校長日記

避難訓練の話

9月2日避難訓練がありました。
 晴れていたのですが、避難時にWGBTが31度を超えました。
短時間といえども、防災頭巾をかぶって全校児童500名が外に避難するのは危険と判断し、急きょ廊下までの避難といたしました。
 

 今日は、「大地震の後、理科室から火災が発生し避難する」とい 
う訓練を行いました。しっかりと非難ができましたか?

 さて、昨日は、何の日だったか知っていますか。

 そうです、「防災の日」です。
 今から約100年前の9月1日お昼頃に、「関東大震災」という大地震が発生しました。
 地震の震度はM7、大勢の人々が亡くなりました。なんと、10万人もの尊い命が失われました。

 いつも皆さんにお話している通り、地震はいつどこで起きるか分かりません。
 恐ろしいことに、今後30年以内に、70%の確率で大地震が起こるといわれています。

 そして、江戸時代から関東大震災が起きるまでの地震の歴史記録を基に、将来発生すると予想されている地震が、「首都直下地震」です。 
 この首都直下地震がどのような規模になるのか、校長先生にも想像がつきません。

 ただ、今から10年前に起きた「3.11 東日本大震災」の時に子どもたちと非難する時、学校のプールの水がトップンタップンとものすごく揺れて、地面も歪んでうまく歩けず、非常に怖かったことを今でも覚えています。

 「自分の命は自分で守る力」をしっかりと身に付けてください。

 地震が起こると建物が崩れ、また、その後の火災が原因で亡くなる人が多いのです。いつどこで起きるかわからないからこそ、毎月の避難訓練が大切です。


 みなさんは、災害が起きたときの「避難場所」は、家族で確認していますか?
 いつもハンカチを身に付けていますか?
 先生のお話をしっかり聞いていますか?
 きちんと家族で「避難場所」や「約束事」を話し合っておきましょう。
 普段からお話をしっかり聞いて行動しましょう。

 


 これで、今日のお話を終わります。