日誌

カテゴリ:今日の出来事

1年生 6年生を送る会の動画

28日(月)にオンラインで行われる「6年生を送る会」。

各学年で、これまで学校を引っ張ってきてくれた6年生に感謝を込めて、プレゼントや動画を準備しています。

1年生の教室を覗くと、昨日体育館で撮った動画を試しにみんなで確認していました。

動画を確認しつつも、動画の中のあいさつや言葉、動作なども、動画を見ながら教室で暗唱したり、動作をしている1年生の姿は、とってもかわいかったです。

6年生が喜んでくれるといいね!

6年生 SDGsへの取り組み(CURETEX)

6年生が小学校生活の総まとめとして「総合的な学習の時間」で取り組んでいるSDGs。

そのSDGsに、本音と建前ではなく、真摯に本気で取り組んでいるCURETEX(キュアテックス)という会社の方々に来校していただき、会社としての社会への取り組みをお話ししていただきました。

このCURETEX(キュアテックス)という会社、12月に6年生と行ったエコプロ2021でたまたま私が立ち寄った企業ブースでした。

そこであれこれ話しているうちに、企業として取り組んでいる内容や姿勢に共感して、ぜひ子供たちの前でその企業活動にかける思いを話してほしいとお願いして実現したものです。

 

この会社、「和紙」から繊維を作っています。

マニラ麻から作る和紙は自然素材ですから、石油から作られる化繊よりも、作るときに環境に負荷をかけません。

また、マニラ麻は刈り取っても3年ほどでまた再生しているそうです。

そしてその和紙からできたCURETEX(キュアテックス)という繊維(社名でもあり、製品名でもあります)は、完全に土にかえります。

土にかえる際に、土壌を活性化もします。当然、その土地からは栄養価の高い野菜などを作ることができます。そして、この会社ではその土壌を使って野菜を栽培し、食のバリアフリーを目指してハラールやヴィーガンにも対応した誰もが食事を楽しめるような加工食品、「キュアフーズ」も作っています。

 

一方、巷にあふれている化学繊維は、そもそも原料自体が石油です。製造時に二酸化炭素が排出されます。また、化繊は、廃棄の際に燃やして処分しているのが一般的で、当然二酸化炭素を出します。放置すれば紫外線で分解されて小さくなり(絶対になくなりはしません)、マイクロプラスチックやナノプラスチックになります。マイクロプラスチックの弊害は、ここで語らずともご存じかと思います。

 

和紙から作る繊維は、薬品も使用しておらず、手が込んでいるのでコスト高です。一見、企業としての利益追求には適していない製品です。しかし、SDGsの採択以前から、SDGsの理念と等しく循環型の企業活動を行うことが大切であると考えているそうです。

企業として、「本音と建前ではなく、真摯に本気で取り組んでいる」と冒頭に書いたのはそういった意味です。

これからの社会を創っていく子供たちにSDGsの理念を学ばせることはとても大切です。そして、それを「今」実行している大人たちの思いに触れさせることも大切です。

理想を実現する、そのアクションが未来になくてはならないことだと思います。

そんな意味で、この授業が実現しました。

 

まずは会社の概要について説明です。学校で話をするのは初めてだそうです。

その後、作っている繊維、製品を実際に見せてもらいました。

元の原料は、本当に和紙(左側)。それを短冊状に細く切ります(中央)。それを撚って撚って撚って3回繰り返して、やっと糸ができます。普通の繊維は1回しか撚らないそうです。

 

見せてもらった製品は、「マスク」「Tシャツ」「ジーンズ」「靴下」「農業用マルチシート(キュアシート)」などです。

「靴下」は、宇宙ステーションに滞在した山崎直子さんが実際に使用したそうです。

抗菌性、消臭性の効果が買われての採用でした。

子供たちは、しげしげと、手触りを確かめながら実物を手にしていました。

  

  

 

実際に、見せてもらったジーンズを土にかえしてみて、朽ちていっている途中のものを取り出して持ってきてくれました。

ボロボロになって、朽ちていっていることがわかります。不思議な感じがします。

  

  

 

だんだん子供たちも真剣になってきて、1組の児童はメモをひたすら取りまくります。

  

2組の児童は、途切れないほどの質問をしていました。

 

子供たちは真摯に取り組んでいる大人たちをどう感じてくれたでしょうか。

 

最後に、この繊維「キュアテックス」で作ったアンダーマスクを一人一人にプレゼントしてくださいました。

ありがとうございます!

