校長日記

読書の効果

先週の児童朝会で、子どもたちに「読書の効果」についてお話をしました。
以下、お話の内容です。
みなさん、突然ですがこれから6つの数字を見せますよ。すべていえる人はいるかな?
(数字を示した後下げて、数字を見ないで手を挙げて発表してもらいました。さすがに、5,6年生は他学年より多く手が上がりました)
このように、「ものを覚える力」を記憶力と言います。漢字をたくさん覚えたり、算数の計算の仕方を覚えたり、学校ではたくさんのことを勉強して、たくさんのことを覚えなければなりません。
では、どうしたら「記憶力」を高めることができるのでしょうか。実は、記憶力テストの前に次の3つの中で、あることをしたら1つだけ「記憶力」が上がったものがあるのです。どれだと思いますか?

①トランプ
②パズル
③読書

正解は、③の読書でした。本を読むとみんなの頭の中にある脳が活発に働くようになって「記憶力」が高まるのです。本を読むことの良さはそれだけではありません。読書をする人は集中力がついて、「よしがんばろう」と思う時間が長くなるそうです。
算数で、「いろいろなやり方を考えてみよう」という学習がありますね。読書をする人は、あんな方法もこんな方法もあるよといろいろな考え方が浮かぶようになるそうです。読書をすると脳がどんどん発達して頭がよくなってきます。
ほかにもいいことがあります。嫌なことがあるとイライラしますが、読書をすると心が落ち着いてきます。ストレスが減るのでしょう。反対にゲームばかりしているとちょっとしたことでイライラしたり、うまくクリアできないと嫌になってしまったり、勉強をしていてもすぐに飽きてしまったりするようです。
東寺方小では、10月29日から読書週間が始まります。皆さんは何冊くらい本を読もうかと目標を決めている人もいることでしょう。たくさんの本を読んでいっぱい脳を働かせてくださいね。図書委員会の人たちが、楽しいこともたくさん考えてくれています。