日誌

2021年10月の記事一覧

久しぶりの校庭での全校朝会

緊急事態宣言が金曜日に開け、24日(日)までがリバウンド防止措置期間となりました。
緊急事態宣言やまん延防止措置のどちらも出ていないのは本当に久しぶりです。
ちなみに、今年度、緊急事態宣言かまん延防止措置のどちらも出ていなかったのは、
・1/1~1/7 までの7日間
・3/22~4/11 までの21日間
・10/1~
と、わずかな日数しかありません。
どちらも発出していないことで、何か月かぶりの外での全校朝会です。


始めに、今後やってくるであろう感染拡大第6波を最小限に抑えるために、引き続き、一人一人が
感染予防に配慮した手洗いやマスク着用、3密の防止を心がけて行っていきましょうという話をしました。
子供たちは「わかりました!」と手を挙げています。


保健委員会の発表もありました。


雲一つない外での全校朝会で、1週間の始まりのスイッチが入ります。

そして中休みには避難訓練も。
(緊急事態宣言という)鬼の居ぬ間の・・・ではありませんが、できなかったことができるのは、青空のように気持ちも晴れやかになります。
今日の避難訓練の設定は、中休みに地震が発生して避難するというものでした。
こちらも久々の外への避難でしたが、比較的整然と完了です。
(少し話声が聞こえてきました。次回の課題です。)


花壇を見ると、先週種まきした「れんげ」の種が、台風の雨と、台風一過の気温上昇で、もう発芽していました。

環境委員会がレンゲの種を蒔きました

9月30日(木)の6校時の委員会の時間に、環境委員会の児童たちがレンゲの種を蒔きました。
日本レンゲの会の皆様の協力で、数年前から休耕期にレンゲを育てています。
花壇を彩ることはもちろんですが、レンゲは緑肥にもなり、連作障害などを防いでくれます。
一石二鳥です。

まずはレンゲの効用と蒔き方を説明しています。


ひととおりレクチャーが終わって、みんなで蒔きます。
空に舞うようにフワッと広がるように蒔きます。


もう一つの畑でも。


蒔いた種はこんな感じです。


図工室前の花壇と、2年1組前の花壇に蒔きました。
 

もう少し種が余っていましたので、ロータリーの植え込みにも蒔いてみました。
少し土が締まっているので厳しいかもしれません。


レンゲは基本的には手入れ不要の野草です。
雑草に負けないようにだけ注意して、
うまくいけば、卒業式ごろにピンク色の花が咲いているかと思います。

10月1日以降の新型コロナウイルス感染拡大対応について

 現在の感染状況や、国や東京都の動向を踏まえ、多摩市では地域の感染レベルを「レベル2」へと一段階引き下げました。
    一方、いまだ予断を許さない感染状況を考慮し、引き続き下のように感染症対策を徹底して教育活動を継続することとします。
 なお、今後の感染状況や国・東京都の動向によっては急遽、対応が変わる場合があります。その場合は別途連絡します。

【10月1日(金)からの教育活動について】

1 文部科学省「学校の新しい生活様式」(V.6)における「レベル2」の行動基準に沿って、教育活動を実施します。夏季休業前の教育活動と同様となります。

2 一日の流れ
(1)登校時刻は通常の生活時程表の時刻に戻します。
・8:00~8:20の間に学校に到着するように登校させてください。
・密を避けるため、8:00前に到着しないようご配慮をお願いします。
 (校舎の開扉の時刻を8:00としているためです)
・委員会活動の児童はこの限りではありません。

(2)授業は、マスクを着用し、距離を取り、話し合いは短時間で行う、全員で大きな声で朗読や歌唱をしない、等の感染予防対策を講じて実施していきます。教室移動の際は、引き続き手洗いを徹底します。

(3)徒歩や貸切バスでの校外学習を再開します。また、公共交通機関を使用する際は、小グループにするなどして実施します。

(4)給食において、背中合わせの座席配置での喫食は継続します。おかわり等の移動は最小限にとどめます。

(5)通常の清掃活動を再開します。手洗いを徹底します。

3 その他
(1)帰宅後や登校しない日の外出は、少人数で混雑している場所や時間を避けて行動するようにしてください。

(2)児童自身やご家族の体調不良・発熱の場合は、登校をお控えください。欠席とはならず、出席停止扱いとなります。その際は、お電話もしくはWeb欠席連絡フォームにてご連絡ください。

