◆学校林での活動や学校林・学校の自然

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今夏5度目の猛暑日

8月25日、26日、27日と猛烈な残暑が続きました。
学校の百葉箱にある自記温度計の記録では、25日は34.9度、26日には13時前後に35.8度、
27日も34.8度まで気温が上がりました。26日は今夏5度目の猛暑日を記録しました。
今年の夏は暑い。

夏の富士山

8月27日、屋上から富士山が見えました。

富士山は冬によく見えるので、夏は見えないと思いがちですが、見える日もあるのです。
確かに冬の方が見える日が多いのですが、夏でも1月に1回も見えないという月はありません。
いつも見ているわけではないので、見た日だけのデータですが、
ここ4年半、豊ヶ丘小学校の屋上から富士山が見えた日数は下の通りです。

よく見えるのは10月から5月です。
初冠雪が10月の終わりで、雪が全部見えなくなるのが7月の始めです。
ということは、雪のない富士山を見ることができるのは珍しいことといえるようです。

ナンバンギセルの花

2017年8月30日の本項目で紹介した寄生植物のナンバンギセルの花が昨年と同じ
北門のスロープの半分より少し下、体育館側のユキヤナギの根元に咲いています。
昨年は4株見つけたのですが今年は、今のところ、この1株しか見つけられません。
花も完全には開かず、すでに枯れかかってきています。
昨年、パルテノン多摩歴史ミュージアムの学芸員の方にお聞きしたら、ススキなどに寄生するとお話しされていました。
どうしてここにあるのか不思議です。来年も咲いてくれるといいのですが。

8月31日追記
8月26日以降、全部で4株花が咲きました。
花も開きました。職員に見てもらいました。
 
9月7日追記
5株花が咲いていました。
8月26日に咲いているのを見つけてから、全部で7株以上はあります。

美味 ヤマボウシの実

2018年4月28日のこの項目で花を紹介したヤマボウシに実がなっています。
調べてみると、食べられるとのこと。
実食してみると、
 
食感はシャリシャリしてナシのよう、香りはマンゴー、そして甘い。
美味でした。
風でどんどん落ちています。2学期までもつかどうか不安です。

アゲハの幼虫と卵

8月20日、ミカンの木にアゲハの幼虫がいました。
春、3年生が理科で昆虫の成長の学習をしているときには探しても見つからず
3年生はキャベツに来たモンシロチョウの卵と幼虫で学習を進めました。
アゲハの方が大きいし、寄生バチに寄生されないので教材として適していますが、春には見つけられませんでした。
近くの新芽には卵もありました。
学習は終わっていますが、2学期に観察できそうです。
 
アゲハの幼虫は1齢から4齢幼虫は黒に白線の色で鳥の糞に擬態していると言われています。5齢(終齢)になると緑色になります。
驚くと頭からオレンジ色の角を出し、臭いを放って敵を追い払おうとします。