日誌

2024年4月の記事一覧

子供たちと生き物の関わり

敷地内ロータリーの脇にあるハート池に、桜の花びらが散っています。

この季節ならではの空気感を感じますね。

 

そして、そのハート池の中には、アズマヒキガエルのオタマジャクシがいっぱいです。

 

一緒に池を覗いていた4年生が一言。

「これ全部カエルになったら大変だね」

確かに(笑)。

ホームページで紹介してきましたように、すべての卵が孵化するわけではありません。

そして、すべてのオタマジャクシがカエルになるわけでもありません。

弱肉強食の自然界の中で、淘汰されたものだけが残っていくのは当たり前の事なのですが、

「そうだよね、そう考えると自然界は厳しいよね・・・」

と二人で話しました。二人の頭の中には、

(人間に生まれてよかった・・・のかな)

との思いが声にはなりませんでしたが渦巻いていました。

もちろん人間とて、決して100%大人になれるわけではありません。

自然界を眺めながら、ふと「生」について考えたひとときでした。

生き物から学ぶこと、学ぶものは多いです。

私たちと一緒にこの地上に生きているのですから、当然です。

人間と生き物、人間と人間、互いを尊重し合いながら同じ時を過ごしていきたいですね。

 

1年生は、おっかなびっくりしながらも少しヤギに近づき始めています。

大型哺乳類にいつでも触れることのできる環境、これも大切です。

 

 

3年生は、人間と人間(人と人)のかかわり方について学んでいる「かがやき教室」の説明をかがやきの先生がしてくれました。

「かがやき教室」に通っていなくても、かがやきの部屋には休み時間などは入れますし、相談もできます。

一度体験しに行ってみるのもいいと思います。自分の居場所が増えることは得なことですから!

 

1年生を迎える会までのカウントダウンが始まりました。

代表委員会のみなさん、ありがとう。よろしくお願いしますね。

気持ちの良い春の一日

昨日とは打って変わってとても気持ちの良い春の日になりました。

朝の大谷戸公園も新緑が芽吹き始め、春の陽光が差しています。

桜もまだ見頃ですね。歩いているだけで心が洗われるようです。

 

瑞穂の牧場で1週間ばかり妊活していた「ゆき」ちゃんも無事帰ってきて、今日から校庭放牧です。

保護者の方からいただいたりんごの皮をラーメンのように食べていました(笑)。

りんごは大好物です。

 

1年生は今日はスムースに教室に入っていきました。

6年生の皆さん、補助をありがとうございます。

2組の方は教室に揃ったところで、6年生がジャンケンゲームをしてくれていました。

1組はすでに6年生のお世話の時間が終わり、先生が話しているところです。

みんなしっかりと着席していてとても立派です。

 

一方、今日は全学年身体計測でした。

身長と体重を計測します。

体操着に着替えて、保健室で計測しました。

2年2組が計測しているところ。

 

 

健康診断は、この後、内科や歯科、耳鼻科、視力等の検診を終えてから、結果を健康カードに記載してご家庭に一度お渡しします。もうしばらくお待ちください。

花も嵐も・・・の1日目

さて、実質的な新年度の1日目!といきたいところですが、警報級の雨と風が・・・と夕べから天気予報で連呼していました。

中学校は今日が入学式なのに・・・。

あさ、いつもであれば8:00のチャイムで子供たちは校舎内に入るのですが、今朝は風雨がすでに強くなっていたために、到着し次第校舎内に入ってよいことにしました。

あわせて、校庭側に回らずとも、ロータリー側の玄関から入れるようにも誘導しました。

1年生にとっては、登校したときの勝手を覚える1日目でしたが、この天候の状況ではやむをえません(>_<)。

誘導してくれる6年生と、ロータリー側、校庭側の両側から入ってくる児童、勝手をまだ教わっていない1年生で、朝の昇降口は大混乱。(写真を撮っている間がないほど・・・)

明日は天気も良いのでもう少しスムースにいくかな。

 

そして今度は帰りの時間。

どうやら1年生が帰る11:30くらいが風雨のピークであると予報には出ています。

そんなときには携帯で気象庁の「雨雲の動き」を見ます。

あくまでも予報(予測)ですが、何時ごろにどうなるかがこれでおおよそ分かります。

朝の段階では、1年生の下校時刻を少し遅らせて雨雲が通り過ぎるのを待とうかとも考えていました。

 

