校長日記

1月8日朝会の話

令和3年1月8日(金)始業日のお話
  
2021 あけましておめでとう!

 あけましておめでとうございます。本年度最後の後期後半が始まりました。冬休みは皆さんどう過ごしましたか?
今朝、登校してくる皆さんの元気な様子を見て、校長先生はほっとしました。

 昨日は、東京都だけで1日で2400人もの方が、新規感染者になったとのニュースが流れました。
 新型コロナ感染症が、またとてもはやってきているため、お家で過ごすことが多かったと思います。この状態は、まだまだ続くことでしょう。

 日本もそうですが、世界では多くの国の人たちが亡くなり苦しんでいます。早くワクチンができ、予防できるようになるといいな、直せるようになるといいなと願っています。
 
 すでに、お家の方々がコロナに感染したり、濃厚接触者になったり、PCR検査を受けたりしている人もいるかと思います。
 これからは、誰がいつどこで感染してもおかしくない状態です。だから、コロナに感染したお友達がいても悪口を言ったり、いじめたりしない。いつ自分がそうなるかもかわからないのですから。引き続き、気持ちを引き締めみんなで感染しないように注意して生活をしていきましょうね。

 そのためには、我慢と工夫が必要です。朝晩の体温は言われなくても自分で測る、検温表を忘れない、遅刻して皆を待たせたり迷惑をかけない、乱暴に慌てて友達にぶつからない、お友達を叩いたりやたらに触らない、マスクや洋服は毎日清潔なものに着替える、水が冷たくても手洗いする、ハンカチをしっかり持ってくる等、ねばならないことを一つ一つしっかりと実行していきましょう。
 
 さて、年末に今まで頑張ってくださっている医療従事者の方々(お医者様や看護師さんたち)にお手紙を書きましたね。覚えていますか。
 今日は「心は形となって表れる」ということをお話したいと思います。
 人の思いやりや優しさは、形を見ればその人の心がわかる、伝わるということです。例えば「立ち止まり、相手の目を見てしっかりと挨拶をする」という形。ここには相手を大事にする心、思いやりの心がはっきりと見えますね。

 授業中、真剣に話す人の方を見る。ここにも真剣に取り組もうという心が見えますね。みなさんには、この心の土台をしっかりもった人間に育ってほしいです。やさしさも、思いやりも、粘り強さも我慢強さも一生懸命さもすべてみなさんの心の土台となります。

 さあ、今日からは心の土台がぐらつかないように、次への学年に向けて自分のいいところをたくさん見つけて心の根をはり、大きな花を咲かせましょう。 

 笑顔のあふれる毎日にしましょう。先生たち、おうちの方々も、地域の方々もみんなで応援しています。あっちこっちで素敵な大きな花が咲くことを願って、校長先生のお話を終わります。