日誌

カテゴリ:今日の出来事

これは何の角?

金曜日の昼休み、低学年の男の子が校長室を訪ねてきました。

実は何日か前から「見せたい角があるので校長室に行ってもいいですか?」と言われていたのです。

ようやくその角にご対面です。

 

なんでも、以前に伊豆に行ったときに偶然拾ったのだそうです。

全長30cmほど。一見鹿の角のようです。角をよく見ると、表面は白っぽくなっていて、匂いもほとんどしません。

角が落ちてから、かなりの時間が経っているようでした。

早速ネットで調べてみると、どうも「イズシカ」のよう・・・。字のごとく、静岡県にいる鹿です。

ところが、イズシカは獣害がかなり多く、駆除対象になっているのだそうです。ジビエとしても流通しているようでした。

 

いずれにしても、鹿の角はあまりお目にかかれない「お宝」です。大事にとっておこうね、と話しました。

自分の少年時代を思えば、大切に大切にしまっておきたい宝物のはずです。

貴重なお宝を、見せてくれてありがとう!

月食観察

途中までは良く見えていたのですが、たなびく雲に隠れてしまいました。

思ったほど赤くはならなかったですね。

みなさんは見ることができましたか?

2年生 さつまいも掘り

2年生が生活科の学習で育てていたさつまいもを掘りました。

もう少し早く掘ってもよかったのですが、学習発表会があったので、終わってから霜の降りる前にということで本日の3,4時間目に掘りました。

土の中のことなので、収穫量は予想が難しいです。

意外と葉が茂らなかったので、今年は少ないかなぁと思いつつ、掘り始めました。

 

 

 

 

さてさて、掘った収穫量は・・・

ものすごく大きいのも掘れましたし、

 

小型のリヤカーいっぱいになりました。

 

配ってみないとわかりませんが、これならば各ご家庭に2本ずつくらいは持ち帰れるかもしれません。

夕食やおやつでぜひ召し上がってください。

 

ちなみに、弦は、ヤギのえさとリースにしますので、回収です(笑)。

4,5年生 歯科医によるブラッシング指導

昨日、4年生と5年生が学校歯科医によるブラッシング指導を受けました。

歯も歯茎も、一生付き合う体の一部です。

8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動をご存じでしょうか。

80歳の時に20本の歯を残そうという運動で、平成元年に厚生省(現・厚生労働省)や日本歯科医師会などによって始まりました。歯は、日々の生活に楽しみをもたらしてくれる大切なパーツです。大事にしたいですね。

歯本体に関心が生きがちですが、それと同じくらい大切なのが歯茎です。

歯肉炎や歯周病になってしまっては、歯自体のエナメル質がいくら丈夫でも維持することはできません。

歯と歯茎の正しいブラッシングをすることが大切です。

 

例年は、4年生がブラッシング指導を受けるのですが、現5年生は昨年度実施できなかったということで、今年度4年生と同時に実施しました。

 

本来であれば、教室で実際に歯磨きをし、その後に「染め出し液(錠剤)」を使用して、磨きの残しを確認するのですが、コロナ禍ということで、教室で唾液の飛散につながることはできません。

 

そこで、染め出しは自宅で行ってもらうこととし、歯の構造や病気などの講義の後、正しい磨き方を教えてもらいました。

 

歯科医の先生、4年生、5年生の計4クラス、4時間の講義をありがとうございました。

 

 

かがやき(特別支援教室) 自分を知る「怒り」「きりかえ」について知る

かがやき(特別支援教室)の授業を覗きに行きました。

今日の授業内容は、『自分を知る「怒り」「きりかえ」について知る』という題です。

まずは今日の流れを板書で確認します。

 

どんな時に「怒り」が湧いてきて、

その「怒り」をどう表現しているか、

「怒り」を収めるにはどのような方法があるのか、

「怒り」のレベルに応じて図式化してみました。

「こんなことある?」の先生の問いかけに、「あるあるある」と、大きくうなずきながら授業は進みます。

 

特別支援教室「かがやき」は、他者とのコミュニケーションスキルを磨く場です。

コミュニケーションスキルを高めるには、当然自らの感情のコントロールが必要になります。

先日、朝の小田急線のホームで、事故により電車が遅延していることについて駅員に胸をくっつけんばかりに迫って「怒り」をぶつけているサラリーマンがいました。

「怒り」を駅員に表現したところで遅延した電車が早くなるはずもありません。仕方のないことです。

「怒り」をどうコントロールするのか、いわゆる「アンガー・マネージメント」は、子供たちと同様、大人にも当てはまる課題ですね。

 

さて、「怒り」の度合いや表現方法を振り返り、収める方法を改めて整理して知ったところで、百人一首を使って「坊主めくり」をしてみます。

殿が出れば自分の持ち札に、坊主が出れば持ち札は没収、姫が出れば没収された札をもらえるというあれです。

自分の思う通りにはいかない、自分の意図がまったく意味をなさない、運を天に任せるゲームです。

 

せっかくたまってきた持ち札が没収されたり、姫を出して取り戻そうとしても姫が出てこない等、なかなかうまくはいきません。

「イライラ」や「怒り」もたまります。

そう、このゲームを通して、授業の前半で学んだことを実践しているのです。

参加した児童みんなが、「怒り」を表現することもなく、仲間の「怒り」の収め方を確認して褒めながら、ゲームが終了しました。

 

世の中、生きているといろいろありますが、穏便に過ごしたいものですね。