これを見つつ、11時30分ごろには雨雲が通り過ぎて、1年生も予定通りの時刻の下校で行けそうだと判断し、一度学年で集まってから方面別に集団下校していきました。

 

2年生以上の子供たちが帰る時刻には、すでに雨も止んでいましたので通常の下校となりました。

登校時は傘が壊れてしまった子供もいましたが、帰りは無事に帰れたようで何よりでした。

朝の登校の付き添い、お迎えに来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 

第51回 入学式

第51回入学式が行われました。

事前の予報では雨模様でしたが、6年間の始まりよろしく幸先の良い晴れとなり、桜もピークと文字通り花を添えてくれました。

受付を済ませて、教室で待機している新入生たち。

 

 

入学式自体は、35分程度でしたが、思いのほか体育館が暑くて上着を脱いだ子供たちもいました。

(上の窓はあけてあったのですが・・・)

自分で脱ぎ着して温度調節ができるのは素晴らしいです!

 

式後の記念写真。

 

この写真は、後日オンライン販売しますのでその際はお知らせします。

ご入学、おめでとうございます!

 

 

校長式辞

連光寺小学校の新一年生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。

今日から、皆さんは連光寺小学校の一年生ですね。たくさんお友達をつくって、がんばってお勉強をして、楽しく遊びましょうね。

そこで、まずたくさんのお友達と仲良くなるためのヒントを二つお話しします。

一つ目は、笑顔で元気に挨拶することです。挨拶は、仲間を増やす魔法です。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」いろいろな挨拶がありますね。まずはお家の人。先生、友達、近所の方、学校に来ているお客様、まわりの人たちに元気よく挨拶をしましょうね。

学校があるときは、校長先生は、朝、昇降口であいさつをしています。元気に「おはようございます」とあいさつをしてくださいね。

二つ目は、お礼の一言です。「ありがとう」という言葉を、毎日使っていますか。お礼の言葉は仲良くなる魔法です。みんなを笑顔にする魔法です。

たとえば、これからみんなの教室でいろいろなことを手伝ってくれる六年生のお兄さんお姉さん。みんなが困ったときは、必ず優しく助けてくれます。その時は、「ありがとう」とお礼を言いましょうね。

一年生の皆さん。みなさんは今日から連光寺小学校の一員です。一緒にがんばりましょう。

 

保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。

本校は、「考えてやり抜く子、明るく思いやりのある子、たくましくじょうぶな子」を教育目標として、地域の皆様の多大なご協力に支えられ教育活動を進めています。お子様のこれからの六年間の小学校生活では、様々な出来事があると思います。そこで、私から、保護者の皆様にお願いしたいことがあります。それは、お子さんたちに「がんばる力」を与えてくださいということです。友達がたくさんできた。テストで百点が取れた。徒競走で一番になれた。それは素晴らしいことです。しかし、それは結果です。その結果に至るまでには、過程があります。子供たちにとっては、日々あきらめずに取り組んだり、勇気をもって一歩を踏み出したり、時にけんかしてしまった仲間と仲直りしようとしたり、そのような過程こそが、実はお子さんが大きく成長する時なのです。そんな時に、どうかお子さんの背中をそっと押してあげてください。

私たち教職員は、そんな「過程」を大事にしたい。

「がんばる力」は、その過程に、その成長に、なくてはならないエネルギーです。「すごいね」「がんばったね」「よく考えたね」という言葉を満面の笑顔で語りかけてあげてください。

お子さんが小学校生活の中で果敢にチャレンジしていくその姿を尊いものとして、応援し、結果ではなく、「がんばろうとすること」ことをたくさん褒めていただければと思います。

教職員一同、お子様が充実した学校生活の中で成長することができるよう、力を合わせて取り組んでまいります。ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。

 

また、同じ子を持つ親として、一言付け加えさせてください。

子供の小学生時代は、家族にとって、宝物のような時間です。かけがえのない時間です。子供が大きく成長した後に、それはずっと家族の宝物になります。どうぞ、この珠玉の時間を、存分に、そして、大切に過ごしてください。

 

最後になりましたが、多摩市教育委員会 教育委員様をはじめ、保育園、幼稚園、地域のご来賓の皆様。本日は新入生のためにご臨席賜り、誠にありがとうございます。今後も、連光寺小学校の子供たちを見守り、支えてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

令和六年 四月八日 多摩市立連光寺小学校長