学校の様子

　今回の「通級指導教室わかば」の授業紹介は「個別指導」です。児童と教員の１対１の指導です。児童の困り感や課題に合わせた学習を考えます。コミュニケーションスキルや学習方法を身に付ける学習をしております。
今回は、「読んだ文章を理解する力を付ける」、「漢字の学習方法を身に付ける」というねらいの学習でした。

「わかば」では、クラスでの学習の予習や復習、補充的な学習を行う場ではありません。読み、書き、計算などの学習で「うまく読めない、読んでも内容の理解ができない、うまく書けない」時に、少しでも困り感が減らせる方法を身に付ける学習をしています。

読み取りでは、文章の読解のキーワードや指示語に着目する方法に気付けるように促します。漢字を覚えるのが苦手な時は、部首とつくりを分けたカードで楽しく学んだり、タブレットを使い、反復練習をしたりします。子どもたちの困り感が少しでも軽減できるようにがんばっております。

　今日の2年2組の道徳は、”善悪の判断”というテーマです。「これまでによくないと思ったことを注意したことありますか？」いう質問からのスタートです。子どもたちは、普段の様子を思い出して、「いつもする。まあまあ。あんまりしない。」のどれかを選び、黒板に自分の名前シートを貼り付けていました。これから始まる道徳の話を自分事にするための有効な手だてです。

　友達のよくないことをしている場面を見てドキドキしている登場人物の心情や勇気をもって「やめなさいよ」と言った時の気持ちを一生懸命に想像しました。まずは、自分の考えをワークシートに書き込んだら、隣の人に伝えます。思ったこと、考えたことを人に伝える「表現する」ことを大切にしているグループワークです。

「怖かったけど勇気を出して注意しなくちゃ。」という思いになった登場人物の気持ちを想像し、勇気ある行動を劇にして演じました。道徳の授業では、様々な手だてで「自分事」にすることをねらいにしています。

　本日、「ユニセフ集会」が開かれました。代表委員会が作成した動画を各クラスで視聴しました。ユニセフの活動を伝える動画は、ユニセフ募金への協力を呼びかける子どもたちの思いが伝わる内容でした。集まった募金は、世界の子どもたちの命を守るために使われます。募金活動は来週16日（火）から18日（木）までの3日間行います。

　本日、2年生が多摩市立交通公園で交通安全教室を実施しました。曇り空の下でしたが、バスに乗って元気に出発。昨年も体験している2年生は、自分の命を守る交通マナーについて改めて学びました。歩き方や横断歩道の渡り方、自転車の乗り方を復習しました。交通公園の職員の方々のご指導のおかげで、昨年に比べて子どもたちはめきめきと上達していました。交通公園の皆様、ありがとうございました。

9/9（火）は夏休み明け最初の紙芝居シアターがありました。まだまだ暑い日が続く中、涼しい室内で物語の世界を楽しみました。以下はレイチェルさんからのメッセージです。

夏休みが明けて最初の紙芝居シアターでは、最初に『りゆうぐうのくろねこ』という韓国のお話を半分まで読みました。

そのあとは、『みんなでぽん！』をレイチェルが英語でやってみると、知っている単語を聴いて「ホワイト！」「ロボット！」「ナイス」などと繰り返しながら、「ぽん！」と手を叩いて楽しんでいました。

次に「日本語で読みたい人！」と呼びかけると10人以上の手が上がり、副校長先生とジャンケンの後、8人が順番に読むことになりました。紙芝居を読むのが大好きな1年生が多く、列に並んで1枚ずつ読んでくれました。

この夏に誕生したクプカキッズ(紙芝居アクタークラブ)のメンバーも列に並んでいて、コミュニティールームにはみんなの元気な声が響いていました。

いつものお開きの歌、「幸せなら手をたたこう」も今日は英語でやってみたところ、手をたたいたり、足を鳴らしたり、手を繋いだりとみんな笑顔で参加してくれました。「平和の輪」を作ってくれた児童の皆さん、ありがとうございました！

次回は、9月24日水曜日の中休みです！

『りゆうぐうのくろねこ』の続きをやりますからまた来てくださいね！

レイチェルより