今日の東寺方小

1月20日(金)避難訓練 煙体験

今日は、1校時に火災による煙発生時の避難訓練を実施しました。校長の方からは以下の話をしました。

 

 

 

避難訓練(煙体験)の話

今日は火災による煙が発生した時に避難する方法を知るという訓練でした。実際に校舎内で火災が発生すると、非常ベルが鳴ります。

ベルの音にびっくりしないで、素早く先生の指示を聞きながら避難することが大切です。

地震が起きた時の火事も、また、放火や火の不始末できた火事も、火災はとても怖いです。火も煙もどちらも恐ろしいのです。

校長先生は、子どもの時に,なぜ火事で人は死んでしまうのだろう、大人のくせに早く逃げればいいじゃないかと不思議に思っていました。でも、その考えは間違っているということがわかりました。なぜなら、火事が起きると、煙が発生し、前が見えなくなってしまうからです。逃げようにも逃げ道がわからなくなってしまうのです。また、煙によって発生した有毒ガスを吸い込んでのどをやけどしたり、息ができなくなってしまうのです。だから、逃げ遅れて亡くなってしまうのだということが大人になって分かるようになりました。

この、「煙に巻かれることの恐ろしさ」を知るために、この後、2年生と5年生は煙体験をします。3年生以上の人たちも一度は煙体験をしていると思いますが、その時の体験をきちんと思い出してください。

煙の中をどうやって逃げたらいいのか、ポイントがあります。覚えていますか?

まず、低い姿勢を保つこと、濡れたハンカチ等で口を押え呼吸を確保すること等です。このほかにもきちんと多摩市防災安全課の方々が教えてくれますのでしっかりとお話を聞いてくださいね。いつも言っている言葉、「自分のいのちは自分で守る」ことを忘れないでください。

そしてもう一つ付け足します。昨年度韓国で起きた圧死事故です。逃げようとして大勢の人が押しかけて倒れた人たちが下敷きになって、あるいは動けないほどぎゅうぎゅう詰めになって亡くなってしまった悲しい事故が起こりました。学校も昇降口で将棋倒しになってしまったら大変なことになります。落ち着いた行動を常に忘れないでください。

これでお話を終わります。

 

 

 まったく前が見えません。

また、全体での訓練の後、2年生と5年生は煙体験を行いました。(喘息につながる児童は参加していません。)特活室にて、多摩市の防災安全課の方々にお越しいただき実施しました。煙の中の避難は、本当に前が見えず、これが有毒ガスの煙だったら・・・と恐ろしくなりました。

 

 マラソン旬間取り組みです。

持久走の取り組みの様子です。子供たちが一斉にマラソンをしている姿は圧巻です。自分のペースで走っています。また走り終わった後も歩きながら息を整えていきます。お馴染みの「走れ~走れ~俺たち~♬」という中野サンプラザ氏の軽快な曲が一日中頭の中に鳴っているのは校長だけでしょうか。。。

 

今日は地域未来塾と世話人会主催による漢字検定が行われました。漢字検定では、みんな実力を出し切ったでしょうか。結果はともあれ、挑戦するという姿勢を大いに褒めてあげたいと思います。いつも子供たちのために尽力してくださる地域の皆様、保護者の皆様、大変にありがとうございます。

 

地域未来塾には、帝京大学の学生の皆さんにも参加していただきました。

1人1人課題に取り組みます。

漢字検定の会場の様子です。

級別に分かれています。

注意をしっかり聞いています。

 

 世話人会主催で実施していただきました。

月曜日以降の天候が心配です。メール配信も致しますが、登校に気を付けるようご家庭でもお声掛けをお願いいたします。両手がふさがらないよう荷物を工夫して持たせてください。よろしくお願いいたします。月曜日も元気に登校してくださいね!