には目覚めてビオトープに来るのでしょうか。

アズマヒキガエルは産卵活動後、暖かくなるまで、また、冬眠します。

5年・6年 学校林整備作業

2月27日。5・6年生、職員、地域の方々による学校林整備作業を行いました。
教育連携コーディネーターのお二人、地域の方3名がお手伝いくださいました。
感謝申し上げます。
5年生と6年生が組になって作業を進めました。
まずは、ヘルメットに手袋をして準備します。


1 ドングリから育った苗をアスレチックゾーンの斜面に10本移植しました。
  

2 6月・7月にカブトムシが卵を産む場所づくりをしました。
 

3 階段の補習をしました。


4 ベンチに腐食剤を塗りました。


5 とよぱあくでシイタケ菌のコマ打ちした榾木(ほだぎ)を井形に組みました。

  菌が榾木に行き渡るまで寝かせます