校長日記

2月2日朝会の話


2月2日(火)全校朝会の話

 2月になりました。プール横の梅の木も花が咲き始め、とてもいい匂いがしています。まだまだ寒いですが春はすぐそこまで来ていますね。


 今日は節分の日ですので節分のお話をしたいと思います。
 今年の節分の日は、何と124年ぶりに2月2日になりました。
 地球が太陽の周りをまわる周期が微妙にずれて積み重なって、普段は2月の3日が節分の日ですが、今年は2日になりました。

 節分は、字の通り、季節を分けると書きます。
 つまり2月2日は季節の分かれ目となり2月3日の明日から季節が春に変わるのです。
 明日は、立春と言って、寒い冬から春になる切り替えの日です。なんだか心がウキウキしますね。春が待ち遠しいです。

 さて、節分といえば、豆まき。
「鬼は外、福は内」と言って豆をまき、悪い鬼を追い払い一家の幸福を願います。日本の伝統行事です。
 節分は豆をまき、邪気を払ってやり直しを誓う日という説もあります。

 この豆まきの時に心の中から追い出す鬼はいろいろですね。
 自分がたのしければいいという自分勝手鬼、自分さえ良ければいいというわがまま鬼、友達の悪口を言ういじわる鬼、やってはいけないことを後先考えずにやってしまう鬼、自分の心の中に住む鬼は「弱い心」なのですが、実はこの鬼を退治するのは大変なことなのです。
 ですが、一人一人が自分の心と向き合い、心の中の鬼を退治してください。心の中の鬼を追い出し、「福を入れる」今日にしてください。

 6年生はあと2カ月ほどで、小学校を卒業していきます。
 6年生の皆さんは、残り少ない日々をどう送っていくでしょうか。 
 また、1年生から5年生は、6年生とどのような思い出を作れるでしょうか。
 ひとつ学年が上がるまであと少ししかありません。
 どんなふうに学校生活を送るのか、一人一人、しっかり考えてみてください。

 できないことを嘆くより、できることは何かを考えて、仲良く楽しく学校生活を楽しく送りましょう。
 これでお話を終わります。