(3)ご家族(きょうだい含む)がご家庭内で体調不良で、児童が登校している場合は、早退をお願いする場合もあります。

(4)児童が学校にて体調不良・発熱となった場合は、学校から早退の旨を連絡の上、保護者によるできるだけ速やかな引き取りをお願いします。その際は、きょうだいも含めて早退となります。

(5)感染不安による出席停止の児童、体調不良、濃厚接触者、陽性となった場合の出席停止措置の児童へは、Google Classroomのアプリを使用してご家庭に授業配信を行います。

(6)10月23日(土)の学校公開は実施予定です。出席番号で参観できる時間を割り振らせていただき、密を防ぎます。ご協力をお願い致します。

(7)健康観察(検温と記録)はこれまで通り継続します。併せて、毎日昇降口にてサーモカメラによる体温チェックも実施します。

(8)教室の窓や扉は、常時開放して空気の入れ替えをします。

(9)クラブ活動、たてわり班活動は、再開します。


↓10月1日以降の新型コロナウイルス感染拡大対応について通知↓
10.01+新型コロナウイルス対応+保護者向け通知.pdf

連光寺小の昔の話

昨日朝、転校してしまう児童のおじいさまが丁寧にご挨拶に来てくださいました。
いろいろお話をしていると、まだ多摩村だったころの連光寺小の創立のころの話になりました。
おじいさまのお父様が、この地で稲作をしており、今度ここに小学校を創りたいので土地を市(当時は多摩村)に売却してくれないかと当時の村長さんから話があったそうです。
子供たちのためならということで、ご先祖様から受け継いだ土地を村に提供してくださったのだそうです。

学校には、「沿革史」というものが備えられています。校長室の金庫に入っています。
何月何日にどんな教育活動が行われたのかを記録しているものです。
連光寺小にも、創立前の工事着工時から、現在までの記録が2冊の「沿革史」に記されています。
ちなみに今年は創立48年目です。



その「沿革史」は、通常、工事着工や創立年の4月1日から始まることが多いのですが、連光寺小のものは、連光寺小を創立するために用地を提供された方の名簿から1ページ目が始まっています。
12名の方々が土地を提供してくださり、創立されました。
歴史の重み、地域の方々の願いを感じる、1ページ目です。

ご挨拶に見えられたおじいさまのお父様の名前が、もちろん1ページ目には記されていました。
そんな心震える歴史を子供たちにも伝えたくて、早速該当の学級の朝の会にお邪魔して話をしました。
話し終わると、
「校長先生、ちょっとその名簿を見せてください」
と呼び止められました。
「あ、やっぱりおじいちゃんの名前があった!」
なんともう一人、用地を提供された方がご家族にいらっしゃいました。
聞いていた子供たちからは拍手が沸いてきました。
こうして歴史は続いていくのだなと、改めて感じました。

地域を大切にする連光寺の伝統が息づいていることを実感させる出来事でした。

ちなみにおじいさまが子供のころ、今は連光寺小の校庭の地下を暗渠で流れている大谷戸川は、田んぼの真ん中に流れており、そこでは天然のうなぎも捕れたそうです。
まるで4年生の国語で習う、「ごんぎつね」の世界です。
連光寺、なんだかやっぱり、不思議な地域のぬくもりを感じる、いいところです。
貴重なお話をありがとうございました。

↓校長室に飾ってある大正時代の連光寺本村見取図↓

雨の日に見る育ちの良さ

雨が降るといつも感心することがあります。
昇降口に立って朝の挨拶をしているときに、みんなしっかりと傘をたたんで傘立てに入れることです。
もちろんごく数人には声をかけたりもしますが、9割以上の子供たちが当たり前のように傘をたたんでいます。


家庭であればたたまずとも本数が少ないので大丈夫かもしれませんが、学校や出先など、多くの人が利用するものや場所については、配慮が必要になります。
また、傘の場合は、自分の傘の破損を防ぐ意味合いもあります。


いずれにせよ、連光寺小の子供たちを見るにつけ、しっかりと生活習慣が身についている育ちの良さを感じます。
今まで勤務してきた学校の中で、間違いなくNo.1です。
ありがとうございます。