ぜひご家庭でも使ってみてください。もちろん、洗って何回も使用することができます。

 

私がエコプロ2021の会場で購入させてもらったマスクは、もう10回以上洗濯しています。

天然素材の自然な肌触りが気に入っているマスクです。

 

↓CURETEX(キュアテックス)↓ 

キュアテックス

2年生 私の成長記録(ストーリー)

2年生が生活科で、これまでの自分の成長を振り返って作品を作り上げました。

連小2年生の恒例行事の作品「私の成長記録」です。

 

まず大きな模造紙に、等身大の自分を描きます。

紙の上に寝転がり、友達が大体の輪郭を描きます。

お気に入り?の洋服も描き、まずは今の自分の姿かたちの出来上がりです。

小さい頃の写真を複数枚貼り、小さい頃のエピソードも書いて貼ります。(グリーンの紙)

また、今の自分が「できるようになったこと」も書いて、貼り付けました。(黄色の紙)

 

自分がこれだけ大きく成長できました!という記録になっています。

「成長記録」と題している子もいますし、「ストーリー」と題した子もいます。

ダイナミックで、その成長に思わず笑みがこぼれる、宝物のような作品ができました。

一部を紹介します。

 

学校公開の折に、ぜひじっくりとご覧ください・・・とアナウンスしたいところです・・・。

持ち帰るのを楽しみにしていてください。

5年生 わが家のおぞう煮

年明けから家庭科室前に掲示してあり、おもしろいなぁと思ってしげしげと見ていたのですが、ホームページでは紹介していませんでした。(スミマセン)

5年生が家庭科の冬休みの宿題で取り組んだ、「わが家のおぞう煮」です。

 

お雑煮は、古く平安時代に始まったといわれています。お雑煮の中に欠かせない餅はうるち米から作りますが、農耕民族である日本人にとっては、お祝いごとの時に使ったり、食べたりする特別な日の食べ物でした。神様にお供えする餅、里芋、にんじん、大根などを、元旦の朝一番に井戸から汲んだ水で、年初めの火で煮込んで元旦に食べたという習わしが始まりだと言われています。

それが今でも「お雑煮」という形で残り、新年明けて気持ちも新たに過ごしていこうという元旦に食べているわけですね。

日本人にとっては、なくてはならない正月の風物料理です。

 

さて、5年生たちは、どんなお雑煮を食べていたのでしょうか。自分の家と同じお雑煮をみんなが食べていると思ったら大違いです。

楽しみながらご覧ください。

最初は東京です。ニンジン、大根、シイタケ、鶏肉。そう、これこれ、親しみのある具ですね。

 

次は近県の静岡。ニンジンではなくて、白菜やネギなどの葉物が入っています。暖かいところならではでしょうか。

上品でおいしそうです。

 

続いては、大阪のお雑煮。なんと、白味噌です。そして、餅は、丸餅です。

見た目から違いがはっきりしたお雑煮です。

学生時代に四国の友人宅にお邪魔した時も、そういえば白味噌味でした。おいしかった思い出があります。

 

そして富山県。

日本海の幸が頭に浮かびますが、まさにその通り。焼いた魚の身をほぐしてお雑煮に入れています。

いい出汁が出ていそうです。

 

次は秋田県。秋田の名物といえば、「きりたんぽ」。

旅行に行ったときに、焼いて味噌をつけたきりたんぽをおなかいっぱい食べた記憶があります。

そして、お雑煮にももろん・・・入っています!舞茸や比内地鶏も!

 

さらに北上して青森県。

びっくり、そして興味をそそられます。食べてみたい!

なんと、いちご煮。ウニとアワビ入りでした!!!

 

最後に奄美大島。鹿児島県です。

目を引くのは、なんといってもゆで卵。正月のめでたさが表れていますね。

そう考えてみると、ほかの県のお雑煮に入っていないのが不思議なくらいです。

 

狭い日本と言われますが、南北に長いせいか、つくづく郷土色が豊かな国だと思います。

まだまだ行ったことのない県もたくさんあります。

ちょっと旅した気分にさせてくれた家庭科の課題でした。

 

 

 

 

4年生 「川は自然の宝箱」国土交通大臣賞 受賞!

4年生の「総合的な学習の時間」で学んでいる多摩川の学習「川は自然の宝箱」ですが、公益財団法人河川財団の助成金をいただいて活動を進めています。

今年度も、4年生が7月に大師河原(川崎)に行った時のバス代は、この助成金で賄いました。

令和2年度の河川財団・河川基金助成事業学校部門において、活動の内容が認められ、この度「国土交通大臣賞」をいただきました。

国土交通大臣の名前の入ったものすごい立派な賞状が届きました。ありがとうございます。

校長室前の廊下に飾ろうと思います。

子供たちと教員の学びの成果が認められ、うれしいですね。